2012年5月26日土曜日

中国

昨日まで 2 泊 3 日で北京に行ってきた。旅行の目的は,マイクロソフトの Imagine Cup 2012 日本大会で優勝して,晴れて日本代表となったチームへの報奨旅行,という名目で,内容的には世界大会に向けてのプレゼンテーションの研修だったりする。一応,僕もメンターとして参加してきたというわけ。訪問先は北京にある MSRA (Microsoft Research Asia)


初日の 23 日は午後に到着し,その後, Imagine Cup 2012 日本代表メンターとしてサポートしてくれている産業技術総合研究所の後藤真孝さんの講演。講演の内容もさることながら,プレゼンのスタイルも学生には刺激になったようである。

2日目は午前,この研究所の主に日本人の研究者によるデモセッションを聴講。午後は,今回のImagine Cup 中国代表と顔を合わせて,共に英語でプレゼンを披露した。また,昨年のファイナリストや Microsoft Student Partner の講演を聞いたりした。東京高専のチーム Coccolo のプレゼンはまだなかなかこなれていなかったけれども,言いたいことは中国の学生たちにもキチンと伝わっていた。まだまだ修正しなければならないことは多いけれども,こうやって場数を踏んでいくことが重要なんだろうね。

2 日目にして北京最後の夜は,北京ダックを堪能。


最終日は午前中,今回のツアーに参加したウチのチームとゲームデザイン部門のチーム・ブロッサムが英語でのプレゼンをもう一度行ない,現地の研究者らから質問やコメントを受けるというセッションを行なった。結構厳しい質問も受けていたけれども,英語で受け答えしなければならないので,すぐに答えが出て来なかったり,プレゼンそのものにもかなり厳しいコメントをいただいた。ただ,これはあくまでも期待されているから,ということなのだと思うから,学生たちはこれから世界大会までの 1 ヶ月強の間に何をしなければならないか,ということを強く胸に刻んだのではないかと思う。

最期のプレゼンセッションが終わったら,午後の便で帰国すべく空港へ移動。その途中,少しだけ時間があったので,オリンピックスタジアム,通称 "鳥の巣" へ立ち寄ってもらえた。


個人的には北島が金を獲ったオリンピックプールの方にも興味があったけど。


僕は,北京は 2 度目で,前回は 10 年以上前。だから当然オリンピック開催前なわけで,当時と比べると,かなり開発が進んで,全く別の街というイメージだった。自転車よりも圧倒的に自動車の方が多くなっているし,富裕層が増えて,貧富の差は以前よりもかなり広がっているんだろうなぁ,ということを彷彿とさせた。ただ,屋台なんかを覗くと,中国ならではの独特なパワーを感じることができるよね。食わなかったけど。



いやいや,熱いっス。

さて,昨日,金曜日の夜に帰国し,一応週末は日本で過ごしますが,月曜からは別件でまた香港に出張。どうせならそのまま中国にいれよ,って感じだが,そこはそれ,いろいろ事情がありましてね。

先ほど,荷造りを済ませたところですわぁ。

なお,7月に行われる Imagine Cup 2012 世界大会には,日本からはウチのチームを含む 3 チームの出場が決まりました。ソフトウェアデザイン部門はウチのチーム,Coccolo,ゲームデザイン部門で Team Blossom と Esperanza の 2 チームの進出が発表されました(詳しくはこちら)。お互い,一つでも上を目指していきたいものです。


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