2009年9月29日火曜日

ホタテッピモ♪

 今日は,ヨメの実家から野菜が届きました。例の黒い芋,ふつうのじゃがいも,にんじん,インゲンなど。そしてなぜか,佐藤水産の珍味系が....写真は鮭の皮を揚げてカレー味をつけた「さけっぴ」。そして,もうひとつ特筆すべきは「ほたてっぴ」。
さけっぴは「鮭っ皮」だからまだわかるとして「帆立っぴ」ってなんだ?帆立の皮って???実はほたてのひもを塩味で揚げたものだった。まぁ,ちょっと考えりゃわかるわけだけどさ。それにしたって,「ぴ」じゃないじゃん!「ぴも」じゃん!!「ほたてっぴも」じゃん!!!.......ピアニッシモみたいだ。ホタテッピモってどういうふうに演奏するんだ???「もう少しでパカッと開くように」.....あほか。

2009年9月26日土曜日

期待はずれ

えー,久々に劇場で映画を観ました。「カムイ外伝」です。主演の松ケンはどうでもいいとして,崔洋一監督,宮藤官九郎脚本ということで観てきました。やっぱり作家で観るタイプなんだよね。
で,どうだったかというと,ひと言で言うとダメでした。ワイヤーアクションとCG使い過ぎ。そのせいもあるのか,描写もすっきりしすぎて,原作のドロドロした雰囲気が出ていない。スマート過ぎるっていうか。エンターテインメント性を高めることと,舶来のアクション映画技法を真似ることは同義ではないはず。もっと,スチルでも耐えられる「絵」づくりってものもちょっとは考えてほしいような気がする。後半はマヒしてきたのか,気にならなかったけれど,導入部の小雪のワイヤーアクションのあたりで,すでにつらいなぁ,と思ってしまい,ダメでしたね。原作が原作だけに,このテイストがもとで珍品扱いされないことを祈るばかりです。白土三平はどう思っているんだろう??忍者走りとか,細かいところのこだわりや役者の頑張りは認めるけれど,それだけに,監督はじめ描く側の責任が大きいような気がしますね。残念。

2009年9月25日金曜日

再会

今日は,この9月から4ヶ月間,ウチの学校に滞在するフィンランドからの交換留学生Ville君とSamu君,そして,我々と長いお付き合いである,フィンランドMetropolia大学のArto Haapaniemi先生の公式レセプションがありました。3月にボクがヘルシンキを訪れた際は,アルト先生はちょうど日本に来ていたため,現地で会うことはできませんでした。ということで,3月ヘルシンキに行く直前に東京で会って以来の再会でした。今回は学生の研究指導などは僕は行いませんが,Sphere Tokyoなどでこれからもいろいろとやりとりがあるので,このタイミングでお会いすることはそれなりに意味がありました。アルト先生は月曜日には仙台に移動するということで,なかなか深いディスカッションをする機会はなかったので,それはまたの機会かな?と思います。
一方,午後は近代科学社の山口さんと情報理論の教科書の打合せ。来週から授業が始まるので,それと並行して,教科書の執筆をする方向を確認しました。今回はおおよその目次と執筆コンセプトを僕の方から渡しました。
さて,帰りに本屋に立ち寄って,東工大の植松先生が訳したシャノンの"The Mathematical Theory of Communication"の和訳本「情報の数学的理論」(ちくま学芸文庫)を購入。この本は8月に発売されていたもので,7月に大阪でゲラ刷りを見る機会もあって買おうと思っていましたが,忙しくてすっかり頭から抜けてしまっていました。なぜか今日本屋の前で突然思い出した。本当は今年の夏休みの宿題のつもりで読もうかと思っていましたが,来月の長期国内出張中にでも読もうかな?と思っています。

2009年9月23日水曜日

あいたたた…

 昨日から家族や姪っ子と一緒に箱根に来ています。昨日は,ユネッサンで子どもたちと一緒にエキサイト。子どもたちもコーヒー風呂やワイン風呂を楽しんでいました。今日は宿から歩いて彫刻の森までやってきました。去年も来ているので,子どもも楽しいスポットを覚えていたようですが,去年とレイアウトが少し変わっていました。特に子どもの遊び場がグレードアップしていて,彼女たちのボルテージは上がりっぱなしでした。
この連休は子どもを連れて,子どもを連れていないときはボランティアで,と長時間歩いたり,立ち仕事したりということが多かったせいか,ちょっと腰が疲れ気味です。気をつけねば。ブロンズ像もそんな姿をしていたから(ホントは踊り子らしいが),気をつけれってことかな???
明日から社会復帰です。うーん,復帰できるんかいな??ちょっと不安だ…

2009年9月21日月曜日

大人の祭り

 昨日は子どもを連れて祭りへ行きましたが,今日は大人の祭りです。以前,恵比寿のビアフェスティバルについて書きましたが,今日は今年最後のビアフェス,横浜ビアフェスティバルです。今日もボランティアとして参加しました。フェスティバル自体は土曜日から今日まで3日間の開催ですが,僕は今回は今日だけの参加です。
ウチの学校の技術職員,向川さんも今回,ボランティアとして参加していました。彼は昨日今日と2日間の参加だそうな。仲間が増えると楽しさも広がりますね。前回はビールのサービングを行いましたが,今回は,インフォメーションブースで問い合わせ対応や物販を担当しました。一言でボランティアといってもいろんな仕事があるのだ。
インフォメーションは初体験ですが,問い合わせはまぁ何とかしのげたし,クレームや酔っ払いも少なかったので,トラブルもあまりなく無事終了したと思います。しかし,物販はあんまり振るわなかったな。昨日まででめぼしいものが売れてしまって,今回の公式Tシャツもサイズのバリエーションが残っていなかったからなぁ。あと,7月の大阪ビアフェスのTシャツがかなりあったのだが,3000円を1000円まで下げてもほとんど売れず.....僕は大阪に参加していなかったので,1000円で1着買ったけれど....
福岡のケイズブルーイングの加藤さんにも再会しました。ここのブルワリーのかぼす&ハニーが昨日のフェスティバルで横浜市長賞を取ったんだそうな。めでたいめでたい。来月は福岡へ行くので,また詣でなければならないかな?
今日は最終日なので,会場の横浜大さん橋を完全撤収。これがまぁ大変なわけですが,ボランティアが100人からいると,意外に早く片付くものです。終了後は横濱Cheersで打ち上げ。満足したけれど,ちょい飲みすぎました。反省。
向川さん,写真のデータ送るからねぇ。

2009年9月20日日曜日

秋祭り

 今日は,近所の神社のお祭りで,神輿が練り歩くというので,家族そろって出かけました。子どもたちも太鼓を引っ張って練り歩きました。祭り自体は午後1時から夕方6時近くまでやるのだと思うが,さすがに祭り好きのわが子たちも3時過ぎでダウン。でもかなり歩いたかな?ポイントポイントでお菓子だとかアイスだとかおにぎりだとかもらって,まぁまぁ楽しかったんじゃないでしょうか??
しかし,この祭り好き,誰に似たんだか。

2009年9月19日土曜日

頑強

 今日は連休の初日,子どもを連れて昭和記念公園に遊びに行きました。姪っ子や,ヨメの従妹家族など3家族合同だったので結構な集団だった。
子どもたちは,かなりハイテンションで遊んでいたのだが,シャボン玉が秀逸でした。壊れにくいシャボン玉とかいうやつで,確かに壊れない。御覧の通り,地面に落ちてもそのまま。長いものだと2~3時間そのままの状態で地面に転がっていました。ただ,手でつぶしたり,顔や髪につくと結構大変。ねばねばした糊状のものが残ります。何だかカタツムリの歩いた痕みたい....あんまり良いたとえではないが....

2009年9月18日金曜日

遠征

今日は,全国高等学校デザイン選手権(デザセン)に出場する学生と打合せを行ないました。この話は前にも書いたと思いますが,本校チームは書類選考を通過し,10月に山形で行われる決勝大会進出の10チームに何とか入ることができました。これから決勝に向けてプレゼンテーションなどの詰めを行うことになるわけです。
しかし,前にボヤいた通り,10月の山形はきついよぉ。10月16~18日が木更津で全国高専プロコン,10月19~23日が福岡で国際会議IWSDA'09,そいで,10月23~25日が山形でデザセン....帰ってくるのは10/26になるらしい。海外出張でもないのに,11日間の不在....しかも南へ北へ3都市を回るという。外国人が日本旅行してんじゃないんだから。しかも日本旅行って言っても,博多はともかく,木更津と山形はビミョーな線だしなぁ(現地の人には悪いけど)。
ほんと,船乗りみたいな生活です。体調管理だけは気をつけねばなりません。

2009年9月17日木曜日

アトラクション

今日は朝から人間ドックでした。去年の検診で脾臓が大きいとか言われたんですが,今回はそれは特に問題ではなかった様子。そもそも見づらいものらしく,エコーでもCTでも見づらいケースがあるんだそうです。大きいと言っても,基準よりも気持ち大きめで,この程度の人は普通にいるとかいう話。だったら,いたずらに不安をあおるなよ,って感じもしますが....そもそも,脾臓がでかいとどういうことになるのかよくわからないし。
しかし,あれですね。人間ドックと言えば,胃のバリウム検査。あの簡易絶叫マシーン。あれは何回やっても慣れないね。バリウム飲んで,台の上でぐるぐる回されるわ,逆さ吊りにされるわ。言いなりのマリオネット状態。あれは絶対遊ばれてるよね。あれ,アルゴリズムがわからなんだよなぁ。毎年,検査のプロシジャ,というか,台の上での動かされ方が違うような気がする。操作する人の勘所ひとつなのかもしれないよな。あれ,やる方は1日に何人も検査するから,時々遊びを入れたくもなるんじゃないかね?「こいつ面白そうだから,いつもより多めに回したれ」なんつってさぁ。そういう意味では,操作側からみてもある種のアトラクションなわけか。しかし,「いつもより多く回してます~」なんて言われて,「ゲップ出ないように我慢して」って...度を超すと遊びじゃなくなるよなぁ。○○責め,なんちって...ちょいアブナイ話になったので,閑話休題。

さて,病院から帰る道すがら,立川の駅前で「室蘭焼鳥」の店を発見しました。ご存知ですか?室蘭焼鳥。豚肉に玉ねぎに練りからしですよ。トリが欲しい時は「トリの焼鳥」って言わないと出てこないですよ。しかし,なぜ立川に室蘭焼鳥が??この「なんで?感」は昔住んでいた稲田堤に岩見沢ラーメンがあったのに匹敵するなぁ。いずれにせよ,ここはいずれ訪れなければなるまい。まぁ,物珍しい(道外では特に)という意味ではこれもある種のアトラクションと言えよう...
午後は,高専プロコンに出場する学生を連れて,お隣のサレジオ高専まで競技部門の練習試合に行きました(下の写真)。プロコンの競技部門も,パズルを解くような問題だから,まぁ,アトラクションと言えば言えるかも。高専プロコン本戦まであとちょうど1ヶ月。学生のプログラムの完成度はまだ高くないかもしれないが,この時期に対外試合を経験しておくことは重要だね。どっちかっていうと,こういうときは勝つよりも負けた方がエンジンがかかっていいのだが.....結果は,一応ここではヒミツ。収穫があったとだけ書いておきましょう。体育会系じゃなくても練習試合は重要なわけです。そういう意味では近場に対戦相手がいるっていうのはありがたいですね。近場といっても,直線距離では近いが,電車だと1時間かかるんだけど....まぁ,でも県またいで移動とかいうよりはずっと近いよね。だけど,あちらは私学だから,学校の施設的には資本金の差をかなり感じるんだよなぁ...

2009年9月16日水曜日

ラマダン

えー,明日,人間ドックです。そのため,今日の9時以降は飲食禁止。普段もあんまり9時以降は飲食しないから問題ないけど。でも,ことさらそういう風に指示されるとなんだか悔しいのはなぜだ??
お,今,鳥谷がホームラン打って勝ち越しました。試合も最後まで見たいが,とりあえず,子どもたちを風呂に入れて一緒に寝るとするか。

2009年9月14日月曜日

カンヅメ

今日は,勤務カレンダー上は休みでした。ただ,学生との打合せがあったので,学校には行くつもりだったのですが,上の子が発熱でダウン。そのため,学校には行けず,子どもを病院に連れて行きました。このご時世,発熱っていうと,いやな予感がするわけですが,熱も37度台中盤で,診察結果も単なる風邪,ということで一応安心して帰ってきました。ただ,外へは出ず,ずっと家でカンヅメ。子どもと戯れたり,寝せたり....仕事できるかなぁ?なんて考えていたんですが,結局できたのは,子どもが昼寝している間だけ。自分も何だか疲れていたのか,夕食後,すぐに寝てしまい,起きたら夜の10:30.そこからちょっとメール読んだり仕事したりして,一日が終わりました。
明日の彼女の体調はどうだろう?明日は出勤できるかなぁ?いろいろやらなければならないことがあるんだけどなぁ....

2009年9月10日木曜日

ライヴ

今日はDSPS教育者会議というのに出席するため,東工大の大岡山キャンパスに行きました。この会議は,デジタル信号処理に関する教育や研究事例を報告するもので,特に信号処理用のプロセッサ(DSP)の応用事例なんかが多く報告されます。実際,この会議もDSP製品を開発しているテキサス・インスツルメンツ(TI)社が後援して(実際にはかなり深く関わって)いる。ボクは学校の授業で信号処理なんかを担当しているわけではないけれど,学生の研究指導でTIのDSPを扱ったことがあって,その関連でなんとなく毎年顔を出しています。今年は,e-learningなど,必ずしも信号処理に関係しないような話もありました。
e-learningね。今日報告されていたのは,スライドを使った授業で,スライドの内容と,先生が講義をしている映像,レーザーポインタでスライドのどこを指しているか,なんていうのが収録された教材に関するものでした。
前にも書いたことがあるような気がするけれど,ボクは授業をライヴみたいなもんだと思っています。同じ内容の講義でも,たとえば,受講している学生の顔ぶれ,反応,顔つき,話をする僕自身のその日の気分,体調,その日の天気,窓の外から聞こえてくる音,その日のニュース,なんかによって,いろんなアドリブが入るわけ。だから,同じ内容を話していても,授業の印象って毎年毎年違うものになるんですよね。うまくいくときもあれば,いかないときもある。うまくアドリブが乗らなかったからといって,授業のクオリティがことさら低いわけではない。そういう小ネタがすべるかすべらないか,受講している学生の印象としてどういうものが残るか,そういうところも含めて,少なくともある程度のクオリティを保てるように努力しているつもりです。だから話術を磨かなきゃなぁ,ということはいつも思っているわけね。人間の記憶って,ある一つの側面からだけではなく,複数の刺激が合わさることによって強められると思うからね。単に教科書読んだり,ノート取ったり,だけではなく,授業中の小ネタとか,その日の体調とか,教室の雰囲気とか,そういうものと一緒に刺激として与えられると,記憶がより強まると思うわけです。
というわけで,ボクはe-learningを否定はしないし,授業を録画して保存することにもことさら反対するわけではないけれど,その保存されたコンテンツとしての授業のクオリティについては,ある一定以上のレベルは保証できないと思っているんですね。おそらく,e-learningの教材を作る立場の人たちも同じ考えなんじゃないかと思うし,そうでないとまずいと思いますね。録画されたコンテンツが生身の教員がやるライヴにかなうはずはないと思うし,教材が教員を超えてはならない。いや,逆だな。どんなに良いコンテンツや教材が開発されても,我々は常にそれを凌ぐような「ライヴ」のクオリティを保たなくてはならないということなんだと思います。CDとかDVDとかそういうものに自分の演奏を収録されることをことさらに嫌う音楽家のインタビューを読んだか聞いたかしたことがあるけれど,そういうのに近いような気がしますね。
だから,授業で何だかテキトーな馬鹿話してると思って聞いている学生も多いだろうが,ボクの馬鹿話は単なるたわごとじゃないんだぞぉ! それも含めて授業なんだぞぉ! だから,学生諸君も授業中の小ネタを聞き洩らさないようにピーンとアンテナを張って授業に臨むように!! まぁ,アドリブとか小ネタだけ記憶されても困るんだけどさ....いずれにせよ,インプロとしての授業のクオリティをどう保つか,向上させるかってのは,こういう仕事してると永遠のテーマとも言えるかもしれない。
教育者会議の方は3時くらいで中座しまして,その後,専攻科の学生がインターンシップを行っている共同研究先のモバイル・テクニカさんに実習の見回りに行ってきました。そうしたら,学生の実習内容はTI製のボードにLinuxとGoogle携帯のプラットフォーム(Android)を積んで,アプリケーションを開発していました。ある程度のものができたようで,まぁ,良かったみたいです。しかし,なんか一日TIづいていたなぁ。

2009年9月9日水曜日

ぶれるなよ

さて,教職員合宿研修も今日の昼で無事終わりました。まぁ,必ずしも結論の出る話ではなかったりもするんですが,まぁ,それなりに面白かったですね。で,大方の教職員はバスで学校まで帰るんですが,僕は午後行かなくてはいけないところがあったので,別行動でJRで帰路に着きました。
その行かなくてはいけないところ,というのは,電通大の長岡・小川研でした。今日は,ゼミで統数研の池田思朗さんが来て話すというので,それに間に合うように行きました。この研究室にはボクのところの専攻科生M君が現在インターンシップでお世話になっていることもあり,彼自身にも話すことがあったので,まぁ,ちょうどよかったというわけです。それに池田さんの講演テーマが「神経細胞通信路の通信路容量」というもので,僕にとっては学生時代の研究テーマと現在の研究分野の両方に少しずつかすっているようなところもあって,非常に興味深いものでした。
神経細胞は電気的にはスパイクを一定間隔で発生させて情報を伝達するといわれているわけですが,1個の神経細胞が最大でどの程度の速度で情報を伝達できるのか,という問題を理論と数値解析の双方から解析しようという話でした。神経細胞がスパイク信号で情報伝達しているといってもスパイクそのものに情報を乗せるのではなく,スパイクの間隔で情報を伝えているらしいということ,そのスパイク間隔がガンマ分布に従うという設定のもとで,信号をノイズのある通信路に入力したとき,最大通信レートを達成するような入力分布(スパイク間隔の分布)がどのようになるのか,という話でした。いや,すごく面白かった。理論的な証明や数値実験の結果はもちろん,話の発端は神経細胞のモデルなんだけど,同じような問題設定,たとえば入力信号であったり,最終的に結果として得られる入力分布であったりというのが,たとえば無線通信の世界なんかで存在するのかなぁ,とか,いろいろ考えさせられることもあって,自分の引き出しにしまっておくことで,何かの折に役に立つこともあったりするかなぁ,なんてことも考えさせられる内容でした。ウチの学生のM君も聞いていたけれど,どこまでついてきたかなぁ?まぁ,理解することは難しいだろうし,それよりも,こういう話を直に聞くという経験,研究の匂いや大学院の研究指導体制に触れることが大切だと思うから,無理は禁物だけどね。でも,何とか理解しようと喰らいつくって経験も大事ではあるから,今度感想でも聞いてみることにしよう。
ゼミの後,研究室スタッフらと池田氏を囲んで食事に行きました。そこでの話の中で,鳩山由紀夫の卒研の指導教官が理研の甘利俊一先生だったという話が出ました。そうだったのか。確かに検索すると出てきました。「ホメオステイシスの工学的研究」....生体が外界の変化にかかわらず安定した状態を保つという概念を工学的に応用ねぇ.....ボクは別に民主党支持者ではないけれど,それなりにマニフェスト立てて支持されたわけだから,官僚だとか旧与党だとか外部の圧力に負けてぶれるなよって感じはしますね。マシな方にぶれる分にはいいけどさ。しかし,「書いているうちにわからなくなってしまった」「決して成功作とはいえそうもない」ってあたりが気になるなぁ。答弁しているうちにわからなくなってしまった....とか言うなよぉ。

2009年9月8日火曜日

かぶりもの

 今日から1泊2日で教職員の合宿研修FD(教育討論会)で甲府にカンヅメです。約50名の教員に学生課の職員も参加して(1)学級活動,学生会活動の活性化について,(2)進級基準の問題点と成績不振者対策について,(3)1年生に対する生活指導と学科配属に向けての意識付けについて,の3テーマで分科会に分けてグループ討論を行うというのが主旨です。その前に基調講演というのが何件かあって,ボクはそのうちの1件を引き受けていました。講演テーマは女子中高生の理系進路選択支援事業としてボクが取り組んできたイベントの報告です。3テーマのどこに関連するのかよくわかりませんでしたが,まぁ,なんとなく討論とか雑談の合間に少し関連するような話も出たり出なかったりみたいだったようです。
僕自身は今1年の担任ということもあるのでテーマ(3)に絡んでいたんですが,テーマ(1)もおもしろそうでしたね。夜,食事のときに聞いた話だと,スポーツ大会なんかの学校行事で仮装パレードとかやったらどうだとか,教員が率先してやったらどうかとか......教員が仮装ねぇ。いやぁ,ボクならやるけどね。前触れもなしに一人でやったら冷たい目で見られそうだけど,何人か仲間がいるんだったら,僕はやりますよ。経験あるし。この写真は3年前,実家に帰省した折に近所の公園で行われた仮装盆踊り大会に出場したときに作った作品です。スイカ。小学生にはウケた,というか,ケリ入れられたりしましたけどね。「おい,このスイカ,中でメガネかけてるぞ」なんつって,新手のオヤジ狩りかよ。
学生時代は,大学祭のスタッフをやっていました。当時は仮装パレードが公式イベントとしてあったので,スタッフも半分遊びで仮装したりしていましたね。自分がかぶりものかぶったこともあるし,プロデュースに専念して後輩に着せたりとか。というわけで,ボクの学生時代の名(迷?)作ベスト3を公表!

第3位「ドビンくん」。これは最初に作った作品で,自分で着たものですね。丸い形を造形して,中にポットを仕込んで冷たい麦茶を入れて,下の方に紙コップを装着して,お客さんのリクエストに応じて,注ぎ口から麦茶をサーブするという.....企画そのものは良かったと思うんだけど,丸い形の造形が難しく,なんかひしゃげてしまって,今イチでした。ただ,最初の作品で,これが次の年以降の制作意欲を高めたという意味では,自分としては記念碑的な作品というわけです。ちなみに,丸いボディには「仲よきことは美しき哉 実篤」なんて描いてあったりしました。

第2位「子連れ狼」。これも自作自演ものですね。乳母車を作りまして,僕自身は大五郎になって,自分で乳母車をこぐという趣向。チャンは人形で作って,乳母車の後ろに装着して牽引するという代物です。チャンが乳母車を押すのではなく,大五郎がこぐところがポイント。スピーカーを装着して,橋幸夫が唄う主題歌をヘビーローテーションして札幌の中心部を練り歩くというものでした。当時は公式には学祭のスタッフではなくて単なるOBだったんだけど,当時の学生係長に「まだやってんだねぇ」なんて感慨深げに声をかけられたのを覚えてますね。悪かったなっつうの。ちなみに写真は,道中でチャンの足が破損して補修しているところ....そうかぁ,若山富三郎が亡くなった年だったんだ....でも,橋幸夫のは,テレビの萬屋錦之助版の主題歌なんだよなぁ。まぁ,いいか。

第1位「ジーザス・クライスト」。えー,これは後輩にやらせたものです。記憶によれば,学生時代の最後の晩餐,もとい最後の作品です。十字架を背負わせて,荊の冠をかぶらせて,歩かせるという.....なんだ普通じゃん,と思うかもしれませんが,そこはそれ,ここからが悪ふざけのしどころなわけ。まず,キリストの肉ってことで,ウエストの周りにロールパンをくくりつけました。それからキリストの血ってことで,腰に赤ワインのボトル(720ml)をくくりつけまして,そこから献血よろしく二の腕まで透明なチューブを伸ばして....みたいな作品でした。造形が難しくなかったことが幸いして,当初のイメージ通りの作品になりまして,まぁ,いい感じに間抜けな出来になりました。磔になってるんだけど,十字架背負って歩いてるわけだから。しかし,今考えたら,あれでクリスチャンセンターの前とか歩いてるんだよなぁ。まずかったかなぁ。まぁ,若気のいたりっていうことで。

番外編「インド」。えー,これはインドの国の形をダンボールで作りまして,後輩に着せた作品です。構想としては,スリランカも作ってインドの下にぶら下げるんだったんですが,インドを完成させたところで,モチベーションが落ちまして.....スリランカは紙丸めてボール状にして,ひもでぶら下げただけという.....そのユルさがそれなりにウケまして,いまだに伝説みたいに語ってくれる人もいるんですけど,まぁ,完成度は高くない。完成度は高くないのに,なんか知らないけどウケたということで,番外編。ちなみにこれは写真が見つかりませんでした。だれか持ってないかなぁ?

とまぁ,こんな感じで,こういうの個人的には好きなんですわ。基本的にお祭り好きだし。だからホントに他の先生たちやるんだったら,先頭切ってやりますよ。いや,ホント。ある種の「ものづくり」だしね :-P

2009年9月7日月曜日

日暮れ

今日は久々にチャリンコ通勤しました。週末は子どもを連れて散歩だ公園だと出歩いていたので,体に疲れがたまっていたせいか,朝は結構きつかったですね。いつもより時間がかかりました。しかし,休日のたびに疲れをためるというのもどうかと思うが.....
いや,しかし,日が暮れるのが早くなりましたね。今日は6時過ぎまで仕事して,6時半ころ学校を出て帰路に着いたんですが,既に真っ暗......暗い中,狭い北野街道を走るのは結構怖いんだよねぇ。まぁ,これからの季節はこれが普通だから仕方ないんだが,ちょっと前なら6時半でも余裕で明るかったのにねぇ。
さて,仕事の方はというと,IWSDA'09のカメラレディ原稿の締め切りが先週金曜日で,まだ未提出者がいるのでその催促やら,例のビザ云々やら,そんなことをしているうちにあっという間に一日が過ぎました。明日からウチの学校は教職員の合宿FDとかいうやつで1泊2日で甲府にカンヅメです。僕も講演することになっているけど,そのスライドもできていない。ま,明日の行きすがら作るか...学生諸君はこういう態度真似するなよぉ。〆切厳守だよぉ。

2009年9月4日金曜日

第3弾

 昨日の夕方くらいからなんか風邪気味で,調子悪くて死んでいました。熱はないのでインフルではないです。ふつうの風邪薬飲んで一晩寝たら復活しました。よかったよかった。でも,なんか疲れがたまってるんだろうね。気温の変化に体がついていかないよ。
さて,黒い芋第3弾です。今日はちょい肌寒いこともありましてポトフにしました。まぁ,おでんですな。洋風の。今日も水にさらしたせいか,スープはそれほど黒くならなかったですよ。ちょっと軽いワイン色。この芋,煮るとワイン色になることがこの2回の調理で判明!味付けは薄めだったけれど,子どもも全部食べたので合格!
これで黒い芋は食い納めです。ポトフはまだ残っているので,明日これにカレー粉と小麦粉とバターを足してカレーにしても良い。ネタに困って黒い芋でつないでるんじゃないからね!

2009年9月2日水曜日

黒い肉ジャガ

 「黒いジャガー」って映画がありましたね。今世紀に入って,サミュエル・L・ジャクソン主演でリメイクされたシャフトが主人公のやつ。
で,それとは何の関係もなく,今日は黒い芋クッキングの続編です。今回は肉じゃがにしてみました。もっと煮汁が黒くなるかと思ったけれど,水にさらしたのと,良く炒めたのが効いたのか,あまり黒くはならず,煮汁はほんのりワイン色です。何か高級感が出ました。味は普通のジャガイモで作ったのとほとんど変わりません。この芋の特徴か,煮くずれはしないけど,ちょっとほくほく感に欠けますかね?
それはそうと,世の中政権交代ですなぁ。ちょっと気になるのが円の動き,民主党はまだ信用が薄いのか,選挙の後,微妙に円が下がってますよ。92円でドル建て口座作ったのにこれじゃ儲かんないじゃんか。鳩さんよ,マニフェストなんか適当でいいから,1ドル3ケタに上げてくれぇ!