2009年4月28日火曜日

リチウムイオン電池

 ええ,5日ぶりです。5日ぶりなのに,ボヤきです。まぁ,ブログタイトルだから,まぁいいか。昨夜,実家にゆうパックを送ろうとしました。というか送りました。えぇ,送りましたとも。これが大変でした。知らなかったこっちも悪いといれば悪いんだが,今,ゆうパックの中にリチウムイオン電池を梱包することができない!正確には所定の条件を満たさなければできない。ところが,昨夜ウチに来た集荷のおっさんは,「配送できないので,荷物から電池を出してくれ。」という。具体的にはビデオカメラに取り付けてあるバッテリーまですべて抜け,という。あり得なくないか?国土交通省の通達かと訪ねたところ,日本郵便の独自規定だと。荷物に電池が含まれると航空会社の検査ではじかれて陸路での配送になり一週間から10日ほどかかると。ナンじゃ、それ?もう、おっさんが集荷に来てしまったので,仕方ないから抜いて送りましたよ。ところが,後で郵便のウェブを見てみると,送れないんじゃなくて,きちんと表示をすれば送れる。その場でプリンタで印刷したラベルを貼れば送れたわけです。おっさんはそのことを知らなかったのか,知っていたのに面倒だから説明しなかったのか,とにかく日本郵便の公式アナウンスでは送れることになっているわけです。どうにかしてくれ。
この間も通帳に口座番号を打ってもらおうと思って窓口に行って郵便局の職員とケンカになった。全く適切な職業指導を受けていないか,顧客に対して正確な情報を伝える義務を怠っているかのどちらかとしか考えられない。ほんっとに頭にきました。我が家では今後ゆうパックは利用しないことにしようかと思います。ゆうちょも解約しようか?今や,手紙もメール便なら80円でコンビニから出せるので,郵便サービスを一切使わなくても今までと変わらぬ暮らしが続けられるはず。もう郵便サービスそのものを,少なくとも自分から能動的には使うことをやめようかと思ったら,それは可能なわけですね。しかし,顧客に対して十分な説明責任を果たすくらいの職員教育はしてほしいと思いますが....これを読んでいる日本郵便関係者の方がいれば,何らかの説明ないし弁明がほしいところではあります。
すみません,怒りにまかせて長文になってしまいました。ちなみに,リチウム電池の取り扱いについてヤマト運輸に問い合わせたところ,「通常,カメラなどと一緒に送られる方が多いですし,特に制限規定はありません」ということ。航空会社ではANAが預け荷物NGという規定はあるが,一定の条件を満たせば機内持ち込みOK。JALは小さいものであれば,機内持ち込みも預け荷物もOK(電話で確認)。航空法上で認められているものも重量が軽ければ問題にならないはず。IATAの規則改訂が今年の1月1日付ということで,まだ各社混乱が見られるのでしょうか?あるいは,サービス低下を恐れて,単に厳密な運用を避けているだけか?いずれにしても,機内持ち込み可能な品物が航空便で送れない,という理屈が全く理解できません。日本郵便も航空各社も顧客に対してスジの通った対応をしてほしいと思いますね。料金体系とか変な所で足並みそろえるくせに,こういうときだけばらばらってのが,どうも....ま,我が家に関しては,金輪際ゆうパックを利用つもりはありませんけどね。
しかし,1月にIATAの規則が変わったっつっても,それから電池4つくらい持って国際便に乗ってたけどなぁ。

8 件のコメント:

  1. 私も、リチウム電池の件で、電話で郵便局に問い合わせたところ、自社のホームページに対しての質問なのに、発送方法(表記に関して)は、「解りません。すみません。」の一点張りで、喧嘩になったことがありました。
    これに限らず、今までも多々問題がありました。全く郵便局の職員教育のお粗末さは、人によって言うことがバラバラで、遊びでやっているのかとさえ、思います。
    管理人さんと同じ、今後郵便局関係の取引は、考えようと思っています。

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  2.  まぁ,あんまりこの件に関する議論が白熱しても困りますが,私の場合,先方が「わからない」とはっきり言ってくれさえすれば,それで済んだと言う気もします。嘘を言ったり,必要な情報をあいまいにしか教えてくれなかったりすることが問題だと思います。医療関係ではインフォームドコンセントの考え方が浸透してきていますが,他の分野では,なぜそうなるのか?なぜそのようなルールになるのか?ということについて,理由を正確に説明してくれることが非常に稀であるような気がしてなりません。しかし,我々にはそれを知る権利がある。知らないうちに,思いもしない方向へシステムやルールが変わる危険性もあります。これはこの国の政治を含めたあらゆる局面で感じられる危険です。
     僕は学生にも「分からないことは分からないとはっきり言う」ように言うことがよくあります。知ったかぶりをして,周りがその態度を信用してしまうと,後で全員が不利益を被るからです。
     あまり腹を立ててばかりいても疲れてしまいますが,郵便に限らず,サービスの受け手である我々と提供者側との間でこのようなやり取りを行なっていくことで,少しでもサービスが向上して住みやすい国になって欲しいと思います。
     学校教育でも同じですけどね。学生や家庭との対話が重要という意味では。そういう意味では自分たちも改めて気を引き締めなければ,と思います。

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  3. 郵便局だけではありません、今日ヤマト便を使ってPCを沖縄の友人に送ろうとしたら、やはりリチュームイオン電池のついているものはNG、(陸送ならOK)「え、じゃ、じゃあ電池外します」 「電池外してもこちらでは確認できないんで、お返しします」
    でもこれはビデオカメラやNOTE PCの大きなバッテリーの話では有りません。 デスクトップPCのBIOS用にリチュームコインバッテリーの話です。
    頭に来たので、直接本社に電話しましたら、同じ反応、「ヤマトは料金を安くしているので、細かい対応はできません!」と言われてしまいました。 そのデスクトップPCは今でもまだ家に梱包したまま置いてあります。
    まぁ、陸送+船便で送れば良いんですけど、急ぎの人はどうするんですかね。 手持ち(預け)で自分で飛行機に乗って持参でしょうか? ひどい話です。

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  4. 上の記事にも書いてありますが,実はリチウムイオン電池は国内航空便で送れます。ただ,発送人が事前にメーカーに非危険物であることを確認したうえで,品名や規格を明記した専用のラベルを荷物の外面に添付することが条件です。

    http://www.post.japanpost.jp/whats_new/2009/0406_01.html

    ですから,郵便局にしろ,ヤマト運輸にしろ,既定としては「送れない」とは宣言していない。推測するに,恐らく現場の判断で,面倒だから取り扱わない,というのが正直なところだろうと思います。いずれにせよ,ウェブには送る方法が明記されているわけなので,日本郵便が会社ぐるみでウソをついているか,現場の職員がついているか,二つに一つです。普通に考えると,明らかに後者がクロです。

    一方,国際便は最近かなり規制が厳しく,IATA の条件をクリアするためには大量の添付書類を要求されるらしいです。航空機への持ち込みは国内外を問わず,大量でない限り OK です。

    デスクトップ PC なら,ヤマトのパソコン宅急便で送れるはずだと思うんですが…ノート PC が送れることが明記されているし,まさか,本体だけでバッテリーが NG ってことはあり得ないと思うんですけどね。

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  5. 東京高専情報科出身の息子がオーストラリアでプー太郎。
    アイフォン(以前使っていたアイフォン3)を送って欲しいというので、
    郵便局へ。「電池は入ってないですよね」「はい」と答えて預けて帰ったのですが、夜電話がかかってきて(電話番号は書いてなかったのになぁ。多分別件で知らせてあった情報?)「アイフォン自体、送れない」とのこと。
    知らなかった。すぐネットで確認して、息子に文句。彼もその日の朝、知ったとの事。
    「アイフォンって書かなきゃ良かったんじゃない?」
    「X線検査で分かるんじゃない?」
    その後、フェデックスとDHLに電話して聞いてみましたが、個人→個人ではやはり、ダメらしいです。
    バゲッジフォワードコムという代行業者に電話したら送れるというので、トライしてみます。

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  6. すみません,かなりまえにコメントもらったんですが,そのまま忘れてしまってました。「電池入ってない」ってことですが,ひょっとして iPhone は電池を抜くことができないんじゃないですか?iPod なんかも同じだと思いますけど。リチウムイオン電池内蔵で抜くことが不可だとすると,個人で航空便での発送はかなり困難だと思います。その後,どうなりました?

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  7. 以前、中古でノートパソコンを買いましたが、バッテリー装着状態でフツーにヤマト運輸の宅急便(国内)で送られてきました。そして、いきなりOSが立ち上がらなかったので即、返品。近所のセブンイレブンから、これまたフツーにヤマトの宅急便で、単純に”ノートパソコン”と書いて(もちろんバッテリー付けたまま、せいぜいワレモノに丸したぐらいで)送りました。そして、送れました。
    陸送だったんですかね。(来るとき)通常と、たいした日数変わらなかったんですけど。

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  8. コメントありがとうございます。よくわからないんですよね。一応,トラブルになるのが嫌だから,飛行機に乗るときは,いつもバッテリ類を個別の袋に入れて手荷物で持ち込むようにしているけれど,そういうインストラクションって実はどこにも明記されていない。IATA の通達があった時に,業界がちょっと過敏に反応し過ぎただけなのかな?なんて気もしますが…でも,宅配便は今でもバッテリ単体での運送は断られるんだと思いますよ。

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