2011年12月26日月曜日

おつかれさん

先週の木曜・金曜の 2 日間,舞鶴で全国高専プロコンが開かれていた話は前回しましたね。

その結果ですが,本校から参加した競技部門 1 チーム,自由部門 2 チームのうち,専攻科生からなる自由部門チームの作品 

ALL LIGHTS! ―可視光通信による省電力照明システム― 
が,最優秀賞,文部科学大臣賞,情報処理学会若手奨励賞,The 3rd NAPROCK International Programming Contest Grand Prize,東芝ソリューション特別賞の 5 冠を達成しました。まぁ,最初の 3 つは最優秀賞をとれば自動的についてくるもの,国際プロコンは国内の最優秀チームが海外チームよりも上位ならばついてくるもので,この 4 賞は実は 2 年前にも獲得しています。それに今回は企業賞もつきました。話によれば,BCN ITジュニア賞も内定したとのこと。ありがたいことです。

一方で,もう一つの自由部門チーム,5 年生と 2 年生からなるチームの作品も,予選では全国のトップ 10 に入っていたわけで,当初の計画通り実装できて完成度が高かった点は審査委員からの評価も高かったように見えました。競技部門も 1 回戦で惜しくも僅差で準決勝進出を逃し,残念な思いをしましたが,まずまず健闘したと思います。

ただ,やっぱり結果よりも何よりも,ここに至るまでの過程と,この本選で得た経験というのは何にも代えがたいと思います。特に今回は正式メンバーやサポートメンバーで,1 年生や 2 年生という若い学生も参加していたので,大会の雰囲気とか他高専の優れた作品を見て,何かを感じ取り,刺激を受けてくれれば,必ず今後につながると思っています。来年以降のプロコン,加えて,Microsoft の Imagine Cup や情報オリンピックなど,他のコンテストにもつながっていくといいなぁ,と感じています。

一つ,注文をつけるならば,ウチの学生はマジメすぎるきらいがあるのかもしれません(まぁ,そうでない学生もたくさんいるけど…)。最優秀を取った専攻科生チームは作品やプレゼンの完成度もさることながら,見る者を惹きつけるちょっとした遊び心がありました。そういう遊びの部分は,一つ壁を突き抜けるために絶対必要なものだと思うんだよね。競技で上位に行ったチームのアルゴリズムにしたって,他の部門で評価が高かった作品だって,やっぱり,他にはない遊びの部分,トリッキーな部分が一つや二つはあったように思います。授業とか,課外活動のミーティングとかで,我々が半分冗談で,突飛なアイディアを出すと,学生の方が「さすがにそれは…」みたいな反応をすることもあるんだけど,それはそうじゃないわけよ。そういうときこそ,トリッキーで遊び心満載の自由なアイディアを出してほしい。そういう力を磨いてほしいと思うんだよね。

まぁ,今回は,僕は開発の過程や議論のときに十分サポートできていたとは言えないので,今さら,何を,と思うかもしれないけれど,やっぱり,逆にこっちがストップかけたくなるような,突飛な発想を学生には期待したいと思います。その後のことは,それから考えればいいんだからさ。

…と,いろいろ書きましたが,今回参加してくれた学生さんたちにはまずはお疲れさんと言いたいです。特にチームを引っ張ってくれた 5 年生はこれで最後だったりするので,本当にお疲れさまでした。下級生はまだチャンスがあるから,またチャレンジしてくださいね。

個人的には,次は競技で勝ちたいなぁ。やっぱ悔しいよなぁ。

一方,ボクの方は昨日から一足早く冬休みに入らせてもらっているんですが,まだいくつか仕事が残っています。今日も一つ片付けたけど,まだ終わらないものもあります。僕のアウトプットを待っている方,年内には片付けますので,今しばらくお待ちを。

あー,早く自分にもお疲れさんが言いたい。

2011年12月22日木曜日

名札コレクター

昨日から全国高専プログラミングコンテストで舞鶴に来ています。今回はウチの学校から3チーム。正式登録メンバーとサポートメンバー合わせて20人の学生が来ています。僕自身も大会の専門委員と出場チームの指導教員を兼ねていて,何と名札が 3 枚。


プロコン委員と競技部門指導教員と自由部門指導教員。これにあと,課題部門指導教員の名札があれば完全制覇だった(?)。

学生たちの成果の方は,競技部門が惜しくも準決勝進出を逃し,明日の敗者復活戦で逆転にチャレンジ。自由部門の2チームは今日,無事にプレゼンテーションを終え,明日のデモンストレーション審査に挑みます。明日の夕方には結果が出ます。

さてさて,どうなることやら。

2011年12月13日火曜日

ようやく

今日は映画の話。

昨年,僕がオーストラリアで見た最高の映画がある。
その名も "Animal Kingdom"。

実話に基づく犯罪映画だが,メルボルンで撮影されていたので,
現地での関心も高く,かつ作品としての評価も非常に高かった。
オーストラリアの映画賞 AFI Award で主要な 10 部門を独占したばかりでなく,
犯罪一家の祖母を演じたジャッキー・ウィーヴァーは
米国アカデミー賞で助演女優賞にノミネートされた。
(この辺は当時の僕のブログを参照のこと。)

単なるバイオレンスものと見過ごしてはいけない。
血の絆を描いた物語という意味では,オーストラリアが生んだ
現代の "Godfather" と言っても過言ではない。

ただ,日本ではほとんど紹介されていなかったし,
公開される気配もなかったので,DVD スルーか,下手すると
日本語版リリースすらなかったりして…なんて危惧もしかけていた。
ネットで「アニマル・キングダム」を検索しても,
フロリダのディズニー・ワールドか,伊豆の動物園しか出て来なかった。
ところが,見つけましたよ。映画館でチラシを!


東京では1月21日から日比谷でご覧いただけます。

悪いこと言いません。
ぜひご覧ください。
損はないよ。

ちなみに,チラシの裏を見ると,

クエンティン・タランティーノが年間ベスト3に選んだ

ってのが売り文句になってて,ちょっと苦笑い。
確かに,タラ好みのする作品だけど,
今でも日本だとこういう宣伝の方が効果あるんですかね?

2011年12月6日火曜日

国語

「日本語」と「英語」。どちらが得意かと言われれば,
たぶん,疑いなく母国語である「日本語」と答える。

しかし,教科としての「国語」と「英語」だとすると,
僕は疑いなく,「英語」と答える。

そう,言語としての「日本語」と教科としての「国語」は明確に違う。英語もしかり。

今朝の朝日新聞・文化面を見て,古傷が痛んだ。

大学入試に「小説」が出題されない傾向にあるという。
 国語の授業では定番だが,入試問題には出題されていないらしい。
国公立大学の 1 割がここ 5 年で小説を出題しなくなったとのこと。
私大に至ってはさらに顕著で,出題率がせいぜい 5% 程度らしい。

原因は採点の簡略化のため,選択式の問題が増え,
解釈の幅が広い小説は選択肢が作りづらいため,
問題に適さない傾向にあるとのこと。
「小説が読める人ほど,問題が解けない」なんてことまで言われている。

なるほど。

これを読んで,高校受験のときのことを思い出した。
僕が受験した頃の北海道の公立校入試は,
1 教科 60 点満点,5 教科で 300 点満点で学力試験が行なわれていた。
僕は入試の本番,「国語」で 38 点しか取れなかった。
合格ラインが 9 割程度と言われていたから,
単純計算で失点は 30 点以内が望ましい。
ところが国語だけで 22 点もロスしたのだから,ナントモ痛い。
自己採点して愕然としたもんだ…

しかも,この国語の試験,最初の「問題 1」 が全問不正解だったのだ。
個人的にもこんな経験初めてだった。
で,その問題が「詩」だった。
(27年も前の話なので記憶が定かでないが,確か,詩だったと思う。
記憶違いだったら,すみません。)

「詩」なんて,人によって解釈が違うから面白いんでしょ?
10 人いたら 10 人とも解釈違うこともあるでしょ?

というのが,27 年間の僕の持論(という名の負け惜しみ)だった。

小説だって同じこと。
詩だって映画だって,人によって,いろいろな解釈が
あるところが面白いとも言える。

詩が読める人ほど,間違ってしまったかもしれないもんね。
問題が解けないからって,詩が読めないってわけじゃないもんね。

えーーー…… (-_-;)

しかし,自分が試験の採点してて,
最初の問題全問不正解の学生なんかいたら,

コイツ,何モノ?

とか思うんだよなぁ。

やっぱ,負け惜しみかなぁ…

そそそ,あと,出題が減った原因が,「採点の簡略化」ってのが,
また何ともやるせないところではあるよね。

2011年12月4日日曜日

祝祭

しばらくぶりです。

いろいろ忙しかったり,なんだりで大変ごぶさたしとりました。

先週はずっと岩手に出張。SITA2011 で鴬宿温泉に行っておりました。SITA はもう 15 年近くずーっと出席していますが,去年は日本にいなかったんで,2 年ぶりの参戦。毎年温泉地で行なわれるわけだけど,やっぱり情報理論の世界の住人が一同に会するお祭りって感じがします。今年は毎日デューティがあって,いつもよりは忙しかったけれど,それでも 2 年ぶりのお祭りを楽しみました。岩手で開催できたってことも大きかったですね。「偉大なる」実行委員長の高田先生,お疲れ様でした。

せっかく東北まで行ったんで,東北のビールも楽しみました。盛岡では,ベアレンビールのバーを訪問。ピートを使ったエールだとか,特徴のあるところを満喫。下の写真は,アップルラガーをホットでもらったもの。寒かったんで,なかなか良かったです。


帰りには,ちょっと一関に寄り道して,「いわて蔵ビール」でおなじみ「世嬉の一酒造」を訪問しました。

さて,お祭りはこれだけではない。

週末は J リーグが最終節。J1 柏の優勝もすごかったが,何と言っても愛するコンサドーレ札幌の昇格 1 部昇格が決定した。こりゃ,お祭りでしょう。夜は自宅にて祝杯。あいにく,サッポロクラシックも北海道産の地ビールもストックがなかった(不覚…)ので,前日にいわて蔵で買ってきたオイスタースタウトをカキフライに合わせた。


冬の味覚で,北国の快挙を自宅にて小さく祝った。来年は何試合,スタジアムで見られるかなぁ?

2011年11月24日木曜日

ゾンビ

昨日のお休みは日本カトリック神学院東京キャンパスの「ザビエル祭」というのに子供を連れて行ってきた。


神学校なんて,こんな機会じゃないとなかなか足を踏み入れることができない。
ステージや出店もあるのだが,校内には芝生の坂があって,子供たちはダンボールで滑ったりして遊んでいました。

イベントで「お化け屋敷」なるものもあって,ヒマなのか,その辺をゾンビがウロウロしていたけれど…

ところで,キリスト教的にはゾンビって,どんな意味があるんですかね?

2011年11月19日土曜日

下積み

今日は上の娘(小2)の学芸会でした。
演目は「おばけじぞう」。

娘の役は「地蔵・その8」。


保育園の頃は

「大きくなったらアイドルになりたい

とか言ってたんだが…

道は遠い…

まぁ,ずっと舞台の上に上がりっぱではあったんだけどねぇ。


2011年11月18日金曜日

仕事

学校というところにもいろんな仕事がある。

授業と学生の研究指導が我々の本分だろうけれども,それ以外にもいろいろな仕事がある。僕にしたって,今年は,副学科長だ,国際交流委員長だ,教務委員だと,いろいろやっている。その中にウチの学科の2年生の副担任というのがある。

担任は英語科のムライ先生。ムライ先生とは,他でもいろんな仕事を一緒にした経験があるし,Steely Dan が好きだったりと音楽の趣味もちょっと似ているので,まぁ,それなりにやりやすい部分も多い。(笑いのセンスは,あんまり合わないんだと思う。たぶん。)

クラス担任の仕事というのも多岐にわたるわけだけれども,ウチのクラスの場合,おおよそ,学生指導は担任のムライ先生がリードして,僕は専門科目とか学科からのアプローチに関してサポートすることが多い。それに,学生とか保護者のメーリングリストだとかクラスのウェブページだとか,その辺の雑用も成り行き上,僕がやることになる。これに対して,ムライ先生は

いつもお願いばかりですが,
本日もいろいろとお願いをしていてすみません。 

とか,

本当にいろいろと頼むばかりですから,
「この先生の副担になるのはつらい!
他の人にはやめるようアドバイスしたい!」
などと 「コジマのボヤき」に書かれるのではないかと大変心配です。

などと言ってくれちゃったりするものだから,憎めない。しかも,僕自身,ムライ先生にかなり丸投げしてしまっている仕事もあるので,こんなこと言われてしまうと,かえって恐縮してしまう。

事実,学生に関わる仕事が嫌だったらこんな職業についてられないわけだし,仕事の負担にしたって,他に僕がやっているものと比較したって,それほど多かったりキツかったりするわけじゃない。正の担任の先生の方が,いろいろと心労は多いと思いますよ,ムライ先生。

そもそも物理学の概念からすると,仕事ってのは

ある物体が別の物体に力を加えることで移動したエネルギー

に相当するわけで,仕事をするってことは,何らかの力に逆らって,結果としてエネルギーを失うのだと考えれば,どんな仕事だって,楽であろうはずがない。仮に仕事がキツかったり辛かったりしても,ドライにこのことを理解した上で,生活を支えるために仕事をしているのだと考えれば,まぁ,それなりに納得も行くというものである(…行くかな?…)。

しかし,僕らが抱えている仕事には本当にいろんなものがあって,人より仕事の量が多かったり,仕事の質がキツかったりしたって,仕事に対する「対価」,すなわち給料が増えるわけではないんだな。まぁ,それでも学生とか保護者の方に感謝されたりすれば,報われた気持ちにもなるけれども。ただ,そうは言っても,「対価」がフェアに支払われていないよなぁ,と思うことは多々ある。

例えば,学会の仕事。僕もいろいろやっているけれども,基本これらはボランティア。学会からおカネが出ることはないし,そのことを承知でやっているから,ボランタリーであることに対する不満はない。しかし,ウチの学校では,ボランティアであっても学外の仕事である以上「兼業」扱いにされてしまう。つまり,他の大学なんかで非常勤講師をしているのと扱いは同じ。「兼業」の場合,対価は兼業先から支払われる,という解釈なので,ウチの学校からは電車賃も含め,ビタ一文出ない。非常勤なら,行き先の学校から謝金や交通費が出るだろうけれども,学会の仕事の場合は,何も出ない。電車賃も自腹。そもそも,兼業の場合は,出張の申請すらできない。理屈はわからないでもないけれど,なんか釈然としない。

それに,今,僕が学内でやっている「ある仕事」。これ,内容的にも結構タフな仕事なので,給与以外にも「エクストラな報酬を与えてもいいのではないか」という話が出たことがあるらしい。しかし,そんな話が一回出ただけで,決定されたわけでないどころか,キチンと検討されたわけでもないらしいから,今現在進行形の僕の仕事に対する対価は一切支払われることはない。早いとこ前向きに検討して,過去 5 年分くらいさかのぼって払ってくれないかなぁ?などと思わないこともないんだが,それはないものねだりというものか…

ボヤきが過ぎました…


しかし,あれよね。同じように「ある力に逆らってエネルギーを消費」したとしても,仕事と研究とはちょっと違う。研究成果を得ることによる達成感や満足感は,仕事が終わることで得られる満足感とは根本的に違う。エネルギーを消費したとしても精神的に受ける負担の質が違う。その意味では,研究は仕事と趣味の間にあるのかなぁ。ある種,趣味の延長が職業になっているのだと考えれば,それはそれで幸せなことかもしれない。

ちなみに,ボクの PC には,Study と Work というフォルダがあって,一応,仕事と研究を分けている。何を Study に入れて,何を Work に入れるかは,僕の気分次第。ときどき,

うー,これどっちだ?

と迷うものがあるような,ないような…


2011年11月12日土曜日

無念

今日はウチの学校は学校公開で,学生の保護者なんかが授業を見学できるっていう,まぁ,そんな日だったわけです。ということで,昨日は振替休日で今日が出勤だったわけね。

で,今日は金曜授業だったわけなんだが,金曜日は僕は授業がない。したがって,誠に残念ながら,ボクの授業を披露することはかないませんでした。

残念だなぁ。

授業を見られることは別にイヤではないし,むしろ,テンションが若干上がって,いつもより多く回してしまうかもしれない(何を?)。

ちゅうわけで,今日は自分の部屋にこもって,溜まりに溜まっている雑用を少しずつこなしていました。

結構,人は来てたらしいけれど,こちとら引きこもっていたんで,ほとんど実感できませんでした。

うーん,残念…

(↑本心だよ。こういう言い方すると信じてもらえないかもしれないけど。)

2011年11月4日金曜日

世界一

昨日は,子供を連れて高尾山に登りました。

しかし,それにしてもすごい人だった。よく知らなんだが,高尾山の登山者数は世界一らしいですね。ちょうど「もみじまつり」が始まったのと重なったこともあり,とにかく昨日はすごかった。山登ってて,人で渋滞が発生して前に進めないなんて,あんまり体験したことない。


上りは,1号路をひたすら歩き山頂へ。子供たちのペースに合わせて,2時間ちょいで登頂。下りは,途中4号路の吊り橋なんかを通って下りてきました。

途中,台風の傷痕がくっきりと残っていたり…


山頂では,少しずつ紅葉も進み始めていました。


下山途中では,こんな楽しみも…


八王子の地酒「桑乃都」。子供たちに

とーさんばっかりズルい

と言われ,アイスを買う羽目に。

子供たちは初登山だったけれど,全行程を完歩でした。上りやすいとは言え,最後まで結構元気だったなぁ。

2011年11月3日木曜日

サラリーマンの街

昨日は午後からお台場で開かれていた MATLAB EXPO 2011 というのを覗いてきた。

まぁ,その話はおいといて…
(おいとくのかよ?) 

あっちの方に出ることもめったにないので,
新橋の乗り換えついでにちょっと寄り道することにした。

こういう明確な目的のある寄り道は「ついで」とは言わないけどな。

というわけで,お邪魔したのはこちら。

Cooper Ale's さん。

ここに来るのは初めてだが,なかなか面白いビールと出会えた。

1杯目は,伊勢角屋麦酒の玄米エール


最初,鼻から感じるのはモルト由来の甘い香りだけれど,
呑んだ後に鼻に抜けてくるのは玄米の香り。
お店の人も言っていたけれど,永谷園のお茶漬けに入っている「あられ」のアレ。
ビールを呑んでいるのに玄米茶を飲んでいる気分にもなる。
かと言って色モノかというと,そんなことはない。
モルトと米の双方から来ていると思しきまったりとしたやわらかい甘み。
それでいて苦みやボディも比較的しっかりしている。
これは悪くない。
限定醸造らしいので,どこかで見つけたらお試しあれ。
アルコール度数は5.0%。

次は,少し強いものをってことで,
アメリカ西海岸はサンクレメンテ産 Left Coast Hop Juice WIPA


ホップの香りと苦みがゴリゴリ効いた,まごうことなきアメリカンペールエール。
ホップの特徴が強く出ていて,出来は悪くないけど,個人的にはエグ過ぎたかな?
グレープフルーツのようなシトラス系の香りを期待したけれど,
むしろ松ヤニ系の香りが強い。それはそれで悪くないんだが,
今日の僕の体調には合わかなったようだ。
モルトの甘みと苦みがしっかりしたフルボディ。まさに重量級。8.5%。
でもやっぱり,もう少し柑橘系のアロマやフレーバーが強い方が好きだな。

お店の人に
「これ呑むと,次が困りますよね?」
と言われ,迷った挙句,シメに選んだのが
ベルギーの Ichtegem's Grand Cru


ベルギーのフランドル地方ではよく呑まれているレッドビールの一種。
同じスタイルだと Rodenbach Grand Cru なんかはたまに呑むけれど,
僕はこれは初めて。
原料はモルト,ホップで,特に副原料はなし。
それなのに,チェリーを思わせるフルーティな香りとさわやかな甘酸っぱさ。
同じベルギーのフルーツ・ランビックを思わせるような味わい。
オーク樽で貯蔵したビールがブレンドされているとのことで,
ほのかに樽の香りも感じられる。
スパークリングワインにも似ているように思えるけれど,
ワインではこの味わいと香りは出せまい
泡立ちも豊かで,色も赤銅色でキレイ。何か高級感もあるよね。
今日のボクには合わなかったさっきのエグみをこの酸味が中和してくれた。
ちょっとデザート感覚でいただきました。

というわけで,初めての酒場で初めてのビール3種を堪能。
こちらでは,オリジナルビールも作っているそうで,
(醸造は厚木ビールさんが手がけているらしい)
来週からはオリジナルのイングリッシュ・ブラウン・エールが登場するそうだ。
僕の心をくすぐるけれど,そのために新橋…来るかなぁ?

サラリーマンの街,新橋で,
あまりステレオティピカルでない新橋の貌をのぞいた感じです。
今度,また行こう。

2011年10月28日金曜日

幻との出会い

今日は休日出勤の振替休をいただいたので,一人でちょいお出かけ。

どこへ行ったのかというと,石神井公園の近くにある JA あおば石神井ファーマーズセンター


何をしに行ったかというと,……えぇ,ちょっとビール買いに……

ウチからだと歩く時間も入れると電車乗り継いだりして1時間半近くかかるんだが,どうしても行きたい理由があった。

金子ゴールデンという,二条大麦がある。これは,1900年に現在の練馬区豊玉で金子丑次郎という人が国産ビールの需要を予見して育成した国産初のビール用大麦。次第に醸造に使われることが少なくなり,戦後はほとんど栽培されなくなってしまった幻の大麦なのだ。それを平成15年にJAと練馬区内の農家が復活させ,地ビール化に成功したということ。

それが,「金子ゴールデンビール」


このビールの存在は今年の5月か6月くらいに知っていたんだけれど,何といっても,練馬区内の 4ヶ所のJA直売所でしか扱っていないということで,なかなか足を伸ばすことができなかった。そういう意味では,いい休日だったなぁ。

醸造しているのは,練馬区内ではなく,福生にある石川酒造さん。こちらは「多摩の恵」ブランドの地ビールでおなじみ。多摩の恵には,瓶内で二次発酵させたボトルコンディションのペールエールがあるのだが,実はこの金子ゴールデンビールも,それと同じ技法で開発された同じスタイルのペールエールなのである。

まだ若いので,少し寝かせてから味わった方が深みが増すんだろうけれど,とりあえず,今の段階も味わっておこうと思い,1本開けてみた。色は,少し濁りのある黄金色。リンゴを思わせるようなフルーティな香りがツンとくる。次第にいわゆる干し草のようなアロマが支配的になるかな?苦味はしっかりしていて,結構長く後を引くけれど,モルト由来のほのかな甘みもある。後味にもその甘みは残るんだけど,ちょっと独特な甘み。表現するのが難しいけれど,トウモロコシとか,その手の穀物を食べたときのような甘みに似ている。ボディも思ったほど重たくなく,ミディアム程度かな?という感じ。ちなみにアルコール度数は 5..5% と標準的。

全体的には悪くないけれど,やっぱり少し若い印象だ。1年,2年と経つうちに味わいは変わってくるだろうから,残りのものはじっくり寝かせておこう。

ちなみに,金子ゴールデンで作った麦茶というのも買ってきた。普通麦茶は六条大麦を使うが,これもどんな味わいだか楽しみ。

そう言えば,常陸野ネストのニッポニアも金子ゴールデン使っていたよなぁ。

2011年10月27日木曜日

洗脳と教育

気になっている本があったので,図書館で借りて読んだ。確か,2ヶ月くらい前に予約したんだが,最近になってやっと順番が回ってきた(買えってか?)。

高橋誠「かけ算には順序があるのか」(岩波書店)

最近の小学校では,

6人に4個ずつミカンを配ります。ミカンは全部で何個いりますか?

という問題に対して,

6×4=24

と書くと,答の24個はマルだが,式はバツにされるって話。理系のお父さんが学校に文句言ったり,ネットに書きこんだりして,騒動になることが少なくないという。

…オレのことか…??

まだ,僕はこの事態には遭遇していないけれども,やっぱり小学校の算数の教え方には違和感を感じることは少なくない。割り算とかデシリットルとかさ。ただ,ボクが疑問を感じるのはいつも一貫していて,教えている内容ではなく,教え方なんだよね。このケースもどうやら,そういうことらしい。タイトルだけだと,この本の著者がどっち派なのかわからないので,読むまで心配してたんだけど,どうやら,ボクと同じ派だったようだ。ってか,常識的に見て,どう考えてもそっちが多数派だと思う。ちなみに「かけ算の順序問題」はネットでかなり議論が白熱した歴史があるようなので,以下では,恐らく既に議論し尽くされていることを承知で,僕なりの見方を書いてみよう。

小学校の先生方,というか,学習指導要領の言い分はこういうこと。

かけ算とは「1つ分の数」×「いくつ分」 の順序で式を書かなくてはならない。
つまり,被乗数が「1つ当たりの数」であり,乗数が「個数」でなくてはならない。
したがって,上の問題の場合,1人当たりのミカンが4個で人数が6人だから,
4×6=24
と書かなければならない。

だと…。ご存知の通り,かけ算には交換法則というのが成り立つわけで,答えはどっちでも同じわけだが,交換則は九九を一通りやった後に教える,というか九九表を見たりして,子供たちが自主的に発見することを期待するので,この時点で教えるべきではないってな話だ。

なんだよ,それ?

小学校で教えていることはまるっきり嘘ではない。ただ,教え方と違っていたからって,バツにすることないだろ?本の論調も九九の歴史なんかを手繰りながら,結論としては僕と同じ方向へ持って行ってくれているので,自分が少数派ではないことを確認できてホッとしたというわけ。

しかも,上の論法にはそもそも無理がある。何で「1つ当たりの数」をミカンの数にして,「個数」を人数にしなければならなかったのか?逆に,「1回当たり6人にミカンを配る」という試行を「4回」繰り返す,と考えれば,「1つ当たりの数」は6人になり,「個数」は回数,すなわち4回になるわけで,

6×4=24

でも問題ないことになる。本でもこのことは指摘されている。そもそも,かけ算と割り算は互いに双対な関係にあり,割り算は僕が前に書いたように,「1つ当たりの数」を求める操作に他ならない。例えば,4×6=24 という関係式は,分数で

24/6 = 4   あるいは   24/4 = 6

という式と同値であるわけだ。つまり,1人当たりのミカンの個数(左の式)を考えようが,1回当たりに配るミカンの個数(右の式)を考えようが,どれも偽りならざる真実である。このことは数学者の遠山啓も指摘していて,本の中でも,彼が

かけ算は「1あたり分」から「いくつ分」を求める計算である

と定義した上で,

6×4 でも 4×6でも,どっちでもいい

と論じていることが紹介されている。つまり,同じ問題,一つの真実をどっちの側面から見るかってだけの話なのよね。だからやっぱり,6×4がマチガイってのには,納得できない。子供が「いくつ分」を先に書いてしまったのならともかく,もし,「1当たり分」が6個だと考えて,すなわち,教科書や先生とは違う側面からこの問題を捉えて6×4という式を書いたのだとすれば,それは子供の想像力,理解力をたたえて,さらに伸ばしてあげるべきで,決して否定すべきではない。そんなことを教育者がやってはならない,と思う。

そもそも,後になれば,乗法の交換法則なるものがあることを子供たちは知ることになるわけで,なぜ,低学年ではそれを隠そうとするのか,その意図がわからない。リットルの書き方も同じこと。学校ではL,mLと書くように習うが,家の冷蔵庫に入っている牛乳パックには,ハッキリと「1000ml」と書いてある。じゃ,学校と世の中のどっちが正しくてどっちが間違っているのか?

子供たちに「今見せたくないもの」「今教えたくないもの」を執拗に隠そうとする態度は,東京都の青少年健全育成条例なんかとも発想が一緒だと思う。「臭いものにフタ」みたいな思想が見え隠れして,ものすごくイヤな感じだ。一歩外に出れば,学校では習わないもの,教えてもらえないものが世の中にはゴロゴロしている。それを隠してどうなる。子供たちがそれを目にすることを認めた上で,教えを説くのが本来の教育の姿であり,かたくなに一側面だけからの見方をゴリ押しするのは,カルト的あるいはセクト的な洗脳に近い。どうしても生理的に受け付けないんだよな。

ある意味,教育よりも洗脳の方が方法論としては楽なのかもしれない。その意味では,一つの物差しにしがみつき,考えることをやめてしまった教師が増えるのは,とても怖いと思う。しかし,上の本の最後には,

「順序固守派」だった小学校の先生が何人かその考えを改める発言をしている

とある。こういう人たちは考える能力のある先生たちなんだろう。このことは歓迎すべきだ。ただ,怖いのは,その背後に考えることをやめてしまったような人たちが何人くらいいるかってことなんだよな。人を教育するってことは,相手に頭を使わせるだけじゃない,むしろ,自分がそれ以上に頭を使うことなんだよ。違いますかね?

2011年10月23日日曜日

TOKYO

僕が 1 回目から参加している某国際会議。2005年の 2 回目からは 2 年に 1 回,奇数年の開催となっている。今年は 5 回目で中国で行なわれた。で,こないだ中国に行ったときに

次回は東京でっ!よろしくっ!

みたいなことになったんだが,国際会議とは言っても,規模のちっちゃい国際ワークショップ。都内の会議場みたいなの借りたんじゃ,経済的にかなりキツイ。しかも,ボクの場合,都内だと出張扱いにならないし,宿泊費も出ないので,基本,ラッシュの電車で毎日通いになる。それは避けたい。

というわけで,妙案だと思ったのが,八王子。国際会議を八王子でってのもあんまり聞いたことがないが,駅前の学園都市センターなら,一日2万円くらいで借りられるじゃん!バンケットもうかい鳥山あたりが使えるじゃん!

グダイディーア!

と思ったんだが,調べてみたら,3ヶ月前からの申し込みで,重なった場合には抽選…そうだった。前に学校のイベントでホール借りた時も,危うく抽選させられるとこだったんだ…

それじゃ使えないのだ…

こちとら,平日5日間同じ部屋をぶち抜きで借りたいが,さすがにそれだと抽選は免れまい…抽選に外れて開催2ヶ月前になって,会場変わりましたぁ,みたいなことは避けたい。

というわけで,今,困ってます。一応,学会の協賛を取れば,東京タワーの下の「あそこ」はテナント料金で借りられるってことまでは確認してあるんだが…他にいいとこないかなぁ?某H君が2年後も職場変わってなければ,某大学でやることも可能だけどなぁ…

ちゅうことで,東京都内 or その周辺で,成田,羽田からのアクセスが良く,1 日5万円以下で 70 名程度の会議室を無抽選で一週間借りっぱできそうなところ,ご存知でしたら,私に連絡してくださ~い。

耳寄りな情報,お待ちしております。

2011年10月22日土曜日

インドア派

寒くなってきたので、ベランダのプランターに植えてあったアボカドを鉢に植え替えて家の中へ入れてみた。さてさて無事に冬を越せますかな?

 
 
ちなみに現在高さ約30センチ。果たしてどのくらいデカくなるものやら…

2011年10月17日月曜日

脱・コミュニケーション


えー,

北九州市立大学の小嶋です。

自分でも知らないうちに電撃移籍してたのかと思いました。もちろん,完ッ璧な間違いですので,ご安心あれ…むしろ心配だってか?ってか,なんでこういう間違いが起こるんだか。

というわけで 3 週間ぶりのご無沙汰でした。この間,いろいろ忙しかったり,ここ 9 日間は中国に出張していてココにアクセスすることすらできなかったので,許してちょんまげ。

というわけで,今日は中国出張のご報告。前半(9日~12日)は桂林で行なわれた IWSDA2011 という通信のための信号設計に関する国際会議,その後,大連に移動して13日~16日は IIHMSP2011 という情報ハイディングとマルチメディア信号処理に関する国際会議でした。

IWSDA の方は 2 年に一度,日本と中国で交互に開催しているもので,前回の 2009 年は福岡で,僕もプログラム委員長を務めていました。次回は東京らしいのでまた働くことになるっぽい。桂林では僕が研究発表し,大連ではそれの延長に当たるような話を専攻科の学生に発表してもらいました。特に大連での学生の発表内容は評判が良く,この 2 編を中心にもう少しブローアップしてフルペーパーにしようかと思ってます。

さて,仕事の話はこの辺で終わりにして,やはり中国,4 千年の歴史は侮れないってことで,少し小噺をば。上のネームタグの件もそうだけど,いろいろ想定外のことがありました。その一つが大連で行なわれた IIHMSP。この会議,1ヶ月くらいまで大連のどこで行なわれるものやら,アナウンスが全然なく,本当にあるんかいな? というくらい不安でした。さすがに会議はきっちり行なわれたんだけど,初日参加受付をしたときに衝撃が!

通常,会議の受付をすると,プログラムやらネームタグやら,予稿集の CD-ROM やらが入ったバッグを渡されます。今回はそれに加えて,もう少し大きな袋が付いてきました。

なんじゃこれ?

と思って開けてみると,これが,海鮮珍味,いわゆる「乾き物」の詰め合わせ。サキイカやら干しエビやら…まぁ,大連は海に面しているから海産物が名産なんだろうけどさ…今までいろんな国際会議に出席してきたけど,お土産でおつまみセットをもらったのは初めての経験。まぁ,コストは大したことないんだろうが,450ドル払った参加費の一部が珍味に化けたのかと思うとちょっとやるせない気になりましたなぁ。

ちなみに,中国ではほとんど英語は通じない。まぁ,わが国も大して変わんないのかもしれないけれど,何か食べに行ったりして英語で話しかけても,中国語でまくしたてられる。だいたい,その時点で通じないことくらいわかるだろうに,その後も執拗に中国語でいろいろ聞かれる。あんまりしつこいので,日本語で

だからわかんねぇ,っつってんだよ!

とか言ってみたんだが,それに対しても中国語でいろいろ返してくる。この強さは一体何なんだ?世界で一番話されている言語ゆえの自信か?この間にやり取りされた情報量は限りなくゼロに近いんだが,宇宙人のジョーンズ君あたりが見たらかなり流暢にコミュニケーションを取っているように見えるんだろうなぁ。

しかし,考えてみると,程度の差こそあれ,同じようなことはヨーロッパあたり,ドイツ,フランス,イタリアなんかに行っても体験するわけで,異国語に対して母国語で返すというのは,意外と世界標準だったりするのか?日本人がまじめ過ぎるのかもしれないよね?日本でも英語で道聞かれたりしたら,

え?何?何言ってっかわかんねぇよ

とか,

えっとねー,まっすぐ行ってぇ,右!

とか言ってもいいんじゃないですかね?日本人は外国人に対してあまりに卑屈,というか,あまりに寛容すぎるんじゃないだろうか?僕んとこにも今,フィンランドの留学生が来ているけど,分かりにくいと困るからと思って,英語で話しがちになる。だけど,向こうは日本語を学ぼうという意志もあるから,今度から基本,日本語にした方がいいかもなぁ。ま,ちょっと意味合いは違うけどね。

いずれにしても,英語が話せれば何とかなるってのは実は幻想で,少なくともグローバルスタンダードではないのかもしれないですね。まぁ,校内の立場的に,ボクがこういうことを言うべきではないんだろうけどさ。

長くなりました。

最後におまけ。一応,空き時間にいろいろなところを見たんで写真をいくつかご紹介。

まず,桂林の IWSDA の会場は両江四湖という名所の一つ,榕湖という湖のほとりにあり,すごくキレイなところでした。下は湖に浮かぶ日月塔という,いわゆるツインタワー。


Conference Tour では,桂林観光の目玉,漓江の川下りに行きました。曇っていたけれど,これが絶妙に山水画のような風景を醸し出して,なかなかでした。


大連は,会場の大連理工大学が市街地から離れていたので,なかなか歩きまわる時間がなかったけれど,一昨年から公開されたという「特急あじあ号」を見に行ってきました。日本統治時代に大連からハルビンまでを結んだ日本製の特急。70 年以上前に 700 キロを 7 時間半で走ったというんだから,当時から日本の技術力がいかに優れていたかがわかります。流線形のフォルムがアールデコのポスターみたいでグーよね。


本当は時間があれば旅順の方まで足を伸ばしたかったんだけれど,決して遊びに行ったわけではない(←ココ大事!)ので,それはまたいつかのお楽しみ。

というわけで,以上,報告終わり。

さぁ,明日は科研の申請書仕上げないとなぁ。一気に現実ですわ。

2011年9月26日月曜日

デシリットル

前に小学校の割り算の教え方について書いたが,今日は単位について書く。

…いや,それだとちょっと範囲が大きいな。
具体的に言うと,リットルデシリットルについて書く。

小 2 の娘が算数のプリントの採点結果を持って帰ってきた。
「かさ」についての問題で,これこれは何リットルでしょう?みたいなやつ。

娘は答えを「」で書いていたんだが,「」ではなく「L」を使いましょうと言って, 
全部修正して再提出するように言われたらしい。

………あほか………
どういう違いがあるんだよ?L

ちなみにデシリットルも ではなく,dL と書けと。dl ではないよ,dL と書けと。
本来はリットルは l,デシリットルは dl でしょう?
見づらいから だとか L を使うだけでしょ?

何?誰が決めたの?

で,あまりに気になるんでググってみたWiki なんかを見てみると,
産総研やアメリカ標準技術局は L を使うことを推奨しているという。

なるほど。そこか?

でも,未だに議論があるらしく, 
国際標準でこの表記をせよ,と 1 本化されたわけではないらしい。

ということは,少なくとも と書いたって,間違いではないだろ?

ダメだから全部 L に書き直して再提出,ってのはやり過ぎと違うか?

ちなみにダメダメなことに,この学校のプリント, 
問題文は全部 ℓ と ㎗ で書いてある

ダメじゃん。

問題文全部書き直して,再出題しろよ。

子供は混乱するばかりじゃないですかね?
教え方を統一するなら,最初から徹底して統一すればいい。
教材で混用しておいて,片っぽはダメだから,一方に統一しろ,
なんつうのは,子供をバカにしてはいないか?
子供にだって,本来キチンと理由を説明しないと通用しないんじゃないだろか?

まぁ,かと言って,小学校 2 年生に

 昔,日本では ℓ と書いていましたが,
このように書く国が世界では少なく,本当は l と書くべきでした。
でも,l では数字の 1 などと区別が付きにくいので,
 大文字の L を使うべきだということが会議で話し合われ,
今では L を使う国が増えてきています。

なぁんて,算数の時間に説明するってのもなぁ。
まぁ,最初から全部 LdL で表記して教えていれば若干納得はできるとしても
(でも,ちょっと洗脳チックな匂いがしてイヤだ),
それでも ℓ を「間違い」として排除するのはやっぱりやり過ぎだと思うんだよね。

文句ついでにもう一つ言うと,デシリットルを教えること自体が不自然。

日常生活で出会いますか?デシリットル。

ヨーロッパなんか行くと,センチリットルはよく見る。
ちなみに手持ちのビールのジョッキ(ドイツ製)を見てみたら,
0,5l」と書いてあった(カンマなんだよね)。さすがに 5dl とは書いてない。


何で小学校では,デシリットル教えるんですかね?

それに,mll の換算を教える前に,
10 進法,少なくとも 10 のべき乗を教えるべきだと思うけど。
(まぁ,これは言い過ぎかな?)

しかし,なんか釈然としないよね。
やっぱりこの国の算数の教え方は算数ができない奴らが決めてると思う。
いや,違うな。
算数はできるのかもしれないけれど, 
教える能力が欠如している奴らが決めてるのかな?
っつうか,なんでそれに誰も反旗を翻さないのだ

2011年9月23日金曜日

中国への送金2

前に中国への送金について書いたが,同じように困っている人が多いのか,この投稿へのページヴューがいい感じで伸びているので,一応,結末を書いておこう。

まず,何が問題だったかといえば,Western Union を通した中国への送金では, メッセージが付帯できないということだった。そもそも,向こう(中国側)から,論文 No. なんかをメッセージとして付けて送れって言われたんだけどね…

意味わからん。

実はこの中国への送金は8月の帰省中に札幌のトラベレックスから行なった。東京に戻ってから,札幌支店から電話があり,メッセージが送れなかったので,メッセージ送信料金の 210 円を返金したいがどうすればよいか,と聞かれた。で,9月に出張でもう一度札幌に行くので,そのとき返してくれってことになった。ただ,このときのおねーちゃんの話では,送金自体は正常に済んでいるとのことだった。

ところが,この電話から札幌出張の間に中国から例のクレームが来て,金が受け取れないって話だったわけ。

で,こないだ,北大に行ったついでに札幌のトラベレックスを再訪し,調べてもらった。

そうしたら,電話でおねーちゃんが言ってたことは大間違いで,メッセージが送れなかったために,送金トランザクションそのものが日本国内で止まっていたってことだった。

なんだよ。

そりゃ,中国で受け取れないわな。中国から来たメールに書いてあった delivery service ってのは,そのメッセージ送信に対応していると思われ,それが中国では無効であるってことらしい。

というわけで,8月のトランザクションを一旦キャンセルして,メッセージなしで送金のみを行なった。

一応,中国側には届いたらしいこともメールで確認したので,何とかこれで大丈夫だろ。

しかし…やっぱりめんどくさいぞ,中国。

2011年9月21日水曜日

今年最後の祭

もう 2 日も経ってしまったのだが,やっと疲れも引いてきたし,3 連休のご報告。

16 日の金曜日に札幌出張から帰り,翌日からの 3 連休は,横浜大さん橋ホールで行われたビアフェス横浜2011に実行委員として参加してきた。これまでにもボランティアはやってきたが,実行委員は初めて。去年はオーストラリアにいて日本のビアフェスそのものに参加できなかったので,横浜もこれが 2 年ぶりの参戦ということになる。この会場はホールから港が見渡せて天気が良いと本当に気持ちがいい。


今回の僕の担当は,協会ブースといって,ビールだけが会場に送られてきてブルワリー関係者が来場していないビールをサービングする部門。一応,ここのパートリーダーの一人として,樽の残量管理やら冷蔵車から樽を出す際の仕切りなどを主に担当していた。

ボランティアや実行委員といっても,休憩時間などに試飲をすることはできる。というわけで,ボクが試飲したビールで印象的だったものをいくつかリポート。

ごひいきの常陸野ネストビールは,最近の僕のお気に入りホップであるソラチエースを使ったニッポニア・ピルスナーを試す。


やっぱり,この爽やか,かつシャープな香りは好きだなぁ。品種は違うが,ホップが効いているという意味では,アメリカはカリフォルニアのブルワリー LagunitasIPAHop Stupid なんかも力強かった。同じスタイルだと志賀高原ビールHouse IPA やフレッシュホップを使った Harvest Brew なんかにも感動。ここのビールは,ボクがオーストラリアの Feral なんかで堪能した IBA (インディア・ブラック・エール)や,ベルギースタイルの夏ビール,インディアン・サマー・セゾンなんかもレベルが高かった。

変わったところでは,米麹と清酒酵母をふんだんに使って,日本酒特有の甘い香りを醸し出した松江地ビールオロチが良かった。呑み口は甘いけれども度数は高めなので要注意だが…


フルーツを使ったビールも多く,今年は桃のビールも目立った。個人的に好きだったのは,箕面ビール国産桃ヴァイツェン。黄色い色もきれいだったし,桃のフルーティな香りと甘みが前面に出ていてコクもあり,ピーチネクタービールと呼ぶにふさわしい。

変わったところでは西濃ブルワリー柿ラガー。色は柿渋のような赤茶色だし,後味に柿特有の渋みが残る。ふだんは横浜西口のグリーンシープでしか呑めない横浜ピートラガーもお目見え。通常はスコッチの醸造に使われるピート(泥炭)で燻したモルトを使ったビールで,強烈にスモーキーなピートの香りにやられる。僕はこういうの好きだけど,好みは分かれるかもなぁ。沖縄ヘリオス酒造ゴーヤ DRY はその名の通り,ゴーヤを使ったラガーで,最初はモルト由来の甘みが支配的だが,後味にゴーヤの少し青い苦みが残るというもの。那覇でも呑んだが,これはこれで悪くない。ちなみに,今年の横浜市長賞と神奈川県知事賞をダブル受賞し,とても評価が高かった。

エキセントリックという意味では,山椒を使ったビールや竹炭を使ったものなど,個性的なものもたくさんあったが,中でも今年一番の色モノは栃木マイクロブルワリー海の幸ビター


なんと,昆布とシジミを使用した変わり種で,顔をしかめるお客さん続出。ただ,僕は個人的には嫌いじゃないけどね。弁当に入っていたアサリの佃煮と合わせたら結構イケたんだが…ちなみに,名古屋は金しゃちビールの赤味噌ラガーとブレンドすると味噌汁になるなんてジョークも出たほど…

フェスでは,いろいろな人との出会いも楽しい。那覇で美味いビールを呑ませてくれた Craft Beer House 麦の宮城さんとも再会できたし,ボランティアの中でも驚きの出会いがあった。横浜まで通っているボランティアとしては僕はかなり遠方から通っている方なのだが,ウチのごく近所に住んでいるという人もいたし,何と,ウチの学校,しかも情報工学科の卒業生という女性とも知り合えた。

いやぁ,いろいろですなぁ。

日本地ビール協会主催のビアフェスは今年はこれが最後。また来年,できる範囲で楽しみながらお手伝いさせてもらおうと思っています。

では。

2011年9月13日火曜日

中国への送金

10 月に中国で行われる国際会議に出席するため,参加費を国際送金した。

今どき,クレジットカード決済なんかが普通なんだが,中国あたりは未だに「金を送れ」と言ってくる。これが意外とめんどくさい。

いくつか提示された送金方法のオプションのうち,Western Union を利用するというのが,こちらにとっても,向こうにとっても便利そうだったので,これを利用して 8 月に送金した。

日本では,トラベレックスWestern Union の国際送金代理店をやっているので, これを利用。

ところがだ,最近になって連絡が来て,向こうで金が受け取れないと言ってきた。

なんだよ。

あちらの担当者曰く,僕が delivery service とかいう特別なサービスを利用したため,これが中国では利用不可で,金の受け取りができないという。

ちょっと待て。

僕は,Western Union を通した,通常の個人宛送金を行なっただけで,delivery service とか行なっていない。さらに,このトランザクションには特別な料金が課金されており,日本国内でこのサービスの処理が行われているという。

意味不明…知らんぞ,そんなの…

僕個人は,そんな取引にまったく覚えはないので,誰か他人の処理と間違えられているのではないかと思ったが,送金番号は間違っていないという。

どゆこと?

よくわからないので,近いうちにトラベレックスに出向いて確認してみる。
トラベレックスの窓口のねーちゃんも若干やるせなかったしなぁ…

あーー,しかし,中国めんどくさい。勘弁すれよ。

北海道弁講座

ウチの下の小坊主が,最近「何で何で星人」化してきた。

なにかっつうと…

「なんで?」

を連発しよる。

つい最近も…

「あと 2 つ電車乗るからね。」

「なんで?」

「そうでないと,着かないんだよ。」

「なんで?」

「着かないと困るだろ?」

「なんで?」

「………なしてもだ!」

あー,出てしまった…「なして

息子よ,正しくは「なんで?」じゃないのだ。「なして?」だぞ。


Repeat after me !

「なして?」

……… (みなさん,どうぞ)………

「なしてもだ!」

……… (みなさん,どうぞ)………


次回をお楽しみに。


2011年9月10日土曜日

アボカド

食べた後のアボカドの種を,ベランダのプランターに無造作に埋めてみた。

そしたら,芽が出て,グングンと伸び始めた。


左背後に見えるのはアサガオのツル。
右側の茶色いプランターに植わっているのは,
爽健美茶のオマケでついてきた種から育てたバジル。

バジルはジェノベーゼソースを作ったりして,かなり有効活用している。

アボカドの方は,これからどのくらい伸びるんだろう。

調べてみたら,東京でも十数メートルくらいまで伸びるんだそうだよ。

驚愕の事実

鉢植えでもそんなになるんだろか…
ま,いずれにせよ,結実は難しいらしいし,とりあえず観葉植物として育ててみるか。
 リビングがジャングル化することはないだろ。

2011年9月9日金曜日

特報

えー,3 年前から本を書いていまして,それが今秋いよいよ刊行される予定でございます。9月末か10月初めには発行されます。ただ,amazon.co.jp では,既に「予約受付中」になっており,表紙だけご覧いただけます。


9 月初めくらいからアマゾンには載りますよ,と出版社の方から聞いていたので,こないだから試してみていたんだが,今日,やっとヒットしました。こないだまではボクの名前で検索をかけると,小嶋陽菜の写真集しか出て来なかったもんで… (-_-;)

内容は上のリンクでご覧の通り,情報理論の教科書です。主ターゲットは高専高学年ですが,大学学部生でも使えると思っています。学生が自力でも読みとおせることを念頭に,徹底的にフォーマットにこだわり,内容もギリギリまでそぎ落としています。

タイトルは「はじめての情報理論」で,表紙の写真をよーく見るとわかるんだけど,一応,英文の書名も書かれています。これが

A First Course in Information Theory

という…
分かる人はお分かりのことと思うが,これはネットワーク符号化で著名な Raymond W. Yeung の教科書と同じタイトル。でも,内容的にはボクの本は

A First of the First Course in Information Theory

だと思いますけど…

もうひとつ,ややこしいことを書くと,実は最近日本語でも同じタイトルの本が刊行されている。

ま,そゆこともあるよね…

でも,日本語で書かれた情報理論の教科書としては,良くも悪くも,現状ではワン・アンド・オンリーの形式・内容,そして敷居の低さだと思いますので,タイトルは同じでも,全然別物と自負しております。(↑けっして自虐ではなく,本音でこれがウリです。)

近代科学社より近日発売!

2,310 円!

絶賛予約受付中!

授業でのご採用一家に一冊などなど,よろしくお願いします m(_ _)m

2011年9月4日日曜日

贅沢な週末

この週末の2日間,東京国際フォーラムで開催されていた東京JAZZ2011の夜の部に通った。

2日間で見たステージは
  • quasimode
  • インコグニート
  • 上原ひろみ ザ・トリオ・プロジェクト
    feat. アンソニー・ジャクソン & サイモン・フィリップス
  • 日野皓正 SPECIAL PROJECT feat. 佐藤允彦,dj honda,
    with 石井彰,日野JINO賢二,須川崇志,田中徳崇,矢野沙織,荻原亮
  • リー・リトナー with マイク・スターン,布袋寅泰,
    ジョン・ビーズリー,メルヴィン・デイヴィス,デイヴ・ウェックル
  • DMS:ジョージ・デューク,マーカス・ミラー,デヴィッド・サンボーン
の6つ。鼻血が出そうなくらい贅沢なラインナップ。

当初のお目当てはquasimode,上原ひろみ,それにリー・リトナーとマイク・スターンだった。

特に,リトナー & スターンは,去年,オーストラリアにいたため,ブルーノート東京でのライヴを見逃していたので,やっと念願がかなった。しかも,メンバーもドラマーがサイモン・フィリップスからデイヴ・ウェックルに変わっただけで,さらに加えてゲストに布袋サン。そのサイモン・フィリップスは上原ひろみと組んでるんだから,これは言うことなしだろ。

上原ひろみのピアノとサイモンのドラムスの掛け合いはスリリングで最高だった。リトナー & スターンと布袋の競演も Freeway Jam だけかも,なんて思っていたけど,いきなり Battle without Honor or Humanity で始まってボルテージも上がった。

しかし,彼らの演奏以外にもインコグニートのステージはファンキーで最高に楽しかったし,今年の大トリの DMS はまさに夢の競演。その貫禄に圧倒され,鳥肌が立った。

台風をものともしない音の洪水に乾杯。

…さて,明日は本の校正を上げねば…

2011年9月1日木曜日

お詫びと訂正

えー,昨夜,というか,ちょっと前に上げた
カップヌードルの数…

あれ,5,460 通りで正しいですね。

4 ×124なんてあり得ないよね,重複があるから。
なんかおかしいと思ったんだ。

百福翁,申し訳ない。

まずスープの種類はおいといて,具材の種類を考えてみる。

まず,4つの具がすべて異なる場合は 12C4=495 通り

次に,4 つの具のうち,1 つがダブっている場合は,
12種類から3つ選んで,さらにダブった1つを選ぶんで,
12C3 × 3 = 660 通り

4 つの具が 2 種類でしかなかった場合は,この 2 つの具を A, B とすると,
AAAB, AABB, ABBB の 3 通りがあるんで,
12C2 × 3 = 198 通り

最後に 4 つの具が全部同じだった場合は,言うまでもなく 12 通り

というわけで具のバリエーションは以上を合計して
495 + 660 + 198 + 12 = 1,365 通り

これにスープが 4 種類なんで
4 × 1,365 = 5,460 通りというわけだ。

いやぁ,何かね? 疲れかね? 蒸し暑さかね?
風呂上がりだったから脳がワヤだったかね?(フランク・ザッパか?)

すぐに訂正したから,許してちょんまげ m(. .)m

2011年8月31日水曜日

GO WEST

ここ4日ほど,家族と一緒に大阪に行ってきた。
仕事では,年に一度は大阪に行くことがあるのだが,子連れで行くのは初めて。
というわけで今回は完全に遊び三昧。

まず,日曜日。午前は東京で娘の発表会があったので,
それが終わってから大阪へ直行。

何のためって,聖地巡礼


試合も勝ったし言うことなしだが,単に観戦に行っただけじゃない。
実は甲子園の球場周辺に敷き詰められたレンガに名前が刻まれている。
 ボクの熱狂的なファンの諸君は一度甲子園を詣でて,
外野スタンド外側の地面を探してみたまえ。
家族 4 人の名前が刻まれておりまする。

翌日は,池田にあるインスタントラーメン発明記念館を見学。
ここは安藤百福がチキンラーメンやらカップヌードルを開発した聖地。
展示資料もそれなりに興味深いが,何と言ってもオリジナルの
カップヌードルが作れるというので,子供二人とボクの 3 名がトライ。
まず,マーカーでカップに絵を描いてデザイン。
その後,スープの味を 4 種類から選び,
さらに 12 種類の具材から 4 つを選んでできあがり。

というわけで,ボクが作ったのがカッパヌードル


そのまんまですがな…

ちなみに,組合せは 5,460 通りって書いてあるんだが,
スープを 4 種類から 1 つ,具を 12 種類から 4 つということだから,
実は12C4 = 1,980 通りと違うか??
さらに言えば,具は重複してもいいということだから,
本当のところは 4 × 124 = 82,944 通りじゃないだろか??

…まぁ,いいや…
世の中いろいろあるよね…


3日目は朝から USJ へ。
子供連れて休日にディズニーランドに行った身からすれば,
夏休み期間中とは言え,平日の USJ の混みはかなりマシ。
しかし,朝 7 時過ぎに出発して夜 9 時過ぎまでってのは,
正直キツイ。

ちなみに,バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライドで
並んでいる間に見たバナーに書いてあった数式…


赤丸の中…これ…ルートの中は a2+b2 の間違いじゃないのかね?
どうでもいいけど…


で,今日は基本的に東京に帰るだけ。
でも午前中に梅田の HEP FIVE で観覧車に乗って
子供は大満足だったっぽい。

大人は疲れたよ。
子供も疲れただろうけど。

…明日から仕事です…


2011年8月19日金曜日

サイラー

えー,時計作りの続編です。

5 個の歯車のうち,4 つが完成。


左上から時計回りに,歯数が 12,10,40,36 の歯車。

あと 36 のをもう 1 個作ったら,一応駆動部分の部品は揃う。

問題はキチンと噛んでくれるかだけどなぁ。

紙だし,回してるうちに丸く角がとれてくるだろ,
と高をくくっているんだが…

to be continued...

2011年8月18日木曜日

人間なんて

昨日,書き込もうと思ったら,
Blogger のエディタがずっとロード状態のままで,何もできなかった。
調べてみたら,設定で「以前のエディタ」を選ぶと問題解決。
英語だとこのバグは回避できるらしいけど。
なんかイヤな感じです。

さて,気を取り直して,昨日書こうとおもった戯言を…

子供を連れて「おたる水族館」に行って来ました。

ここは,アレだよねぇ。
水槽にいる魚が,
ウニだ,毛ガニだ,ホッケだ,ニシンだ,ババガレイだ,と,
なんとも美味しそうなラインナップ。
北の海の魚コーナーがあったりするもんで,
必然的に北の味覚オンパレードになるわけよね。

ある意味,ひと味違う。

さて,最近のここの目玉は,セイウチのコドモ「ツララちゃん」のショー。

というわけで見てきましたよ。

口笛吹いたり,手を振ったり,と,
でかい図体の割には愛らしい姿を振りまくのだが,
目玉の芸が…

ペットボトルから口に含んだ水を吹く

……というもの。

ジュリーかよ(古っ)。

しかも,観客席めがけて。


ジュリーはこんな下品なことしなかったぞ。

水の勢いたるや,かなりのもので,
前の方の座席の観客はビニールシートが配布され,自力で防御。

しかし,シートが配布されない中段まで水を勢いよく飛ばす始末。

良い子は真似しちゃいけませんよぉ。

動物だから許されるんだよぉ。

人間はやっちゃダメだよぉ。


2011年8月15日月曜日

時計職人への道

ウチの娘が算数で時計の読み方がどうも苦手だってんで,夏休みに指で動かせる時計を作って練習しようと言っていたんだが,忙しくて先延ばしになっていた。

…ってんで,今日,材料の買い出しに行ってきた次第。

長針を指で回せば,短針もキチンと回るようにするため,ボール紙を重ねて少し厚めのギアを作り,結構本格的に作ることを意図している。子供にも手伝わせようと思ったが,駆動部分は少々ハードルが高いので,娘は主に文字板などの装飾担当とするつもり。

最終的に長針と短針のギアの回転比を 12 倍にするために,歯数が 10,12,36,40 のものを組み合わせることにした。1mm 厚のボール紙を 5 枚重ねて 5mm 厚にして 1 枚のギアを作るつもり。歯数 10 とか 12 は,まだいいとして,歯数 40 とか切り抜くのかなり億劫だが,言い出した揚句仕方ない。

おとーさんの自由研究…

娘の本当の自由研究は押し花を使った写真立てだそうなので,そっちはほとんど手伝わなくても何とかなりそうだから,ヒマを見て早いとこ仕上げよう。

歯車さえできれば,ほとんどできたようなもんだからな。

ってか,それがかなりめんどくさいけどな。

……………

そもそも,算数で時計なんて教える必要があるのか??

いかんいかん,考えるより先に手を動かせ,だった…


2011年8月10日水曜日

猛暑

えー,7 日から北海道に来てます。これから 3 週間ほど,ここに潜伏する予定。

東京→那覇→東京→ハノイ→東京→札幌,と罰ゲームのような移動をしてきた。この間の飛行距離は,東京-那覇間が 1584 キロ,東京-ハノイ間が 2588 キロ,東京-札幌間が 821 キロなので,7 月 30 日から 8 月 7 日までの 9 日間で空路だけでも 9165 キロの移動をしたことになる。1 日平均 1000 キロ。まぁ,平均出す意味は全然ないけど。

距離よりもボクが懸念していたのが気温の変化。節電 & 酷暑の東京から沖縄,ハノイとクッソ暑いところを行脚した後,涼しい札幌に飛ぶことで,風邪でもひくんじゃないかと思っていた。

ところがだ。

今年の札幌は暑い。僕が来てから昨日までの 3 日間,最高気温は 31 度以上をキープ。

おいおい。話が違う。

気温の差により体調を崩すかも,という懸念は払拭されたものの,やっぱり涼しいんじゃないかという,ほのかな期待は裏切られた感じだ。

それでも湿度は沖縄やベトナムほどではないし,今日からは少し涼しくなりそうだ。今日は雨模様だが…

カラッと晴れて涼しいのを期待してるんだけどなぁ。


2011年8月4日木曜日

アジアの純真

さて,8 月 1 日に沖縄から東京に戻り,昨日、8 月 2 日からベトナムはハノイに出張に来ています。目的はウチの学校で専攻科生を対象に行なっている海外インターンシップの新しい拠点となる受入先企業を獲得すること。今日は,キヤノンベトナムと地元のソフトウェア企業・ベトソフト・インターナショナルを訪問し,いずれの企業でも実習生を受け入れてくれることとなり,好感触を得ました。

ところで,実は東南アジアは初めてのボク。ということで,知っていそうで知らなかったことも多い。いろいろ面白い話を聞きました。

一つはベトナムの国道 1 号線。これはハノイとホーチミンを結ぶだけでなく(つまり,大泉洋と鈴井貴之がカブで走破した部分だけではなく),非常に長い道の一部であること。実はアジアハイウェイ 1 号線(AH1)と呼ばれる,東京は日本橋を起点に首都高,東名,名神,山陽,九州自動車道を通り,福岡からフェリーで釜山に渡り,ソウル,平壌,瀋陽,北京,広州,香港などを通り,ベトナムを通過して,プノンペン,バンコク,ヤンゴンと東南アジアを抜け,インド,バングラデシュ,アフガニスタン,イラン,トルコなどを通過して,果てはブルガリアまで続くという 2 万キロを超える長い道の一部だというのだ。有名な話らしいのだが,よく知らんかった。

日本の区間が AH1 に含まれたのは 2003 年ということだから,にょう泉にょうが走った頃は違ったわけね。

もうひとつ。ベトナムには超高価なコーヒーがあるということ。その名もチョンという。キョンじゃない。それは八丈島。こちらはチョン。カフェ・チョン。チョンというのは,ジャコウネコのことらしい。なんでも,コーヒー豆をチョンが喰い,消化されずにウンコとして排出された中に含まれている種の部分を焙煎したものだそうだ。んんんんんん,なんでも糖度が高くて美味いんだそうですよ。ジャコウネコの消化酵素がうまいこと作用してるってことなんだろうなぁ。味わってみたいけど,こういう情報を得る前に味わいたかったという気も…

まだまだ知らないことがたくさんありますなぁ。

2011年7月31日日曜日

変わらないもの

今日のミッションは午後からの研究会出席なので,午前中は若干時間がある。

というわけで,那覇市内からバスで10分ちょいのところにある旧海軍司令部壕に行ってきた。


ここは沖縄戦終焉の地。幕僚が自決したときの手榴弾の爆発跡なんかが生々しく残っていたりする。いわゆる沖縄戦最後の砦だったわけで,同じ戦跡でも軍の施設である以上,例えばひめゆりなんかとは,やっぱり少し趣きが違う。それでも,厳かな気持ちにはなるけれど。

ただ,当時ここで起こったことは,戦時中ということを除けば,今の社会にもよくあることだと思うんだよね。現場の最前線で起こっていることは現場にいなければ理解できない。そして,そのことを知ってか知らずか,あえて現場に目を向けない輩もいる。

ね? 思い当たるフシあるでしょ??

というわけで,なんだかやるせない気分になりましたよ。

で,今は壕を中心として公園として整備されていて,周辺には団地や幼稚園なんかがあり,普通に人々が生活している。

帰りのバスが来るまで少し待つことになったので,スーパーで時間をつぶす。保存の利く食材なんかをお土産に購入したほか,ちょい面白いものを発見。手でちぎって食べられるパイナップル。


丸い粒をグリグリッと指でちぎって皮ごと食べてみた。なかなかいいじゃん。粒を全部食べたら,芯の周りの果肉を豪快に食す。これはうまいじゃん。だけど,パイナップルって食べ過ぎると舌がビリビリすんだよね。暑さしのぎにサッパリしたけど,舌が…ビリビリビリ…

2011年7月30日土曜日

沖縄の夜

さて,地獄の前期が終わりました。といっても,すぐに夏休みとなるはずもなく,僕の場合,今日から8月1日まで沖縄出張。その翌日2日から6日までベトナム出張。それで翌7日から札幌の実家に帰省と,東京→那覇→東京→ハノイ→東京→札幌,と,まぁ,水曜どうでしょう顔負けの強行スケジュールとなっている次第。

というわけで今日から沖縄。ま,今日は移動のみで,明日からミッションなので,まずはお気楽。僕にとっては,6年ぶり3度目の沖縄です。

今日は夕方に那覇着だったので,ホテルで一休みした後,夜の国際通りに繰り出す。まずは腹ごしらえ,ということで,機内でもらったクーポンで地元料理のコースが楽しめるというので,そこへ直行。


これ,最初にサーブされたラインナップ。島豆腐,ミミガー,もずく酢,紅イモコロッケ,ぐるくんの唐揚げ。中でもぐるくんの唐揚げが絶品。頭まで全部食べられる。で,この後,ゴーヤーチャンプルー,ラフテー,じーまーみ豆腐,中身汁,油味噌にご飯とかなりの量。これで1人前。胃袋には若干自信がある方なんだが,かなり堪えた。ドリンク付で,泡盛のロックを頼んだところ,単なるグラスかと思ったら


こんな感じで提供された。満足よね。

で,この後呑みに行こうと目論んでいたんだが,胃が言うことを聞かず,一旦,ホテルに退散して,世界水泳などを見る。

でも,やっぱり呑みに行こうということで,国際通り裏手にある地ビールバー「Craft Beer House 麦(ばく)」へ足を運ぶ。

ここは,日米のクラフトビール10品くらいが樽生で味わえる。

やっぱり沖縄のビールよね,ってことで,ニヘデビールのハード(アルト)を。


予想よりは軽い感じだったが,少しスモーキーなカラメル香とモルトの甘み。そこにほのかな酸味とすっきりした苦味が絡む。悪くない。

ラインナップを見ると,オレゴンの ROGUE があるので,ブラック IPA をオーダー。


通常の IPA の方はカスケードホップがゴリゴリ利いていて,まぁ,それはそれで悪くないんだが,若干エグイ感もある。一方,こちらはと言えば,そのホップの香りそのままに,深くローストされたモルトの香りと苦みも加わって,全体にうまくバランスをとれた逸品になっている。

いやぁ.沖縄でこんなビアパブに出会えるとは思ってなかったんで,感動。

店主の宮城さんと話していたら,9月の横浜のビアフェスの話題になり,宮城さん,かなり行く気満々になった様子。多分,僕はボランティアで参加すると思うんで,会場で見かけたら声かけてよね,宮城さん。

というわけで,仕事する前にかなり満足度が高まった沖縄の夜であった。

うん,目的は達したね。って,何が目的だよ。

2011年7月25日月曜日

再会

今日はメルボルンのブルワリー Thunder Road の正子さんが日本に帰って来ているということで,赤坂見附にあるビアヴァーナで再会。

今回の来日中,彼女に課せられたミッションは,ビアヴァーナの "bierstick" というテイスティングプレートのリサーチということで,二人でそれをオーダー。どうも,あそこのブルワリーでも,ビールとフードのマッチングを考えたテイスティングパドルみたいなものを提供するプランがあるとのことで,そのための調査ということ。

僕の意見も聞きたいとのことで,僕にとってはビアコーディネーターとしての初仕事だったりして :-P …とは言え,端から見ると単に呑んで喰ってるようにしか見えないという疑いも…


上の写真が bierstick。9種のビールに9種の料理が合わされている。

今日の目的はここのメニューを評価することではなく,テイスティングしながら,この手のビールとフードのマッチングお試しプレートみたいなものがどうあるべきか,を考える感じ。何が理想形か? ってかね。で,
  • どんなビールにどんな料理を合わせるべきか
  • ビールと料理のテイスティングの順番はどうあるべきか
  • 量や値段はどうするか
  • 器やトレーはどうすべきか
  • こういうプレートのターゲットは誰で,コンセプトは何か
などなど,そんなことをいろいろ話した。一応,僕の意見も呑んべえの与太話より役に立ったみたいで良かった。

この店は僕も一度来てみたかったけれど,一人でわざわざ来る感じでもなければ,子連れで来る感じでもないので,ちょうどよかった。この店は,内装や演出にも凝っていたし,バーカウンターの後ろには冷蔵ケースにたくさんのビールが並んでいて圧巻だった。ビールの保存にも神経を使っているアピールにもなってんのかな?


ビアヴァーナを出た後は飯田橋のラ・カシェットに移動して,ここのオリジナル,神楽坂ブラウンエール(下写真)や箕面W-IPAえぞ麦酒なまらにがいビールなどを堪能。久々に懐かしいメルボルンの話も聞けて楽しい時間を過ごした。


ブルワリーの方は,醸造はある程度順調に進んでるみたいだが,飲食店としてのライセンス取得が難航しているようで,いろいろ苦労があるようだ。でも,そう遠くないうちに再訪したいと思っているので,それまでに settle down するといいなぁなんて思ったりしている。

逆にオーストラリアの地ビールに関する日本語の本書いてくださいよ,みたいなリクエストもされたり…うーん,夏休みの宿題?

セミ

週末,近所の夏祭り会場で,羽化しかけのセミを発見。

2011年7月16日土曜日

問題解決能力

ある問題に直面した時,どう対処するか?

昨日,学校でちょっとした相談をしていたときに思ったことだ。

こういうとき,なぜそのような問題が生じたのか,分析をしようという輩がいる。
それ自体は悪くない。
悪くないけれど,状況によっては,まず解決策を考えるべきだろ。

原因分析はヒマな時にゆっくりやれよ。
いい頭を使ってよ。

こっちは
今,目の前にあるこの問題をどうするか?
っつってんだ。

前向いて考えようや。
前にも引用したことがあったと思うが,
寺山修司は詩「さらばハイセイコー」の中でこんなことを書いている。

ふりむくな
ふりむくな
後ろには夢がない

そうそう

ちょうど,ウチのガッコでは今,前期末試験中だ。

やべ,全然勉強してなかった!
なんでこんなに時間なくなったんだろぉ~!

なんて嘆いている学生もゼロではないだろ。

だけど,「なんで」なんて考える前に
手ぇ動かせよ。

後ろ見ても 何も起こらんよ。

というわけで,僕もこの連休は
ほぼカンヅメで本の原稿を上げます。

後ろを振り向くことはあきらめました。


2011年7月4日月曜日

休み

昨日,子供を連れて河川敷に遊びに行き,ガッツリ日焼けしたとこがかなり痛い…

それはさておき…

ヨメの会社は7月から9月まで土日勤務で,月火が休みになった。ただ,申請すると,土日に代休を取って,月火に在宅勤務にすることもできるそうだ。というわけで,今日は在宅勤務をしてたそうだ。

自動車業界なんかも土日操業になったりしているらしいが,報道によると,「平日休みになっても,何をすればいいかわからない」とかのたまっているボンクラ会社員もいるらしい。

アホかよ。

休みがあったら,やりたいこと,いろいろあるけどなぁ。休みいらないなら,その分オレにくれよ,なんてね。

オレに休みをくれぇ~♪ 5 分だけでもいいぃ~♪

うん,なかなか追いつめられてますよ。

2011年6月28日火曜日

白雪

日曜日,義姉と姪っ子が遊びに来た。

神戸の地ビールをもらった

ってことで,おすそわけをいただいた。神戸の地ビールって何だろう?って思っていたけれど,開けてびっくり。僕の愛する伊丹は小西酒造のスノー・ブランシュだった。神戸じゃなかったね。


これ,ボクが日本で出会った最初の和製ベルジャン・ホワイト・エール。本場ベルギーのものと同様,オレンジピールやコリアンダーを使用していて,スパイシーでさわやかな香りと甘酸っぱくフルーティーなフレーバーに特徴がある。この蒸し暑い季節には救世主とも言える清涼剤のようなビール。いやぁ,ありがとおぉぉ。

2 本いただいたけど,1 本は姐さんと一緒に開けました。グラスはブリュッセルのカンティヨンのテイスティンググラスで雰囲気を出した。お返しにオーストラリアのスパークリング・シラーズをごちそう。なかなかいい休日だったけれど,昼間から呑んでしまって,本来やろうと思っていた仕事はできなかったよ。ま,いっか…いや,あんま良くないんだよなぁ…

2011年6月27日月曜日

実践ものづくり

子供が持っていた防犯ブザーが壊れた。

これ,ヒモを引っ張ると,絶縁が解けて激音が鳴るという仕組み。
ところが,ふざけて引っ張ったときに,完全にヒモとその先の金具が取れてしまい,さらには電池の接触が悪くなったのか,全く鳴らなくなったらしい(正確には,ときどき,ものすごくか細く鳴る…)。

しかも,その金具の部分,どこかへ亡くしてしまったとのことで,電池を交換しても,絶縁できず,激音が鳴りっぱなしになるというタチの悪い状態に…

やっぱりこういうのは持ってた方がいいということで,これは廃棄して買い替える,とか言ってたが,どうせ捨てるなら,直してみようってことでやってみた。

フタを開けるとこんな感じ。


赤い矢印部分の穴に,本来ならば細い棒のような部品が入っていて,絶縁する仕組みになっている。この状態でボタン型電池を3個入れると激音が鳴った。電池は消耗してないっぽい。試しに爪楊枝を差し込んでみたら,音は止まる。しかし,爪楊枝だと,すぐに抜けてしまうので,簡単には抜けないような部品を使わなければならない。

家にある材料で何とか賄おうと思い,いろいろ探して見つけたのがレジャー用のプラスティックのコップ。これをハサミで細く切り,穴に差し込んでみたら,音は止まり,しかも,抜けにくい。

いいじゃんか!

ところが問題は,一度引き抜くと,素材が薄すぎて再度差し込むのに一苦労。仕方がないので,さっき試した爪楊枝とビニールテープで補強して下のような感じに…


赤い矢印の部分がプラスチックのコップの切れ端,緑の矢印が補強用の爪楊枝。これで何とか形になった。ブザーに差し込んだ完成形が下の通り。


引っ張りやすいように,ハンバーガーちゃんのストラップをつけてみた。

ま,一応形になったな。
しかし,素材がヘボいので,あまり長持ちはしなさそうだが…


…と,日曜の時点でここまで書いて保存してあったんだが,今日(月曜)になって,なんと無くなったはずの部品が発見され,僕の手作りクラフトは,とりあえず無用の長物になってしまった…

なんだかなぁ。

2011年6月22日水曜日

冷たいスープ

今日は暑かったにゃぁ。夜になっても蒸し暑さが引かないような感じでした。

というわけで,こんな日には冷たいものを…

ガスパチョ


夏だねぇ。

2011年6月10日金曜日

ビール噺3種

今週は忙しかった…というわけで,ここの更新もおよそ 2 週間ぶり。

今日はこの間のビール関連噺を 3 つご紹介。


その1: ビアフェス

先週末,日本地ビール協会主催のビアフェス東京2011が恵比寿ガーデンホールで開催された。


これは,170種を超えるビールを1回 50cc ずつテイスティングできるというイベント。僕もボランティアとして土日の 2 日間,主にビールのサービングでお手伝い。去年 1 年間は日本にいなかったので,ビアフェス自体,およそ 2 年ぶり。久々に楽しい時間を過ごした。ボランティアの合間に休憩時間もとれて,テイスティングもできる。

ごひいきの茨城・木内酒造さんは, カスク・コンディションのアロマティック・ペールエールなるものを引っ提げて参戦。柑橘系のアロマと爽やかな苦味が特徴のアメリカン・ペール。個人的にはもう少しボディがあってもいいかな?と思わないでもなかったけれど,これはこれで素晴らしい出来。


また,実家の近く,江別市にあるノース・アイランド・ビールもユニークなのを持って来てた。その名もグレフル IPA


フルーティなアロマと強烈な苦味が特徴。このブルワリー,これまであまり馴染みがなかったけど,今年帰省したらちょっとのぞきに行ってみようかな?

ちなみに,僕がサービングしたのは,エチゴのペール・エール,穂高地ビールのケルシュとアルト,あくらビールのアンバー・エールとブラウン・エール,それに銀河高原のヴァイツェン・ボックなど。特に,秋田のあくらビールは,モルティなエールを作っているイメージだったけれど,去年からホップの特徴を活かしたアメリカンスタイルのエールに路線をガラリと転換したということで,なかなか挑戦的で味わい深いエールを堪能できた。

会場では,メルボルンから来た Josie Bones の Chris Badenoch さんとも会えて,少し話もできた。仕事で忙しく疲れ気味だったけれど,充実した週末だった。


その2:味覚センサ

電子情報通信学会誌の 6月号に気になる記事を発見。タイトルは

感性ナノバイオセンサ

著者は九大大学院の都甲潔先生で,内容は,味覚を定量化する「味覚センサ」に関するもの。その中で,ビールの感覚量を測定し,どのビールがどのような味わいかを 2 次元座標上にマッピングして,ビールの味覚分析をしていた。ところがちょっとこれが個人的には腑に落ちない。2 次元マップの縦軸が「苦味(コク)」,横軸が「酸味(キレ・ドライ感)」となっているのだが,この分類が適切かというと,個人的には異論がある。

ビールの味は苦味と酸味だけではない,甘みもあるし,中には渋みや,うま味の一種を感じることのできるものもある。チリビールにいたっては,辛かったりもする。そもそも,「コク」のあるビールは「モルト感」が高い,すなわち,モルティであることが多いが,その場合,モルト由来の甘みに特徴があるわけであって,コクは苦味だと定義づけるのはちょっと納得いかない。また,「コク」というのは,そもそもビールのボディのことを指す場合が多いので,元来,味とは異なる属性である。「キレ」だって,マウスフィールやアフターテイストに由来する属性であって,酸味があるからキレがある,などとは決して言えない。世界には 100 近いビアスタイルがあるわけで,2 次元座標でプロットしつくせるほど単純な話ではないのだ。

とは言え,官能評価を定量化して,客観的に目に見える形に落とす,というのは興味深くもある。面白く論文を拝見したけれど,その一方で,ビールの複雑さ,奥深さを再確認したわけであったのだ。


その3:サンダーロード,狂い咲き

僕がメルボルンにいるときに何度も見学に行ったブランズウィックの Thunder Road Brewing が醸造した最初のオリジナルビール Full Steam Pale Lager がいよいよパブリック・リリースとなるらしい。ブルワリーでも既に最初のイベントをやったらしいし(写真がここで見られる),来週の 16 日には,フェデレーション・スクエアの Beer Deluxe でパブリック・イベントもあるらしい。

あー,行きたいなぁ,ビア・デラックス…

懐かしいねぇ。ほんの 2,3 ヶ月前のことなのに,大昔に思えてくるよ…

とにも,かくにも,おめでたい。

フィリップ,マサコさん,ハービー,マーカス,本当におめでとう!

ここからが始まりだね。

いや,ホント,早いうちに一度舞い戻りたいですわぁ…