2013年9月20日金曜日

ラビリンス

11泊12日の遠征も今日で終わり,今日の午後,帰京します。

最後の3日間は福岡でした。福岡は最近何度か来る機会があったけれど,クラフトビールを楽しめる店も増えてきて,なかなかいい感じですね。波は確かに来ています。

さて,そんなビールスポットではなかったけれど,博多駅前の某ビルのトイレが秀逸だったのでご紹介。

まず,こんな貼り紙が…


で,2に続くと…


で,3に行ってみると…


で真っすぐ GO すると,


確かにありました。

ってか,地図 1 枚貼れば済むんじゃん?って気もしないこともないけれども。

スタンプラリーじゃないんだから…

ということで,スタンプラリーのような怒涛の12日間が終わり,やっと自宅で寝られます。

ただ,明日は都内で会議が…来週もまた出張が…長期ロードはまだしばらく続くのであった…


2013年9月15日日曜日

こんな雨の日は…

11泊12日の長期ロードも半分を過ぎました。今日がちょうど7日目。金曜日の午後に熊本から横浜に入り,ビアフェス横浜2013のお手伝いをしています。昨日が初日,今日と明日もイベントは続きます。

ビアフェス,雨が降ることはめったにないんですが,今日は朝から降ってますねぇ。
ただ,基本的に屋内のイベントなので,雨でも楽しめます。
せっかくの連休,雨で予定が変わってしまった方も少なくないと思います。
こんな雨の日だからこそ,大きな屋根の下でビールを楽しみませんか?

今日,明日とも 12:30~16:30 まで横浜・大さん橋ホールで開催しています。

僕は協会ブースのお手伝いをしています。お越しになったら声をかけてください。
ひょっとするとビールツアーの講師もするかもしれません。
運がよければご一緒できるかもしれませんね。

昨日も何人かの方に声をかけていただきました。
来てくれた皆さん,ありがとうございました。

今日も明日も,皆様のお越しをお待ちしております!会場で会いましょう!!


2013年9月13日金曜日

肥後の朝と夜


昨日,早朝ジョギングコースについてここで問うたところ,コメントをいただきました。
実は自分でもリサーチして,熊本駅前のホテルから白川沿いに走り,水道町辺りで熊本城方面に曲り,城の周りを一周して帰ってきました。たぶん,10キロくらい。気持ちよかった。

今日は昼から EMM 研究専門委員会とその後,研究会があったので,午前中は時間に余裕があったので,ひとっ走りした次第。その後,洗濯など。

さてさて,夜の部。研究会後の懇親会に出た後,もうちょい熊本の夜を楽しもうということで,一人二次会へ。ホテルの周りは何もないので,繁華街まで繰り出す。某人に聞いた名店を目指す。

すっかり頭が飛んでいたので,写真はないけど許してちょんまげ。

この店は大将と娘さんが二人でやっている。繁華街からちょっと中に入ったビルの地下にあるので,流れではなかなか入りにくい。その情報も聞いていたので恐る恐る中を覗いてみたら,席も空いていたし,なかなか居心地よさそうだったので,中へ。

カウンターで常連の女性とがたいのいい兄ちゃんの間に通される。後で聞いたんだが,この兄ちゃん,熊本出身の世界的な津軽三味線奏者だったそうだ。カーネギーホールでも弾いたんだってよ。どうやらこの人。先に言ってよ!!

で,話は店に戻る。昨日は馬をいただいたので,今日は魚を,ということで,この店のおススメをいただく。刺身も旨かったけれど,感動したのは,からすみの炙り。からすみって塩辛いイメージでどっちかってと苦手だったんだが,ここのは塩を一切使っていないということで,素材の甘さが活きている。しかも,炙ってあるのがまたいい。同じさらに盛ってくれたのは,少し味が濃い目の蒸しあわびと鴨のロース煮。こういう組み合わせだと,焼酎も芋より米の方が合う。ここの店のオリジナル焼酎があるというので,それを合わせてみた。これはいい。香りの強い芋焼酎だと,素材の味が活きてこないんじゃないかと思う。

ご常連の会話に適当に参加しながら,いつもは何を呑んでいるみたいな話になり,ビールの話になり,さらに水の話になる。大将曰く,熊本の水は阿蘇の伏流水で,市内のホテルの水道水でもミネラルを十分に含んでいて旨いんだそうだ。ホテル帰ったら,水道水試してみて,って言われた。

水があり,酒があり,肴がある。自然と人が調和して生まれる豊かさのありがたみを実感。

ちなみに大将はホップの香りの強いビールは苦手だそうだ。いや,僕もモルティな方が好きだけどね。

一人で入ったけれど,大将やご常連の暖かさに触れて,期待以上に楽しい熊本最後の夜でした。

明日は,横浜に移動です。みんな,待っててね。


2013年9月11日水曜日

1,500キロ

ウチの3年生を引率した研修旅行も今日で終わり。昼過ぎの新幹線で新横浜まで帰り,そこで解散と相成ります。

昨夜は新大阪に宿泊。大阪では,知り合いを訪ねたりもできたし,仕事も進んで,自由に過ごせる時間をそれなりに有意義に過ごしました。忙しい中,付き合ってくださった方々,ありがとうございました。

さて,僕の今日の午後はひたすら移動。まず,新大阪から新横浜へ。新横浜で解散した後は,そのまままっすぐ羽田へ向かい,熊本行の飛行機に乗ります。死のロード 3 日目はひたすら移動なのでした。本日の移動距離,おおよそで見積もって約1,500キロです。

先週の鳥取が寒くて,さらに風呂上りに湯冷めしてしまって,少し風邪気味だったんだけれど,それは既に完全克服。この体調を何とか維持したいと思います。

熊本は少し余裕を持った日程にしているので,朝,少しジョギングしたりする時間も取れそうだけれど。熊本駅から近いエリアで,早朝ランに適したところ,ありませんかね?

で,明日の朝,走るとすれば,その後で,この旅最初の洗濯をしないばなんないな… (- -;;


2013年9月9日月曜日

かくも長き旅の始まり

さて,前にも書いたけれど,今日から20日まで,11泊12日の死のロードが始まりました。ま,途中,家に帰ることができるタイミングもあるんだけれど,移動時間が長いので,それはそれで体を酷使することになる。なかなか悩ましいところです。

さて,というわけで,初日はウチの 3 年生の学生たちを連れて関西へ研修旅行です。今日1ヶ所,明日1ヶ所の工場見学をします。

というわけで,今日は,けいはんな学研都市にある (独) 情報通信研究機構(NICT) ユニバーサルコミュニケーション研究所を訪問しました。

見学したのは 3 つの技術。音声を即座に翻訳・再生する「音声翻訳システム」,実際には存在しない物体の立体映像を見ながら触れることで,物体の感触を実感することができる「多感覚インタラクション技術」,それに,楽器などの音源から上下左右前後など全方向への放射音を自由に精密に再生できる「多次元音響技術」です。

どれも,学生たちは興味深く見学していた様子です。

高専の 3 年生だと,専門的すぎても難しいし,あまりに子供だましでも物足りない感じで,見学のテーマ設定が難しいこともあるんですが,実際に触れ,見聞きすることの裏に技術のバックボーンが微かに透けて見える感じのデモンストレーションで,なかなか絶妙な匙加減だったんじゃないかと思います。研究所のみなさん,ありがとうございました。

明日は,京都でもう一か所見学,そして午後は自由行動。明日の夜は新大阪に宿泊です。


2013年9月8日日曜日

功罪

僕はこのブログのほかに twitter と facebook も時々(←?)利用している。

世の中には,こういうメディアについて一家言ある人が少なくないだろう。

東京都内といえ,計画されているオリンピック会場エリアから 50キロ近く離れたローカルリージョンで細々と教育・研究に従事する身ではあるわけだけれども,一応,名前も立場も顔さえも公にさらされている以上,自分の発言には細心の注意を払わなければならないんだろう。

そういう意味で言えば,メディアの暗黒面にこそ,意識を向けなければならないのかもしれない。

が,個人的には,この手のメディアから受けた恩恵,それによってもたらされたメリットをこそ,実感せざるにはいられないんだよね。

この夏,帰京した際に,中学や高校の同級生,同期生と交流する機会があった。

事実,facebook でつながっている 300 人余りのうち,実に 1/3 が先輩・後輩を含む高校の同窓生だったりするし,この夏の中学のクラス会では,卒業以来 30 年ぶりに会えた同級生もいた。これも facebook がもたらした恩恵。

さらには,小学校 6 年の時以来,実に 33 年ぶりの再会を facebook がもたらしてくれた。

こんなことをありがたく思うのも,歳とったせいかなぁ,と思わないこともないけれども,僕らもそう若くはない。(おそらく)すでに人生の折り返し地点を過ぎていると考えれば,こういう再会は本当に貴重だったりするわけだ。

というわけで,この夏はとりわけ,そのことのありがたさを実感することとなった。

ただ,これらのメディアで恩恵を受けるには完全に受け身では難しい。自分から能動的に情報発信することで,その恩恵をとりわけ豊かに受けることができるんだろう。

そういう意味で,僕はこれからもこれまで通り,発言していくよ。
もちろん,自分の発言には責任を持ったうえでね。

これからも,どんな出会いがあるか,楽しみだしね。


2013年9月4日水曜日

地元密着型

昨日から出張で鳥取に来てます。

昨日,今日と雨で最高気温も25~26度。天気のリサーチもしないで来たのが悪かったけど,寒い。体力的に弱っているのか,ちょい風邪気味です。

さて,鳥取駅の周辺には結構天然温泉がある。
風邪気味ではあるけれど,せっかくだし,やっぱ風呂も入っとこうかと思って,鳥取駅からほど近い温泉を目指しました。

入浴料1000円くらいの露天風呂付きの立ち寄り湯もあったりするんだけど,せっかくなんでディープなところに。まぁ,諸般の事情により財布が渋かった関係もある。


ここ,入浴料350円!たたずまいも何とも昭和の香り。入口はこんな感じ。


入口は分かれているけど,のれんをくぐると中はつながってるんだな。で,中に入ると,昔ながらの番台におばちゃんが座ってる構造。まさに昭和の銭湯。

ただ,番台のおばちゃんに350円を渡すんじゃなく,券売機で入浴券を買うあたりに微妙に近代化の波が押し寄せている。

泉質は典型的な硫酸ナトリウム系。銭湯と言ってもあなどるなかれ,天然温泉で源泉かけ流しなのである。話によれば,飲料用の井戸を掘ってる時に偶然掘り当てられた温泉だそうで,そんなエピソードもそれなりに素朴。

浴場はカマボコ型の建屋を真ん中で区切って男湯と女湯を分けている構造。カポーンという木桶の音が郷愁を誘う。

少なくとも僕が行ったときには,外者はほとんどいなくて,ほぼジモティーの交流広場と化していた。完全に地元密着型完璧なアウェイ。

しかし,そんな地元の方々とも裸のコミュニケーション。背中に立派な龍のタトゥーをお持ちの地元の紳士とヨタ話しながら湯船につかるなど,著名な温泉宿や都会のスーパー銭湯では絶対に不可能ですって(一応,刺青お断りとは書いてあるんだけどね。)。ちなみにこの紳士,地元の土建屋の親方でしたよ。

ちなみに,風呂を出て,一歩,路地に足を踏み入れると風景はこんな感じ。


うわぁっ,懐かしい!これ,昭和40~50年代の札幌市中央区南6条西6丁目くらいの感じ (^^;

県庁所在地の駅から徒歩10分足らずで,昭和の香りプンップンの銭湯と盛り場,鳥取,侮れませんね。

人影は「かなり」まばらなんだけどね。

ちなみに,風呂上がりに一杯引っかけた店では,BGM が吉川晃司の「Rain-Danceが聞こえる」だったり,渡辺美里の「Teenage Walk」だったり…昭和のダメ押しを食らいました。

いやはや…