2015年11月9日月曜日

自主練

昨日は定期的に開催しているビアジャッジング勉強会でした。

ほぼ月1回を目標に、ビアジャッジの資格を持っている方、ブルワーの方を対象にジャッジングのスキル向上やビアスタイルの理解を目的に行なっている自主勉強会です。なんとなく僕が幹事みたいな事をやっている。

いつもは東京都内の開催が多いのですが、今回は初の横浜開催でした。

参加者はだいたい10名前後ということが多いのですが、今回は7名とやや少なめ。
ただ、開催2日前になって、いわて蔵ビールの醸造長、後藤孝紀さんが遠路はるばるいらっしゃるということになりました(なんと日帰り!)。というわけで7名の内訳はジャッジ資格保有者が僕を含めて6名、それにブルワーが1名。

今回はテイスティングする銘柄もいつもとは少し毛色を変えました。
いつもはいくつかのビアスタイルについて1スタイル1銘柄ずつ、なんてことが多いのですが、今回のお題はピルスナー縛り。7銘柄のテイスティングでボヘミアンピルスナーが3銘柄、ジャーマンピルスナーが4銘柄。なかなか硬派な内容だったと思います。

今回テイスティング使用した銘柄は以下の通り。


  • Pilsner Urquell(チェコ)
  • 箕面ビール ピルスナー(日本)
  • エチゴビール ピルスナー(日本)
  • Jever Pilsner(ドイツ)
  • Rothaus Tannenzäpfle(ドイツ)
  • 富士桜高原麦酒 ピルス(日本)
  • Holgate Pilsner(オーストラリア)

テイスティングとその後の意見交換で1銘柄あたり20〜30分かけて行なうんですが、参加者のジャッジ経験も様々だし、今回はブルワーさんもいらっしゃるということで、とても貴重な議論ができたと思います。醸造する立場からのコメントを聞けることもさることながら、審査会で審査する側と審査結果を受け取る側で考えをシャアする場でもあったわけで、普段の勉強会よりもある意味濃密だったかもしれません。お題も濃かったしね。

そういうわけで、時々、ブルワーさんにも参加してもらえると意義深いし楽しいなぁ、と思っています。

孝紀さん、今回はありがとうございました!また機会があれば是非お願いします。

また、普段はジャッジ資格保有者とブルワーのみを対象にしていますが、たま〜に、ジャッジを目指したいという方も含めた会を企画することもあります。そんな時は何らかの方法で告知します。

さて、12月はどうするかな?