2009年4月30日木曜日

4時間45分

 ウチの学校は今日が連休前最終日です。明日から6日間のお休みです。連休前の仕事納めは,執筆を開始した「情報理論」の教科書の件で近代科学社のY氏と打ち合わせ。少しずつ書き進めて,後期の5年生の授業で試験的に使用する予定です。執筆方針はほぼ固まりつつあるので,全体像が見える日も近いかも。
打ち合わせ後,午後6時近くに学校を出て,札幌の実家へ帰りました。
ヨメと子供はすでに昨日帰省しており,今夜やっと合流というわけです。まぁ,子供を連れて帰るのが我々の務めですねぇ。今日は平日,しかも木曜ということで,空港も空いておりました。飛行機にも空席があった。18:04に京王線狭間駅を出て,羽田から新千歳へ飛び,実家に近いJR新札幌駅に到着したのが22:41でした。学校を出発して約4時間45分。長旅ですなぁ。しかしそのおよそ半分が挟間から羽田空港という話もある。遠すぎるで。しかし,駅でこんな写真撮ってたらまるで観光客みたいだなぁ。こんなん写真撮るの初めてですね。
というわけで明日からしばしのオフ。しかし,持ち帰り仕事はかなりある。泣ける....

2009年4月29日水曜日

模様替え

 研究室の状態があまりにひどかったので,一気に片付けました。ゴミの出ること出ること。ついでに模様替えもして,ミーティングスペースを作りました。これで学生との打ち合わせや,専攻科の受講生の少ない授業ならここでできるかも。ホワイトボードとテーブルの距離が短くてちょい圧迫感がありますが,4~5人の打ち合わせなら十分できますね。前よりもものは入ったんだけど,敷居が低くなったせいか広く感じます。みなさま,ぜひ一度おいでませ。

2009年4月28日火曜日

リチウムイオン電池

 ええ,5日ぶりです。5日ぶりなのに,ボヤきです。まぁ,ブログタイトルだから,まぁいいか。昨夜,実家にゆうパックを送ろうとしました。というか送りました。えぇ,送りましたとも。これが大変でした。知らなかったこっちも悪いといれば悪いんだが,今,ゆうパックの中にリチウムイオン電池を梱包することができない!正確には所定の条件を満たさなければできない。ところが,昨夜ウチに来た集荷のおっさんは,「配送できないので,荷物から電池を出してくれ。」という。具体的にはビデオカメラに取り付けてあるバッテリーまですべて抜け,という。あり得なくないか?国土交通省の通達かと訪ねたところ,日本郵便の独自規定だと。荷物に電池が含まれると航空会社の検査ではじかれて陸路での配送になり一週間から10日ほどかかると。ナンじゃ、それ?もう、おっさんが集荷に来てしまったので,仕方ないから抜いて送りましたよ。ところが,後で郵便のウェブを見てみると,送れないんじゃなくて,きちんと表示をすれば送れる。その場でプリンタで印刷したラベルを貼れば送れたわけです。おっさんはそのことを知らなかったのか,知っていたのに面倒だから説明しなかったのか,とにかく日本郵便の公式アナウンスでは送れることになっているわけです。どうにかしてくれ。
この間も通帳に口座番号を打ってもらおうと思って窓口に行って郵便局の職員とケンカになった。全く適切な職業指導を受けていないか,顧客に対して正確な情報を伝える義務を怠っているかのどちらかとしか考えられない。ほんっとに頭にきました。我が家では今後ゆうパックは利用しないことにしようかと思います。ゆうちょも解約しようか?今や,手紙もメール便なら80円でコンビニから出せるので,郵便サービスを一切使わなくても今までと変わらぬ暮らしが続けられるはず。もう郵便サービスそのものを,少なくとも自分から能動的には使うことをやめようかと思ったら,それは可能なわけですね。しかし,顧客に対して十分な説明責任を果たすくらいの職員教育はしてほしいと思いますが....これを読んでいる日本郵便関係者の方がいれば,何らかの説明ないし弁明がほしいところではあります。
すみません,怒りにまかせて長文になってしまいました。ちなみに,リチウム電池の取り扱いについてヤマト運輸に問い合わせたところ,「通常,カメラなどと一緒に送られる方が多いですし,特に制限規定はありません」ということ。航空会社ではANAが預け荷物NGという規定はあるが,一定の条件を満たせば機内持ち込みOK。JALは小さいものであれば,機内持ち込みも預け荷物もOK(電話で確認)。航空法上で認められているものも重量が軽ければ問題にならないはず。IATAの規則改訂が今年の1月1日付ということで,まだ各社混乱が見られるのでしょうか?あるいは,サービス低下を恐れて,単に厳密な運用を避けているだけか?いずれにしても,機内持ち込み可能な品物が航空便で送れない,という理屈が全く理解できません。日本郵便も航空各社も顧客に対してスジの通った対応をしてほしいと思いますね。料金体系とか変な所で足並みそろえるくせに,こういうときだけばらばらってのが,どうも....ま,我が家に関しては,金輪際ゆうパックを利用つもりはありませんけどね。
しかし,1月にIATAの規則が変わったっつっても,それから電池4つくらい持って国際便に乗ってたけどなぁ。

2009年4月23日木曜日

休講?補講?

今朝,朝イチの授業が休講になりました。JR中央線が人身事故で40分くらい遅れたらしい。ほとんどの学生は登校していたけれど,こういう場合,学則では1・2時間目を休講にして3時間目から授業開始ということになるんだそうだ。で,1・2時間目に予定されていた授業がすっぽりなくなるのかと思いきや,来週に補講をやることになりました。というわけで,今朝,「工学基礎演習」を受講するはずだった1年生諸君。来週の木曜日は午前と午後の2回,工学基礎演習があることになります。ううむ。トータルでは仕事は増えてないんだが,何か負担が増えたような気がするなぁ...単なるボヤきですけど。

2009年4月22日水曜日

味覚破壊

 3月に2名の学生を引率してヘルシンキに行きました。我々は数日滞在後,ドイツに移動してミュンヘン工科大学(TUM)で打合せなどをして,帰国しましたが,学生たちはヘルシンキのメトロポーリア大学で1ヶ月研修を行なって,一昨日帰国しました。で,彼らは昨日から学校に復帰したというわけです。そのうちの一人3年生のM君は初日朝イチで僕の授業でした。目が合うやいなや,「お土産です!」ということでこれ(写真)を渡されました。サ、サルミアッキ!これはないだろう。これ、あれですよ。欧米でよく食されているリコリス。リコリスだけでも十分まずいのに,こいつはさらに塩化アンモニウムで味付けされているとか...塩化アンモニウムって...あり得なくないか?いや、マジ、味覚破壊、嗅覚破壊ですって。というわけで、サルミアッキがチョコでコーティングされている微妙なお菓子。小嶋教員室にありますので,チャレンジしたい学生は来室されたし。以上!

2009年4月21日火曜日

今日は営業

今日は全国高専プログラミングコンテストの協賛依頼に(株)ミクシィにやってきました。こんな仕事もしているんですよ。我ながらいろんな仕事しているなぁ,と思いますが....高専の教員というのは,仕事内容のバリエーションという意味では,他に類を見ないほどいろいろなことが要求されますね。結果は,というと感触は上々。このご時世にありがたいことだと思います。技術者の育成という観点では,学校だけではなく,企業も地力のある技術者を育てたいという意識が高くて,入社後の教育に力を入れているところが多いですね。ウチの学科からミクシィに就職した学生はまだいなかったと思うけど,今後道が開けるかもしれませんね。ただ,そう楽ではないと思うけどね。あ,ちなみに今年のプロコンは10月17・18日に木更津で開催されます。念のため。

2009年4月19日日曜日

本日の料理

 今日は,家の片付けなどをしました。出張続きと新年度の開始で,なかなか部屋が混沌としていたもんで...とりあえず,最低限度の片づけは終了。この調子で今週は研究室の整理もしたいものです。
今日のランチは,子供たちにも好評だろうということで,冷蔵庫の余り野菜とハム・ウィンナーなどを使ったドリア。やっぱり子供には好評。夜は金曜日の特売で購入した豚バラブロックを使用してローストポーク。ドイツで買ってきたソーセージ用のマスタードが合うんじゃないかと思っていたら,予想通りGood!ヴァイスブルスト(白ソーセージ)用のマスタードなんで辛くなく,どっちかっていうと甘いんですよね。だから肉もあまり味をつけずシンプルにして正解。ちなみに,出来上がりは写真の通り。ドイツ風にマッシュポテトなどを添えました。これで温かいザワークラウトあたりがあると完璧ですな。
話は変わって,昨日,来月受験する予定の某資格試験の受講票とテキストが届きました。テキストをざっと見たけれど,これなら何とかなるかも....と。何の試験かはないしょ。合格したら発表します :-P

2009年4月18日土曜日

今月2度目の・・・

 今日は情報工学科新2年生の懇親行事で,相模湖ピクニックランドへやってきました。学科の2年生全員と学科教員が参加しました。ピクニックランドって名前変わったのね。プレジャーフォレストだって。どっちがいいんだか。
午前中は小さいグループに分かれてオリエンテーリング。学生3名とボクからなる班は,係員が不可能と言っていた全ポイント制覇を達成して400点満点で優勝!優勝の原動力は,昨年担任をしたクラスのU瀬!何であんなにテンション高かったの??まぁ,完全制覇っていうのは気持ちがよかったね。
オリエンテーション終了後は野外炊飯で,わが班はシンプルにバーベキュー。かまどの火の維持にかなり手こずりました。なんでやろ?しかし,ひと月に2回も野外炊事をするとは....
天気も上々でなかなか良いイベントでした。今年の新2年生は去年ボクが持った1年4組からかなりの人数が進級しているので,なんだか親しみ深かったです。行きも帰りもJR相模湖駅から3キロくらいの道のりを歩いたんですが,山の新芽がパッチワークみたいできれいでした(写真下)。

2009年4月17日金曜日

H井君

 今日は,午後から下の子の保護者懇談会のため,午後半休を取って保育園へ行きました。園長先生や担任の先生の話を聞いていると,2週間前に僕がウチのクラスの懇談会で話したことと同じようなことを話していて,年齢が違っても,芯の部分は変わらないんだなぁ,と思いました。
子供を保育園から引き取って,夕方ヨメが帰宅してから,実はお出かけ。前の職場である電気通信大学の長岡・小川研の新歓コンパに参加してきました。僕がそこで助手をしていた時分に修士の学生だったH井君とI君が社会人ドクターで戻ってくるということで,これは行かなきゃ,と思った次第。I君は欠席でしたが,H井君と,彼と同期のOさん,さらには彼らの1年先輩のS君にも会えて,なかなか懐かしかったです。件のH井君は....まぁ,相変わらず(ここで多くは語らないことにしよう)。写真は,先日ドイツのErdinger醸造所で購入した栓抜きつきのネックストラップ。実は今日,初めて使用しました。なかなかGood。あぁ,でも,H井の写真撮るの忘れたなぁ。撮ってれば絶対ここにアップするんだった。関係者の皆さん,期待に添えず申し訳ない。次の機会に!

2009年4月16日木曜日

頼もしいです

今日,朝と昼のホームルームで,クラスの委員関係を決めました。1年生のクラスを持って2年目ですが,昨年は全部の委員を決めるのに2~3週間かかったのに,今年は1日で全ポストが決定しました。特に正学級委員に4人が立候補したのには驚くとともに感動しました。いいねぇ。こういう積極性は大事だよ。正副の学級委員に選ばれた2人にはこれからいろいろとがんばってもらおうと思っているけれど,惜しくも選ばれなかった2人も,非常に立派だと思いますので,自信をもってそれぞれの役割を果たしていって欲しいと思います。他の委員に立候補した学生,それから今回委員にならなかった学生も合わせて44人が横のつながりを作って,一つにまとまっていくことが何よりも大事だと思うので,自分のことだけでなく,他人のことにも気を配りながら,みんなでこのクラスを作り上げていきましょう。僕とGatesさんも全力でサポートします。
しかし,うまいこと決まったなぁ。何にせよ積極的なのは悪いことじゃない。...... ホームルーム早く終わりたかっただけだったりして....そんなことないよね。いや失礼,信じてますよ。とにかく,1年間このメンバーでがんばりましょう!

2009年4月15日水曜日

IP-PBX

 今日は,今年度から共同研究を行う(株)モバイル・テクニカの技術者・Iさんが研究室を訪問してくださり,研究に使用するIP電話用の交換機(IP-PBX) のデモと説明をしてくださいました。ウチの研究室の学生も多く参加しました。この機器はオープンソースのIP-PBX用ソフトウェアAsteriskを採用していることが特徴で,専攻科生を中心とした学生たちも強い関心を示していました。単なる電話交換機というだけではなく,いろいろとクリエイティブな研究に発展させることができそうです。早速,プロジェクトチームを立ち上げて研究に着手するつもりです。今年は科研費も通ったし,研究に関しては楽しみなことが多いです。あ,専攻科生のH君が見つけた符号に関する性質の証明をまだやっていなかった!早いとこ証明して論文にしなくちゃ。。。

2009年4月14日火曜日

消しゴム版画

今朝のNHKニュースで,主婦を中心に「消しゴムはんこ」なるものが流行している,というレポートがありました。家事の合間に行なえるクリエイティヴな趣味ということで,人気だそうです。ただ,私くらいの世代の人間なら,こんなツッコミを入れたくなるかも。「それ,ナンシー関じゃん!」今の学生はナンシー関なんて知らないのかな?そういえば,去年だったか,ナンシー関の消しゴム版画集が新聞の書評欄に載ってたことがあったけどなぁ。今回の流行はいろんなデザインのはんこを作ることみたいだが,そのうち,似顔絵を描くようになると,完璧ナンシー関。もう亡くなって何年になるっけ??
さて,どうでもいい話題はこのくらいにして,今日は仕事の話ももう一つ。今,今年の10月に福岡で開催されるIWSDA'09という国際会議のプログラム委員長を務めております。会議の準備は佳境に入っていまして,いろいろと仕事が立て込んでおります。授業とか会議とか担任の仕事とか論文の査読とか教科書の執筆とかプロジェクトの報告書とかいろんな仕事が立て込んでいるんですが,綱渡りで作業を進行しています。怒涛のメールのやり取りが一段落して,今日はそろそろ業務終了とさせていただきます。このブログを読んでいる符号理論,通信理論関連の研究者の皆様,10月は福岡でお会いしましょう!論文投稿締切りは6月19日です!ってここでこんな告知してどのくらい効果があるのかな??

2009年4月12日日曜日

ほぼ葉桜っ

 今日は江戸川区の大島小松川公園に花見に来ました。小松川千本桜というのが有名なところ。なんでこんなとこまで花見に.....かというと,ヨメのいとこがこの辺に住んでまして,子どもたちも一緒に,ということで。しかし,ごらんの通りほぼ葉桜.....若干咲いているところを写真におさめて来ました。
昨夜仕込んだシュウマイも今朝,蒸しまして下の写真のように持参。なかなか上出来。好評でした。公園には遊具も多いので,子どもたちは走り回って遊び,僕は桜の下でワインなど飲んだくれて昼寝.....帰りの電車(1時間ちょいかかる)では,子どもたちは爆睡。僕もちょっと寝たけど。いやぁ,貴重な休日でした。

2009年4月11日土曜日

あかいやね

 今日は子供たちを連れて近所の子育て広場へ。明日は花見。2日連続の休みなんていつ以来だろう?やらなきゃならない仕事は多いけれども,休む時はしっかり休まないとね。子供たちは仲良しの友達が来てて大フィーバー。さて,今夜は明日の花見に持って行く手作りシュウマイを仕込むのだ!皮買わないと,皮。
それで,夜9時頃,シュウマイの仕込みが終わりました。明日の朝,これを蒸すのだ。こっちは通常の皮バージョン。もうひとつ,もち米の衣をつけるバージョンも作る予定。今,もち米はうるかし中。あ,「うるかす」って北海道弁か?時々出ます。仕方ないね。明日は早いので,今日はこの辺で撤収!

2009年4月10日金曜日

Everybody's watching you!

今日は画像もないのに,ちょいと長いです。ご勘弁を。
ウチの子どもが通う保育園でクラス懇談会があり,ヨメが出席しました。何日か前にある子(A君)が別の子(B君)にいたずらをして,B君が叩き返したなんていう出来事があったそうです。これを見ていたB君の家族がA君を責めたところ,A君が泣きながら否定したものの,一部始終を見ていたため,「嘘をつくな」などとかなり激しく言ったとか言わないとか.....このことが懇談会で話題になってひと悶着あったそうな。こういう問題は子どもの世界では日常茶飯事とは言わないまでも,よくあることですね。ウチの学校でも似たようなことが起こってもおかしくない。担任なんかやっているといろいろ気を使います。
だけど,どうなんだろう?ウチの子が大事,ウチの子を守ろうっていう視点ではなく,みんなでどの子も一緒に育てようって視点で見ると,自分の子どもがやられていても,やった方の子を責めるんではなく,キチッと叱ることができるんじゃないだろうか?「責める」と「叱る」はぜんぜん違う。「叱る」っていうのは,いわゆる教育的効果を狙って指導するわけですよね。昔はそういうのが普通だったんじゃないだろうか。今,他人の子どもを叱れる親がどのくらいいるか??言われてみりゃぁ,自分でも難しいかな?とは思います。ただ,仕事として教員なんてやっていると自分とこの学生たちは,いわゆるよその子であって,それは叱ることもあるわけよね。立場が変わると普段できないこともできる,なんてのもちょっと変な話です。
で,何がいいたいかというと,自分も含めて,我々はもっと広い視野をもって,大人みんなで全部の子どもたちを育てていくんだという立場に立ってみるのもいいんじゃないかと,改めてそうすべきなんじゃないかと思った次第です。
実際,先日の入学式のときに,クラスの保護者のみなさんに向かって僕は偉そうにこんなことを言ったわけです。「学生本人と学校と家庭がタッグを組まないと良い学生教育はできません」と。これって本質的に根っこは同じなんじゃないだろうか?僕はクラスで44人の学生を預かっている。彼らを育てていくのには僕ら教員だけの力ではどうにもならない。もちろん,学生本人の力も大事。学生たちが互いに協力し合うのも大事。そして,学生の親の力も当然必要。このときに,自分の子どもだけを見るんじゃなくて,44人全員に目を向けてみましょうよと。みんながみんなの子どもなんだよと。そういう立場に立つと,なんだか少し視界が開けるような気がするし,学級そのものがひとつのコミュニティとしてまとまっていくような気がするわけです。
自分も自分以外の子どもたちを気にかける。それと同時に自分の子どもも,他のたくさんの親たちに気にかけてもらっている。これって,やっぱり安心なんじゃないだろうかって気がするわけです。どうですかね??理想論かもしれないけれど,我々の世代が取り戻すべき「失われしもの」なんじゃないだろうかと,そんなことを考えたわけです。
3月にフィンランドに出張したんですが,フィンランドは大学でも学費が全員タダ。その分税金なんかが高くて,それで賄っているのかもしれませんが,これって国民全員で若者の教育を面倒みようと,そんな大思想の下に実現されている政策のような気もするわけですよ。そんな視点が今の我々には欠けている。今のこの国に欠けているんじゃないかと。。。
昨日の夜は,まぁ,そんなことをヨメとディスカッションしまして,子どもを寝かせるのが遅くなり,それで今朝,子どもを送りに行くのが遅れ,学校にも遅れそうになったっちゅうことなんですけど(ぎりぎりセーフだったけど)。子育てって大変だけど,いろんな人がいろんなことを言い合うことで少しは楽になるのかもなぁ,とかいろんなことを考えさせられました。
これを読んでる保護者の皆さん,ウチのクラスだけでも,何かこんなような取り組み,やってみませんか?何をやればいいのかよく分かりませんが,もうちょっと考えてみたい問題です。いやぁ,しかしこういう問題が起こると,一番勉強になるのは先生だなぁ,と思いますね。保育園の先生方,いつもほんっとにお世話になっております。長くなりました。これにて失敬。

2009年4月9日木曜日

ぶっつけ本番

 今日,4年生以上の学生集会がありました。昨年度から取り組んでいる教育GP「国際通用力のある若き実践的エンジニア育成」(通称:SPHERE TOKYOプロジェクト)の説明を学生の前で行ない,学生実行委員会のメンバーを募りました。ところが!昨日,事務部に送ったスライドがバージョンの古いもので,肝心の学生向けのメッセージが入っていないやつだったぁ!仕方ないので,ぶっつけ本番でリカバーしました。
午前中の授業でも講義メモを忘れていく有様だったので,本日2度目のぶっつけ本番。それでも何とかするところは実力??いやぁ,もっと精神的に余裕があった方がいいね。今日話を聞いていた学生の皆さん,すんませんでした。いずれ,本物のスライドをどっかにアップしますので許してちょーだい。

2009年4月7日火曜日

合宿研修終了

 合宿研修が終了しました。今日は野外炊事で班単位でカレーを作りました。ご飯が黒焦げになった班、単なるカレースープになった班、いろいろありましたが、一番美味かったのは、教職員チーム。経験とチームワークの差ですな。いやぁ、材料が同じでもエライ差が出るもんだねぇ。それでも、学生たちは互いに親睦を深められたようだし、施設職員に少し辛辣な指摘も受けて思うところがあったことだろうなあ。感想文が楽しみだ。その辺のレポートはまた後日。今日はこれから授業の準備。うぅ…

2009年4月6日月曜日

合宿研修

 今日から1泊2日で1年生の合宿研修。自衛隊演習場と米軍海兵隊にはさまれた御殿場の研修所にやってきました。天気は上々で、ちょい雲もかかっているものの、富士山も良く見えてました。昼間は学生たちはビジュアルオリエンテーリングというゲームに挑戦。顔を合わせて2日目ということで、行きのバスの中は多少静かでしたが、徐々にコミュニケーションが取れて来た様子。夜は校長のスピーチの後、クラスミーティングで、一言自己紹介をしたところ、途中からプチ自慢大会の様になり、まずまず成果ありかな?という感じでした。狙い以上の収穫があったかも。こういう風に想定外のことが起こるのが教育の醍醐味かも…などとたまにはセンセらしいことも言ったりするわけです。あ、消灯時間過ぎてた!というわけで、今日はこれにて撤収!

2009年4月5日日曜日

んヶ月ぶりのスクリーン…

 久々の休日は映画を見にきました。ただし、子供を連れてプリキュア…悲しい。せめても、ということで、コーエンブラザーズの新作『バーン・アフター・リーディング』のフライヤーをゲット!いつになったらこーゆーの一緒に見れんのかなー?子供たちは入場プレゼントをもらって大満足。僕は…絶対見に来るぞ!コーエン兄弟の新作!

2009年4月4日土曜日

桜は満開?

 今日は入学式。今年も1年の担任です。去年はいろいろ忙しくなかなか学生と向き合う時間が取れませんでした。今年は何とか確保したいと思っています。ところで、校長の挨拶で桜が満開という話があったんですが、僕の印象では5分咲き......と思って、入学式会場の体育館前の桜を見ると確かに満開(←写真参照)。
しかし、ちょっと横の体育館の陰になっているところの桜は、はっきり言って5分咲き以下(下の写真参照)。
まぁ、平均をとれば、大体7分咲きくらいでしょうか?
我が家のチューリップも咲き始めました。
プロ野球も昨日開幕で、我がタイガースも開幕戦から気持ちよく花を咲かせてくれました。
今年1年が良い年でありますように。
そして担任として恥ずかしくない仕事ができますように。
年度初めに(初めくらいは?)厳粛な気持で。

2009年4月2日木曜日

こんなので始まるのか...

 とうとう4月になってしまいました。新しい年度が始まったというのに,研究室はこんなありさま。部屋の片づけをする前に,ホームルームの準備と授業の準備をしなくては!ブログなど立ち上げている場合ではないと知りつつ......というわけで,忙しいときにこそ現実逃避して,つれづれなるままにボヤいていこう,という独りよがりな態度をなにとぞ,お許しあれ。