2014年10月31日金曜日

祝成功

10月も今日で終わりですが,先週,24日からオーストラリアに来ています。

26日から29日までメルボルンの MCEC (Melbourne Convention and Exhibition Centre) で国際会議 ISITA2014 (International Symposium on Information Theory and Its Applications 2014) が開催されていました。


僕は,実行委員会の一員として Local Arrangement を担当していました。自分の研究発表もあったけれど,基本的に実行委員会部屋に詰めていました。Local 担当としては,参加者が会議とメルボルンでの滞在を楽しんでくれたのが何よりもうれしく,その意味では成功だったのではないかと思います。

Local Arrangement の仕事は,会場や参加者への配布物の準備,各種 Social Program の準備などがあります。今回は,初日のウェルカムレセプションで,僕が設立当初から何かとご縁があった,地元メルボルンのクラフトブルワリー Thunder Road Brewing のビールを4銘柄提供させていただきました。


どのビールも非常に好評で, 55リットルほど用意したビールはほぼすべて売り切ることができました。ウェルカムレセプションも,火曜日に行われたバンケットディナーも,基本,料理は地元の食材を使ったもの,オーストラリアらしさを前面に出したものをセレクトさせてもらい,これもおおむね好評だったようです。下の写真は,バンケットの前菜で提供したビクトリア州産食材を使った盛り合わせ Taste of Victoria。


中でも皿の左側にある Apple cured salmon は美味でした。

日本からの参加者には,希望者を募って,Thunder Road Brewing の工場見学も企画しました。
オーストラリアのクラフトビールはなかなか日本では飲めない上,Thunder Road のビールはドリンカビリティが高いので,参加した誰もが好みのビールを見つけることができたようです。

食事だけではなく,もちろん,アカデミックな意味でも,今回は ISITA の史上初めてポスターセッションやオーガナイズドセッションを行ない,こちらも好評でした。

僕にとってメルボルンは,4年前1年間暮らした街,第二の故郷ともいえる街です。今回参加した皆さんがこの街を気に入ってくれたことが本当にうれしい。世界で一番暮らしやすい街に,また日本の情報理論関係の皆さんが訪れてくれることを祈っています。みなさん,またこの街で何かやりましょう! (すでに何かを企んでいる人もいるとかいないとか…)

Local 担当として,アカデミックな意味の会議の成功だけではなく,地元のクラフトビールや街の魅力をお伝えできたという意味で,僕にしかできないおもてなしをできたんじゃないかとも思っています。

実行委員会の皆様,本当にお疲れ様でした。
参加者の皆様,本当にありがとうございました。
今回,参加できなかった皆様,是非,またの機会にお会いしましょう。

それから,隔年開催の ISITA,次回は 2016年に米国はカリフォルニア州モントレーで開催されることが決まっています。実は,僕は 2016 年もなぜか(本当になぜか) Local 担当として実行委員会に名を連ねています。モントレーは個人的に縁の深い土地ではないですが,今回の経験を踏まえて,また面白いことができればいいかと考えています。

個人的には,会議開催中はいろいろ忙しく走り回っていたので,メルボルン大の共同研究者を訪れることもできませんでした。ただ,今,僕は,日曜日から始まる別の会議 ITW2014に参加するため,タスマニアのホバートに来ています。共同研究者の Udaya さんは,ITW には参加するということなので,こちらでじっくりディスカッションできると思っています。

ということで,ここタスマニアでは,一参加者として会議を楽しみたいと思っています。
すみません,あと一週間ほど,留守が続きます… (^^;;;