2011年7月31日日曜日

変わらないもの

今日のミッションは午後からの研究会出席なので,午前中は若干時間がある。

というわけで,那覇市内からバスで10分ちょいのところにある旧海軍司令部壕に行ってきた。


ここは沖縄戦終焉の地。幕僚が自決したときの手榴弾の爆発跡なんかが生々しく残っていたりする。いわゆる沖縄戦最後の砦だったわけで,同じ戦跡でも軍の施設である以上,例えばひめゆりなんかとは,やっぱり少し趣きが違う。それでも,厳かな気持ちにはなるけれど。

ただ,当時ここで起こったことは,戦時中ということを除けば,今の社会にもよくあることだと思うんだよね。現場の最前線で起こっていることは現場にいなければ理解できない。そして,そのことを知ってか知らずか,あえて現場に目を向けない輩もいる。

ね? 思い当たるフシあるでしょ??

というわけで,なんだかやるせない気分になりましたよ。

で,今は壕を中心として公園として整備されていて,周辺には団地や幼稚園なんかがあり,普通に人々が生活している。

帰りのバスが来るまで少し待つことになったので,スーパーで時間をつぶす。保存の利く食材なんかをお土産に購入したほか,ちょい面白いものを発見。手でちぎって食べられるパイナップル。


丸い粒をグリグリッと指でちぎって皮ごと食べてみた。なかなかいいじゃん。粒を全部食べたら,芯の周りの果肉を豪快に食す。これはうまいじゃん。だけど,パイナップルって食べ過ぎると舌がビリビリすんだよね。暑さしのぎにサッパリしたけど,舌が…ビリビリビリ…

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