2015年9月23日水曜日

次の国へ

さてさて,17日にインドから帰国して,自宅に1泊,12時間ほどの自宅滞在を経て18日は朝から出勤,学科会議を含む幾つかのタスクをこなして,この日から横浜に4泊

18日の夜はビールと料理のマリアージュを楽しむイベント Le Beau Mariage
19日と20日は横浜大さん橋ホールで行なわれた国際的なビールの審査会 International Beer Cup 2015で審査委員長代理を務めました。今回は審査全体のマネジメントや調停,時間調整などをしなくてはならず,実際の審査テーブルにはつけなかったものの,海外のジャッジたちとも久々に再会できました。ちなみに審査結果はこちらでご覧いただけます。

インドからの旅の疲れがたまったのか,審査会での慣れないタスクのせいか,土日はちょっと体調がすぐれませんでしたが,21日にはなんとか回復。
21日からは同じく大さん橋ホールで開催されたビアフェス横浜2015 でボランティアをさせていただきました。いつもは最終日まで,今回の場合は23日までお手伝いさせていただくところなんですが,今年はそうはいかなかった。23日からオーストラリアはアデレードで開催される国際会議 IIHMSP 2015に参加するため移動しなくてはならなかったわけです。24日の朝には自分の発表があるので,どうしても22日には出国しなければならない。

というわけで,ボランティアは22日の昼までで失礼させていただき,約1年ぶりのオーストラリアへと旅立ちました。今回はQantas航空が比較的安く手配できたので,ブリスベン経由でアデレードへ。

ブリスベンは国際線ターミナルと国内線ターミナルが離れているにもかかわらず,トランジットが90分しかなかったので,少し短くて微妙かなぁ?とは危惧していたんだけれど,悪い予感は的中。入国審査はe-パスポートでセルフサービスなので大したことないんだが,税関が長蛇の列で何重にもトグロを巻いている (-o-;;;

ということで,見事,予定していたアデレードへの接続便には乗れませんでした
とりあえず税関を抜けた後,ターミナル間移動のバスに乗り,国内線ターミナルに向かい,Customer Service で事情を話すと,すぐに振り換え便を用意してくれた。一応,すぐ次のアデレードへのQantas便を用意してもらったんだが,乗るはずだった便が8:30発,アサインされた便が11:55発ということで3時間近く空港で待たされる羽目になった。

ま,いろいろ忙しいよりはいいけどね。リラックスしてゆっくり時間を過ごすことにしました。

それに振り換えてもらった便の座席は窓側の席だったのだが,深夜便で疲れて眠いだろうからと,窓から3列分を押さえてくれた (^^ ここの3つの席は自由に使っていいからと。寝れってことか?ま,実際に横になるかどうかはともかくとして,横に人がいて窮屈なのよりははるかに楽だな。

ということで,今日から約1週間のオーストラリア滞在が始まりました。

まだ,目的地には着いてないんだけれど…

2015年9月16日水曜日

バンガロールでビアクロール

ってほどは呑み歩いてないけれど,記録のために書いておく。

バンガロールにもブルーパブが何軒かあるということで,せっかくなので足を運んでみた。有力な情報筋から,僕が滞在している Indian Institute of Science に比較的近いところにある District 6 と街の中心部に近い Toit というところがクオリティも安定しているという情報を得たので,そこに照準を定めて行ってみた。

まず,District 6


新しくできた Orion Mall というショッピングモールのあるエリア,Sheraton Grand Bangalore Hotel at Brigate Gateway の下に入っている。ここは,ジャーマンスタイルのビールを作っているブルーパブ。ということで,レギュラーで出しているのは6銘柄。

  • Liberator(ペールラガー)
  • The Chief (ヴァイツェン)
  • The Guru (ボック)
  • Dark Lord (ダークラガー)
  • Smoking Konig (ラオホ)
  • Radler (ラードラー)

上の写真は Dark Lord。色味ほど,チョコレートやコーヒーの香りは強くなく,カラメル香の方がやや強めなので,実際にはシュバルツとデュンケルの間くらいかな?という印象。今回はボックではなくて,ヴァイツェンボックがあったので,それもいただいてみた。こちらは,豊かな泡と麦芽の甘み,しっかりとしたボディが楽しめた。

バンガロールはインドのシリコンバレーと言われるほどIT産業が盛んな街なのだが,District 6 に入店すると名簿に記名させられて,会社名を書けと言われた。そう言われても困るので滞在先の大学名(IISc)を書いておいたのだが,ちらっと上の方の欄を見てみると「Amazon」って書いている客が多かった。さもありなん。

ドイツビールも美味しいのだが,インドに来たからにはかつての宗主国であるイギリスのビールも呑みたいよね。特にその名前の由来にもなった IPA (India Pale Ale)なんて呑みたいよね,ということでもう1軒めも訪ねてみた。

中途半端にしか開通していないバンガロールのメトロ。中心街に近い Mahatma Gandhi Road 駅から3駅目の Indiranagar 駅で下車して3分ほど歩いたところにあるのが Toitというブルーパブ。


ここにありました,ありました,IPA。


個人的には IPAは疲れちゃうんで最近ちょっと敬遠気味なのだが,ここのは呑みやすかった。度数は 5.2% ということで,IPAとしては下限ぎりぎりに近い。ホップも一応,カスケードをメインに使っているようなことを書いてあったけれど,アメリカンIPAという印象はなく,英国伝統のハーバルな香りを感じ取ることができた。いわゆる「英国品種以外を上手に使って同様の結果を得る」ってやつかな?と思う。

ここのビールはバラエティに富んでいて,次の6銘柄が主力。
  • Toit Weiss(ヘーフェヴァイツェン)
  • Tin Tin Toit(ベルジャンホワイト)
  • Basmati Blonde(ブロンドエール)
  • Colonial Toit(インディア・ペールエール)
  • Toit Red(アイリッシュ・レッドエール)
  • Dark Knight(アイリッシュ・ドライスタウト)
IPAだけでなく他のも試してみたいよね。でも全部はきついよね,と思ったら,サンプラーがあるということなので,それをオーダー。


6種類全部来るのかと思ったら,ブロンドとレッドエールは品切れということで,ベルジャンホワイトとIPAが2杯ずつ入ってやってきた。サーブする前に聞いてくれよ,こちとら既にIPA呑んでんだよ!と思ったが,ま,いっかと思って受け取る。

ホワイトとヴァイツェンは,まずまずという感じだったけれど,スタウトは美味かったねぇ。


クリーミーな泡と滑らかな口当たり,強い苦味と軽い酸味。これをパイントで貰えば良かったなぁ,と思ってしまった。

この2軒の他にも Windmills,Arbor Brewing Company,The Biere Clubなんていうところもあるらしい。今回は時間的な制約もあり,2軒しか回れなかったけれど,いつか機会が…あるかなぁ?

ちなみに,どちらの店にもビール以外にウイスキーも載っていたりして,特にDistrict 6にはハイランドとかアイラといったスコッチウイスキーに混じって1銘柄だけ Armut というシングルモルトのインディアンウイスキーがあったのだが,残念ながら品切れということでありつけなかった。でも多分日本でもあるところにはあるよね。

なんか,宿題もらった気分が残ったなぁ。


2015年9月15日火曜日

異文化の香り

さてさて,今回初めてのインド訪問です。
とは言っても,バンガロールなので初心者にはそれなりに易しいはず,と思っていた。

確かに全体的にはそんな感じがする。

…が,いろいろ突っ込みどころは少なくない。

今回,Indian Institute of Science (IISc) の Centenary Visitors House という宿泊施設に滞在している。見た感じは悪くない。


キャンパスの中も緑が多くて,ちょっと思ってたインドの感じと違う。ま,大学のキャンパスの中だしね。


だが,自分の部屋に入ろうとした時にまず小さな衝撃


部屋の鍵が南京錠

シャワーは,お湯も一応出るみたいだし,トイレまで水浸しになることをあらかじめ想定しておけば許容範囲。


この程度は,昔旧東欧のスロバキアの大学施設に泊まった時とも似たような感じだったと思う。

ちなみに部屋に冷蔵庫はないが,テレビはあった。と思ったら,アンテナ線がつながっていなくてアウト。ま,特に見ないからいいけど。

そんなこんなで会議の会場で登録をすませると,おびただしい量の参加者キットが配布された。ちょっと広げてみるとこんな感じ。


カンファレンスバッグやネームタグ,ノート,ペン,地図,USBのプロシーディングスなんかはいつもの話。ただ,いろんな会議に出たことあるけれど,トイレットペーパーや虫よけクリーム,ノーマット蚊取り器的なものが配られたのは初めて。傘も初めてかな?

ま,正直言って,石鹸とか,水2リットル,電源アダプタとかはありがたい。この辺,衝撃は受けたけれど,現地受け入れ側のホスピタリティを感じずにはいられない。実際,使えるしね。そういえば中国で珍味詰め合わせもらったこともあったけどな。アレは要らなかったな。

で,問題はこの蚊取り器。パッケージにはこんなこと書いてある。


キルズ・デング・モスキート……いるのかよ。確かに蚊は結構飛んでるし,既に何ヶ所か刺された (^^;;; ま,蚊の行動範囲内に感染者がいなければ問題ないよね?なんて思うが,しかしなぁ。日本だとこの表記はないよねぇ。でもとりあえず速攻で部屋のコンセントに装着しましたよ。虫よけも塗った塗った (^^;;;

というわけで,初日からいろんな意味で楽しんでおります。

1日で既にカレーはかなり食ったけどね。


2015年9月13日日曜日

旅人

さて,何だかここ数年,毎年のことなのだが,9月はやたら移動が多い。
というわけで,今月いっぱい,ほぼ旅人です。
というか,先週の木曜から旅人って言えば旅人だったんだけどね。

先週,9/10(木)・11(金)と名古屋へ出張でした。で,自宅に2泊した後,今日からまた移動。

まず,今日 9/13(日)から 9/17(木)まで,インドに行ってきます。
行き先はバンガロール(今はベンガルールと言うのか?)。
国際会議 IWSDA'15 に出席します。
これは研究発表もあるけれど,なんていうか,立場上,行かねばならぬ感じ。

で,17日の夜に自宅に1泊した後,18日は朝から職場に出ていくつか仕事。
この日の夜からは横浜に4泊。
横浜だと通えないことはないんだけどね。移動時間も長いもんでね。
ここからは本業の方ではない予定が数日続く。

9/18(金) Le Beau Mariage 2015
9/19(土)・20(日) International Beer Cup (IBC) 2015
9/21(月)・9/22(火) ビアフェス横浜2015

という感じ。ちなみに,IBC 2015 でも英語でのプレゼン(?) が待っているらしい。
それと,横浜のビアフェスは21〜23日の3日間なのだが,今回は22日の夕方には移動を始めなくてはならないため,22日の昼の回までしかお手伝いできない。すいません。

で,9/22 からはオーストラリアへの出張。9/23(水)〜25(金)とアデレードで開かれる国際会議 IIHMSP 2015 でプレゼン。26(土) にメルボルンに移動して,週明けの 28(月)・29(火)とメルボルン大で研究打ち合わせという日程。メルボルンは昨年10月の ISITA2014 以来なので,約11ヶ月ぶりの帰省ですかね?

で,東京に帰ってくるのが9/30(水)という予定で,10/1(木)から普通に出勤します。

というわけで,約半月の間に4都市に移動し,英語でのプレゼンが全部で4回(たぶん)ある。その準備もしないばならん。

結構ハードなスケジュールなので,体調管理には気をつけないとね。
特にインドはね。


2015年9月1日火曜日

ご報告

1ヶ月くらい前に,背部痛,胸部痛があって,検査を受けました。
胸部X線や尿検査では異常がなかったけれども,心電図で不整脈の兆候があったので,
血液検査をするとともに,丸一日ホルター心電図とかいうのを装着して検査しました。

で,今日,循環器の医師から検査結果を聞きに病院へ行って来ました。

結果ですが,特に異常なし

検査時の24時間の心拍数は92000回ほどで,そのうち,異常な波形が出ているのが1000回
くらいあるにはあるらしいのだが,血液検査の結果なども合わせても,例えば,狭心症や心筋梗塞などの疑いは見られないとのこと。

強いて言えば,血圧が少し高めということだが,これは普段から自分でも意識していること。医者からは

ストレスとかありますかぁ?

なんて聞かれたけれど,

何を今さら

…というわけで,職場の皆様,僕にこれ以上のストレスはかけないようにお願いします。
こう見えて,意外とあちこち痛んでるのよ。

定期検診などで経過観察すればいいでしょうということだったので,まぁ,ひと安心。
その後,特に自覚症状はなかったし,今年は11月にドック受ける予定だしね。

ま,いずれにせよ,自分の身体と向き合うという意味ではいいきっかけではありました。

皆様,いろいろご心配をおかけしました。

最後に念のため,もう一度。

無用なストレスはかけないでね!

まぁ,だからといって仕事減らしてくれるほど甘くはないだろうけどさ…