2018年7月4日水曜日

ほろ酔いゼミ

4ヶ月も放置してしまいました。スイマセン。
で、今日は宣伝を一つ(こういう時しか書かないってツッコミはなしで)。

7月16日、新宿御苑駅前の Highbury さんで、「第0回 乾杯!科学とビール」なるイベントをやります。これは、ビールを楽しみながら、アカデミックな科学のトークを楽しもうというもの。トークの内容はビールに関係のないものも関係あるものもあり。実は、僕もスピーカーの一人として登場します。というか、主催者の一人だったりする。

スピーカーはボクのほか、北海道医療大学の安彦善裕先生、彼はボクと同じビアジャッジでもあります。それとサッポロビールの子会社、ジャパン・プレミアム・ブリューのマスターブリュワーである新井健司さんです。この3人が同時に専門の話をするなんて機会は、他ではまずないだろうなぁ。

詳細はイベントの Facebook ページをご覧ください。下のQRコードからもアクセスできます。


で、今日はこのイベントの裏話をお話ししたいと思います。

イギリス発祥の Pint of Science というイベントがあります。その名の通り、パイントでビールを飲みながら、科学の話を聞こうというもので、毎年、5月の終わりに世界100ヶ所以上のバーやパブなどで同時に行なわれるというもの。世界で参加しているのは21ヶ国。アジアではタイ、シンガポール、オーストラリアの3ヶ国だけ(オーストラリアはアジアっつうと微妙だけど。)。日本はこれだけクラフトビール が話題になっている割には、これまで一切行なわれてこなかったというわけです。

だったら、自分たちでやってしまおうよ、とビールと科学の両方に造詣が深いという自覚がある我々が立ち上がったというわけでした。その後、いろいろあって、イギリスの本部と連絡を取ることになり、向こうの担当者とSkype会議をしたりもしました。

そうすると、いろいろなことがわかってきました。実は、このイベントを Pint of Science の旗印の下で開催するためにはいくつか条件があるというわけ。たとえば、一定額を本部に支払わなければならなかったりとか、イベントの実施にあたり、本部と協定書(Agreement)を交わさなければならなかったりとか。

で、その後、実際に本部から協定書の案が送られてきた。これが20ページ以上ある文書で、全部目を通すだけで一苦労。で、実際に協定を結ぶとなると、それなりの利益を出してイベントを成功させる見通しがないと厳しいよねぇ、ということになった。

ということで、実際に今年 Pint of Science を日本で実施することは断念して、まずは、自分たち流でイベントを起こしてみて、どの程度のことができ、どの程度のお客さんにきていただくことができて、どの程度の利益が上がるのか?ということをお試しでやってみようと、そう考えたわけです。だから、今回のイベントは第1回のPint of Scienceを目指しているという意味で「第0回」としているというわけ。

正直、僕らの周りのビール好きには、IT関係の人材が多かったり、お医者さんとか、ボクの同業者なんかもいたりする。こういう人たちにそれなりにアピールするんじゃないかぁ?っていう計算もそれなりにありました。もちろん、それ以外でも、単にビールが大好き!という人に加え、ちょっとアカデミックな雰囲気を味わってみたいという人など、どうせならいろ〜んな人に来て欲しい。それから、ちょっとココが重要なんだが、例えば、イベントのスポンサーになってもいいよ!という企業や団体の方とか、協定書を結ぶに当たって相談に乗ってくれる法律事務所の方とか、そんな方がお客さんで来てくれるとうれしいなぁ、とか、都合のイイコトを考えていたりするわけです (^^;;;;;

とまぁ、この辺はイベントを主催するこちらの腹のうち、というわけだけれど、イベントそのものは、誰が来てくれても楽しめるものにしていきたいと思っているし、自分のトークもいつも以上に工夫を凝らしたものにしようと今、アイディアを練っているところです。

ちなみに僕の話は、ウチの研究室でここ2年くらい取り組んでいるTone Codeという技術に関する内容。携帯電話やWiFiは電波をつかってメッセージを伝えるけれど、電波の代わりに、例えば、サイレンとか音声アナウンス、音楽なんかにメッセージを乗せておくってしまおうという技術に関する話です。技術的にはまだまだ発展の余地があるものだけれど、実際に会場では音楽を聞いてもらったり、映像を流したりして楽しんでもらおうと思っています。

2番目のスピーカーの安彦先生ビールと健康にまつわる話で、お酒を飲む人なら誰しも聞いてみたい内容、それにThat's Hopシリーズなどで知られるジャパン・プレミアム・ブリューの新井さんから開発の裏話みたいなものを聞けるかもしれません。

美味しいビールを片手に、ちょっと贅沢な午後を過ごしてみませんか?

皆様のお越しをお待ちしております!


2018年2月22日木曜日

リスペクト

大杉漣さんが亡くなった。

今でも現役バリバリだったし、何と言っても66歳という年齢が若すぎるだけにショックも大きい。まだたくさんの作品に出て、いろいろな姿を見せてくれたに違いない。

報道などでは、北野武監督の「ソナチネ」や「HANA-BI」などの名前が出ているし、ずいぶん前にカンヌだったかどこかの映画祭で、「日本にはいったい何人のレン・オオスギがいるのか?」なんていう質問が出たこともあったと記憶しているので、やっぱり、1990年代以降の活躍が取りざたされることが多い。

だけど、僕には忘れちゃいけないと思う作品があるので、リマークしておく。

「シコふんじゃった。」や「Shall we ダンス?」などで知られる周防正行監督のデビュー作でもある

変態家族 兄貴の嫁さん

である。

この作品はカメラワークを含め、周防監督が敬愛する小津安二郎へのオマージュ、というかリスペクトに溢れている。大杉さんが演じるのも小津映画における笠智衆を彷彿とさせる人物。1984年公開のピンク映画だったので、さすがに僕がリアルタイムで観ているわけはないわけである(一応、強調しておく)が、後年観た折には、周防監督も若かったなぁ、と思うと同時に、小津映画を知れば知るほど、この作品のあらゆる部分がツボにはまって楽しいと感じた。マニアックだけど、マニアにはたまらない好品と言えるわけ。ちなみに多摩川沿いに住んでいる人たちには、映画の中の風景も楽しいはず。

実は、僕がすでに東京で働いていた1999年、地元・札幌の映画祭をボランティアとしてお手伝いしたことがあり、その時にこの作品を上映している。ゲストとして周防監督と、やはり小津監督を敬愛している韓国のホ・ジノ監督をゲストとして呼んで対談してもらったのを覚えている。


上の写真は、その映画祭の時に作られたTシャツ。確かあったと思って、昨夜探したら発掘された。周防監督とホ・ジノ監督のサインもプリントされている。

変態家族 兄貴の嫁さん」は、今ちょうど開催されている第68回ベルリン国際映画祭でも4K(!)で上映されているということなので、今後、みなさんが目にする機会もあるかも知れない。

ぜひ、この名作と大杉さんの絶妙な演技をお楽しみいただきたい。

そういえば、1999年の札幌での映画祭の後、周防監督と一緒に飛行機で羽田に戻り、新橋で別れたことを思い出した。何であの時、僕が新橋で電車を降りたのかは思い出せないけど。

2018年1月17日水曜日

最初で最後?


昨日から,ウチの学校で2年生を対象に行なわれている冬季学校で長野県の菅平に来ている。この行事は今年で53回目となる伝統行事で,2年生を対象にした2泊3日のスキー合宿。53回ということは,創立以来ずっと行なわれている計算になる。僕は2年生は担任でもなければ授業も持っていないのだけれど,今回はスキー指導員としての参加。実はこの学校に着任して17年目になるけれど,今回が初めての参加なのである。

ところが,この形式での実施は今回が最後になるかもしれないということで,ひょっとすると最初で最後になるかもしれないというところがなんとも...

昨日は天気も良く,今年限りという話を聞いて,宿の計らいで普段はなかなかできないというスキー場での打ち上げ花火も楽しむことができた。


一方,今日は朝から雨模様。それでも,ザー降りではないので,午前中も2時間の講習。この後午後もほぼ予定通り実施されるようだ。

僕が担当の班は,同じ学科の学生9名で,ハイレベルではないけれども,全員山頂まで行ってもゆっくり降りてこられるくらいのレベル。ということで,学生の身の丈にあった感じで,少しずつチャレンジしながら楽しんで滑るという,指導というよりは少しずつアドバイスあげながら一緒に楽しむという雰囲気で,こちらとしても少し肩に力が入らないユルい感じで進められている。怪我だけ気をつけなくてはいけないけどね。

雨だと雪が重たいので,少し足に疲れも出てくる頃なので,様子を見ながらやっている。

明日は天気が回復傾向という予報もあるので,最後,いい眺めの中で楽しめればいいなぁ,と思っているんだけれど,どうかな?


2018年1月11日木曜日

イメチェン

僕らのところには、職場にも年賀状が届く。主に求人やその他の活動でお世話になっている企業などからだ。

で、今日届いてきたものを見てみると、驚愕の事実が…!!!


なんか、いろんな肩書きが書いてあるが、イメージキャラクターて…

はっきり言っとくが、オレのロッカーに「かぶりもん」は入っていない


これって、おそらく名刺をスキャンして自動で名簿を作成しているものと推察される。
なぜなら僕の名刺は


こうなっているから。
しかし、だとしても「はざまる」って文字は入っていないじゃんか。

てか、そのくらい確認すれよ!

オレがキャラならキャラ名も明記してくれないと。

ということで、今年はエラいものを引き受けてしまったようなので、どうぞ可愛がってください。

営業が忙しくなりそうだ…


追伸:
ハガキでもこうなのだから、電子メールを送る際は、宛先はもう一度よく確認してから送りましょう。
情報セキュリティ推進委員長


2017年11月22日水曜日

ちょっとそこまで…


今朝、メルボルンに着きました。
ええ、メルボルンです。オーストラリアの。

今年は3月、5月、7月に続いてこれで4度目。年間4度のメルボルンはさすがに自己最多

ことの発端は今月初め。
メルボルン大の共同研究者と来年の3月、研究打合せの予定を相談していたところ、

今月ヒマ?

と聞かれ、

いやぁ〜、ヒマじゃないけど何?

って聞くと、

11/22〜24に会議やるから来ない?確か言ってあったと思うけど。

とのこと。いやいや、聞いてないよ

9月に北大で会っているから、その時に話したつもりでいるのかもしれないけれど、僕的には初耳。聞いてりゃすぐに旅の予定くらい立てる。でもなぁ、北大の時は色々忙しかったから頭に入ってなかったかも。いや、どう考えても聞いてないな。

宿泊費は出してくれるというし、フライトを調べたら特にバカ高いわけでもなかったので、前向きに検討。で、ここにいるというわけ。

しかし、

招待講演入れといたから、プログラム見てね。

なんてメールも来て、見てみたら、講演時間1時間。これまた聞いてないよ
会議の2週間前に連絡して1時間の招待講演かい?
ま,仕方がないから,持ちネタつなげて何とかするけど。

そんなわけで今回の滞在中はかなりタイトにスケジュールが詰まっていて、なかなか自由が利かない。一応、呼んでもらっている手前、サボるにサボれないし (^^;;;;

ちなみにいつもは市内のホテルに滞在するんだけど、今回は向こうが押さえてくれた大学のビジター用アパート Graduate House。昔住んでたのとは違うとこ。


ここ、前にも泊まろうと思ったけど、取れなかったのよね。簡素だけど、大学に近いのが何より便利。CBDも歩けるしね。

と、ここまで書いたが…さて、現実逃避はやめて、仕方ないからスライドの準備するかね?


2017年11月14日火曜日

週末ブルワー

この週末は、僕らのジャッジ仲間が新しくブルワリーを準備中ということで、ビアジャッジの仲間数名で見学に行って来た。


場所は狛江。オーナーの和泉さんは、アメリカの American Brewers Guild(ABG)で醸造を学び、オレゴン州ポートランドにある The Commons Brewery で修行してきた。彼が他のブルワーとひと味違うのは、兼業ブルワーであるということ。某企業で会社員として働きながら、週末にビールの仕込みを行なう計画だそうだ。事実、醸造の研修も有給休暇をフル活用して行ってきたとのこと。真似したくてもちょっとできない。ちなみに、発泡酒醸造免許が下りるのは早くて年明けとのことで、ココで作られたビールを飲めるようになるにはもう少し待たなければならない。

ちなみに醸造設備はちょうど納品されたばかりで、まだ工事現場感がハンパないσ(^_^;)


この日はこれまでの経緯から ABG や Commons での研修について、さらに家庭内のアレコレやこれから何をしようと考えているか、までいろいろ話を伺うことができた。


彼が修行した Commons は Farmhouse Ale などでも名を馳せたブルワリーで、和泉さんの作るビールもセゾンが主力になるらしい。ひと口にセゾンと言ってもさまざまなバリエーションが考えられるので、彼がどんなユニークなものを生み出してくれるのか、今から楽しみだ。

現在は酒販スペース Beer Cellar Tokyo のみの営業で、営業時間は以下の通り。
  • 水曜・木曜:16:00〜21:00
  • 金曜:16:00〜22:00
  • 土曜・日曜:12:00〜21:00
  • 月曜・火曜:定休日

週末、運が良ければ和泉さん本人から濃ゆい話が聞けることだろう。今は、オレゴン発のビールとサイダー全10タップがつながっている。先日のタップリストは下の写真の通り。


店頭でグラスで楽しめるだけではなく、グラウラーで持ち帰ることもできる。和泉さん曰く、地元の人にビールを持ち帰ってもらい、日本の「宅飲み文化」を大きく変えたいとのこと。地元で作られたビールを持ち帰って食卓で楽しむ。やはり地元のものを地元の人々が楽しむ、そうして文化が醸成されていくと素晴らしいと思う。16:00からの営業なので、主婦の方が買い物帰りにグラウラーでビールを買って帰るなんてこともできる。生活にクラフトビールが密着する理想形の一つかもしれない。

狛江は僕の地元というには少し遠いけど、それでも折を見て通うこともあるかなぁ、と思う。かつてあったあの店のように…

2017年11月12日日曜日

約10年ぶりの

昨日は、ウチのガッコの伝統行事、チャレンジウォークに参加してきました。

この行事、もともとは学校から藤沢の海岸まで42.195キロを歩くというものだったけど、諸般の事情によりコース変更を余儀なくされ、去年はお休み、今年復活したというもの。コースも学校から聖蹟桜ヶ丘までの18キロに短縮されました。

僕はたぶん8年か9年ぶりくらいの参加。当時は1年生は全員参加で、僕は担任だったので、中間地点で通過チェックをしてました。ただ、最終通過者を送り出した後、ゴールまで30キロくらい歩いたんだけど。何人も学生を追い抜いたのを覚えている。

その後も参加したかったけれど、ちょうど体育の日近辺の開催だったこともあって、高専プロコンやその他の出張が重なったりして参加できずにいた。今年も出張なんかで土曜日が潰れることも少なくないんだけど、昨日は奇跡的に空いてたんで久々に参加できた由。

18キロっていうと、普段走っている距離と大差ないので、まぁ余裕。一応、走っちゃいけないルールになってるはずなので、急ぎ足くらいのペースで完歩。全体の3番目でゴールしました。

というか、途中から1年生の親子と僕の3人が先頭グループになり、後方を引き離してしまった。最後まで3人一緒だったけれど、流石に最後スパートしてトップをさらうような大人気ないことは自重しました(^◇^;)

自己計測のネットタイムで2時間50分。まあまあいい運動にはなったかな?天気も心配だったけど、歩いている間は晴天で気持ちよかった。


それにしても、ウチのクラスの学生に会わなかったのは何故だ?