2009年5月31日日曜日

受験

 今日は,ある資格試験を受験するために,錦糸町まで行ってきました。講習会と試験で朝の9:30から夕方18:00まで。さすがに疲れました。写真はそのテキストと資料関係。わかる人が見ると何かわかるかな?わかんないか,さすがに。3週間ほどで結果が出るということなので,結果が出たらご報告します。結果が悪かったら,なかったことに,ということで....
で,出来はと言いますと,まぁ,なんとかなったんじゃないかな?とは思います。合格率が結構高いと言うし.....ちょい風邪気味(インフルではない!)だったので,実技試験が若干きつかったけれど,それほど影響はなかったと思います。とにかく,結果を楽しみに待とうと思います。
さ,明日から中間試験です。試験問題何とかしなくちゃ。
そうそう,今回の受験で僕もつくづく実感したけれど,やはり試験に臨むには,準備に万全を期して不安を一掃することです。数学や物理の試験でも同じ。くり返しくり返し問題を解いたり確認したりして万全を期して臨めば,道は開ける。ま,言うのは簡単だけれどね。しかし,どこかで努力しなければいけないとしたら,それは早い方がいいよ。わかったか?学生諸君!

2009年5月29日金曜日

薄暮のタワー

 今日は,電子情報通信学会の情報理論研究専門委員会(IT研専)と情報理論研究会のため,東京タワーの真下にある機械振興会館へ出張です。ここの委員は今年で2年目になります。去年は企画担当だったけれど,今年は新しく新設された海外担当というのになりました。今年度は1月にハワイで研究会が予定されているので,働くことになりそうです.....
この手の会議に来ると情報理論を研究している面々と久しぶりに顔を合わせることができて,情報交換ができたり,硬軟とりまぜていろんな話ができたり,もちろん酒が入ったりといろいろリフレッシュできるわけです。今週はホントにハードだったので,今日もリフレッシュできましたよ。
その上,IWSDA'09の関係者でもある近大の戒田先生とも会えたので,会議の打ち合わせもできて一石二鳥でした。
3次会では,神谷町駅のそばにあるベルギービール専門店ブラッセルズで湘南工大のA氏,和歌山大のK氏,NTTのM氏と4人でベルギービールを堪能しました。僕は苦みに特徴のあるSaison Voisin,酵母の香りが独特なSt-Feuillien Blondを生で飲みました。いやぁ,よかったねぇ。ブラッセルズは原宿と神田の店には行ったことがあったし,新宿にある系列店のカフェヒューガルテンにもよく行きましたが,ここは初めてでした。覚えておこう。
ちなみに,写真は懇親会の後,機械振興会館から出てきたところで見上げたタワーです。

2009年5月28日木曜日

疲弊

お久しぶりです。いやぁ,かなりやられています。今週はハードでした。
月曜日は終電で帰り,火曜日は21時頃には学校を出ましたが,昨日も結局かなり遅くまで仕事をする始末。3日間で睡眠時間は10時間に満たないという異常事態です。遊んでいるわけじゃないですよ。呑んだくれているわけでもない(多少呑んではいるけど....)。
昼間は授業だ会議だなんだでほとんどたまっているタスクを消化できず,仕事始めは17時,コアタイムは深夜か早朝という始末。最悪ですね。それでもまだやるべき仕事が終わりません。明日は,都内に出張ですが,朝は早くないので,今日はこれで寝て,少し体力を戻そうと思います。
もし,インフルエンザにかかったら,強制的に休めるわけですね。こんなんだったら感染した方がマシだと思えるほど追い込まれていました。肉体的にも精神的にもきつかった。明日の出張はストレスがたまるものではないと思うし,学校を離れるとそれなりにリフレッシュできるので,なんとか回復を目指そうと思います。
いや,ほんとにきつかった。

追伸:火曜日にヘルシンキにあるメトロポーリア大学の2人の学生が訪ねてきてくれました。ウチの学生と一緒に楽しい時間を過ごせました。殺人的なスケジュールの中,少しだけ楽しい時間が過ごせました。感謝!

2009年5月25日月曜日

愛車は2泊目

 今日は,夜の9時半過ぎまで校長室で会議でした。疲れた。昨日の朝,舎監から帰るとき,雨がかなり降っていたので,自転車を置いて電車で帰りました。今日,自転車で帰ろうと思ったけど,さすがに疲れたのと,明日の授業の準備なんかもしたら,夜の12時近くなってしまったので,終電で帰りました。チャリンコはいつ帰宅できるんだろう?というわけで,僕のデスクの上にはサイクリンググローブが置きっぱです。
今日は国際会議 IWSDA'09のAuthors' Informationなどを作って,実行委員会のメーリングリストに流すなど,いろいろ仕事が立て込みました。ちなみに,この国際会議では,3名の招待講演を行うことが決まっていて,スケジュールも今日最終決定しました。会議2日目の10/20にオーストラリアのUdaya Parampalli先生,前回のIWSDA'07のプログラム委員長です。3日目の10/21はノルウェーのTor Helleseth 先生。そして4日目の10/22が東北大学の安達文幸先生です。安達先生は過去2回のIWSDAにも参加していらっしゃってます。いろいろと作業は進んでいるけれど,これからどんどん投稿論文が集まってくることを考えると忙しさも尋常じゃなくなると思われる。覚悟しないと....

2009年5月24日日曜日

NOノー脳

結局,昨夜の夜点呼のとき,マスク着用を忘れました。やっぱ非国民か.....慣れないことはするもんじゃないですね。
さて,昨夜,舎監室のテレビでキムタク主演の MR.BRAIN第1回を見ました。連ドラはあんまり見ないんだけど,かつて脳科学とか神経回路に関わった身としては,少し気になるところもあって.....
結論から言うと,厳しかったねぇ。ミステリーとしてはトリックも甘いし,犯罪の動機も追及も甘過ぎ。脚本の出来があまり良くないんだな。それに,結構突っ込みどころも満載。研究者気質としてはたまに引きこもりたいときもあるのに,あんなにガラス張りじゃ引きこもれないだろ!とか,3DホログラムとかfMRIの解析画像とか,そんなところのインターフェースに計算機のリソース使うなら処理を軽くすれ(北海道弁!)!とか.....研究所とか研究者とかそういうものに対するイメージがあまりにステレオティピカルで素人っぽい。
ただ,主人公が脳損傷を受ける前と後で同じ人間と言えるのか,という問いが通奏低音となりそうなプロローグではあったし,そういうところにしっかりと重心を置くと化ける可能性はあるけどね(あるかな?)。脳と人格,人権,倫理なんかの問題をしっかりと描けば十分骨太なドラマが作れると思えるのに,脳科学とか科学捜査とかそういうところの上澄みだけをなんとなくすくいとって,一般受けする構成にしているところが民放ゴールデンタイムの限界という気がしますね。残念。ドラマのTBSよ,どこへ行く,って感じですか。キャスティングは結構凝っていて,お金も注ぎこんでそうなだけに,残念です。
まぁ,フツーの日本人は,科学に対する関心や見識がすごく薄いから,一般向けのソフトな啓蒙にはつながるんだろうか???.....怖いもんみたさで,も1回見てみっかな?来週.....

2009年5月23日土曜日

マスカレード

 今日も宿直です。今年度2回目。ウチの寮はティーンエイジャーを100人単位で預かるという立場上,夜点呼があるわけですね。こんなこというと学校外の人には刑務所みたいな印象を与えるかもしれませんが,どちらかというと安全面からの配慮,誤解を恐れずに言うと,学生が元気に生活しているかどうか,ぶっちゃけ,ちゃんと生きているかどうかの確認という意味合いもあると思います。特にこういうインフルエンザなんかが流行っている状況下では,学生の状態を確認するために必要ですね。
休日の前夜は,宿直舎監室に学生が各自時間になると点呼を取ってもらいに来ることになっています。ということは非常に至近距離で100人以上の学生と接触するということになるので,こっちもマスクはマスト,ん?マストはマスク...いや,いいのか,マスクはマストですね。
何やら,巷ではマスクが品薄とか。ボクも持ってなかったんですが,舎監室にストックがあってセーフ!
しかし,新聞でも誰かが書いてましたが,ちょっと日本人のマスク着用率は異常な気がしますね。新聞紙上のオピニオンによれば,これは日本人的社会性の反映だとか。つまり,他人にうつすと怖いという強迫観念が連鎖して起こっている現象のようにも捉えられるわけですね。ある種の社会的パニック現象というかね。そんなに神経質にならなくてもよいように思いますけどね。こういうときは状況をやや斜めに見る人の方が精神的にタフでいられるような気がしますね。
こんなご時世に立食パーティーなんかあると,みなさんマスクして集うんでしょうか?ある意味,仮面舞踏会??
....うーん,こういうこと書くと,社会の風当たりは強くなるんだろうか?ま,ボク自身は戦時中なら,間違いなく非国民と呼ばれるタイプの人間だと思うので,別にいいですけどね。
しかし,今やフツーの夏風邪ひいても,紛らわしいとか言って非国民扱いされそうな勢い。こういう世相は怖いですね。ホント,パニック状態。みなさん,もう少し冷静になりましょうよ。職業上必要な場合や必要以上に他人と接近する場合以外はマスクなくてもいいんじゃないでしょうか??

2009年5月21日木曜日

おいでませ,八王子

えー,今日は何かやるせないお話を一席。
実は明日,ある重要な打ち合わせの予定がありました。そうしたら,今朝,相手先から連絡が入りまして,「八王子でインフルエンザが発生したため,6月以降に延期します。」だって。何かちょっとカチンと来ましたねえ。なんだか汚いものにでも触れるみたいに。原発事故でも起こったような扱いですな。
しかし,あれよね。確かに豚インフレ....じゃなかったインフルエンザはまぁ恐ろしいのかもしれませんが,ちょい過敏に反応しすぎな感もしないこともありません。そりゃ,予防措置は大事。うがい手洗いは徹底してくださいね。ただ,八王子で発生したから,そのエリアに入らないってのはやりすぎじゃ???
だって,かえって安心かもよ。みーんなマスクしてるし。誰もかかってないからって油断している地域の方がよっぽど怖い。条件が悪い方がみんな気をつけるから好転することってあるでしょ?北海道で交通事故が多いのは道が広いから。歩道のない細い道しかないところはみんな気を付けて運転するから事故が少なかったりするじゃないスか。
というわけで,今こそおいでませ八王子。誰か一人でも油断したら危うい状況ですが,誰も油断しないだろうから多分大丈夫です。そう,八王子の安心は各自が予防措置をきちんと取るから成り立つわけです。....ふぅ,ぼやきが暴走しそうな一歩手前で常識論に落ち着きました。くわばらくわばら。
しかし,輸入豚肉は値段が上がるんですかね?まさに豚インフレ....おあとがよろしいようで。
東京X.....大丈夫かな??

2009年5月20日水曜日

あしたのもと

本日,5月20日は,私の父親と王貞治と,そして味の素の誕生日です!ウチの親父と世界の王は,せいぜい70くらいの「やんぐ」ですが,味の素は今日で100歳だそうです!おめでとうございます。しかし,100年前はサッカースタジアムの名前になるなんて予想もしなかったでしょうな。
しかし,我が家では味の素ってあんまり使わんよね。アジシオは使うけどね。アジシオを使ったメニューといえば,何年か前に,テレビでグッチ裕三が紹介していたサラダ。作り方はいたって簡単。
1. レタスをちぎり,小ねぎを適当な長さに切る。
2. レタス,小ねぎ,しらす干し,白ゴマを混ぜ合わせる。
3. アジシオとごま油を適量かけて混ぜたら完成!
これはすごく美味い!グッチ裕三氏曰く,「これ以外の材料を加えても,何かを変えてもだめ」とのこと。数年前から我が家の定番メニューになりました。
で,本日帰宅すると,ヨメがこの100年サラダ(?)を作っているではあーりませんか!味の素が100歳だからかな?と思って聞いてみると,その事実は全く知らなかったそうで...まぁ,味の素でこんなに盛り上がることもないけど。100年サラダの写真あればよかったんだが,撮影前にたいらげちゃいました。あしからず。
しかし,一日にこんなに「味の素」って書くことなんてないよな。一日の「味の素記述量」をはるかにオーバーしてしまいました。というわけで,今日はこの辺で。

2009年5月19日火曜日

ぱ、ぱらすた…

 今日はSPHERE TOKYOコロキウムがあり,3月にドイツとフィンランドへ視察に行った際の報告を行いました。他にもイタリアやメキシコなど他国の報告があったほか,長岡高専の土田先生,大阪府立高専の中谷先生,杉浦先生,木更津高専の瀬川先生,東大の寺井先生といったゲストをお迎えして,ご講演をしていただきました。ボクの発表の中では,フィンランド語が他のヨーロッパ言語といかに違うか?ということを示す一例として,こんな写真をお見せしました。賞味期限,英語だとbest beforeというところが,フィンランド語だとparasta ennen…ぱらすたえんねんって…あんまりの違いに絶句です。フィンランドで英語教育が盛んな理由はこういうところにもあるのかなぁ?なんてことをちょっと話したりしました。他の先生方の講演も楽しいものが多く,有意義なイベントでした。
終了後の懇親会ではちょっと呑みすぎました。ま,呑まれるところまではいかなかったけれど。東大の寺井先生のご自宅がボクの家と近いということで,駅から家の近くまで車で送っていただきました。寺井先生,奥様,ありがとうございました。

2009年5月18日月曜日

研究打ち合わせ

今日は,共同研究を行っている(株)モバイルテクニカのIさんと学生2名との4名で研究の打ち合わせを行いました。具体的なことはここでは書きませんが,モバイルテクニカの関連技術と,これまでウチの研究室で取り組んできたものが良い意味で溶け合って,面白いシステムが開発できそうな気がします。学生もなんとなく乗り気だったのでよかったよかった。
ボクもいろいろな研究をしていますが,自分自身の研究はどちらかというと通信理論だったり,符号系列だったり,信号処理だったりと,どちらかというと数理系のものが多いです。一方,学生の研究テーマとして提供しているのは,そういう数理的なものもあるけれど,実際にシステムをくみ上げたり,アプリケーションを開発したり,という実践的なものが多い。この辺は,学生の意向や能力に合わせていろいろさじ加減が必要なところなんですね。高専に来る前は,こういう実践的なことに携わるとは全く予想もしていなかったけれど,ここ何年も積み重ねてきて自分の研究の幅,というか視界が少しずつ広くなってきたような気がします。これはこの後も自分の武器になっていくんだろうなぁ,という気はしますね。
ブログに研究の話題があんまり出ませんねぇ,なんて声もあって,こういうことも書いてみたけれど,大人の事情もあって,細かいことまでは書けないのよね。というわけで,今日はこの辺で解散!

2009年5月16日土曜日

カモ

 今日は午後,子供の自転車を買うためにお出かけ。昼を駅のカレー屋で済ませたら,2年前の卒業生,H君がバイトしててビックリ。
買い物終了後,多摩モノレール柴崎体育館駅近くの根川緑道を散策してたら,2羽のカモを発見。かなり至近距離まで近づくことができました。
その後,立川までぶらぶら散歩しましたが,途中で小雨が......寄り道しない方がよかったかも。

2009年5月15日金曜日

ナメロー

今日,帰りにスーパーで小ぶりのアジが6尾で220円と格安だったので購入。なめろうを作りました。大名おろしにして,ねぎ,ショウガ,ミョウガ,大葉,味噌なんかとたたいて出来上がり。中落ちや頭の部分は,熱湯で出汁をとって.あら汁にしました。ウチの嫁には少々匂いがきつかったようですが,ふのりなんかを散らすと,磯の香りが満載でうまいのなんの。具は大根だけにしたけれど,子供は食べました。なめろうも美味しかった。こういうときは日本酒よね。去年,鬼怒川で買った惣誉をいただきました。満足!写真撮る前にたいらげちゃったんで,写真はなし!あしからず。

2009年5月14日木曜日

時間に追われて...

いやぁ,昨日今日と,時間があったはずなのに,いろいろと雑事に追われて,片付くべき仕事がぜんぜん片付きません。どうしても家に仕事を持ち帰って,夜中こなさないと処理できないような状況です。困ったにゃぁ。明日も時間はあるはずなんだけれど,果たしてどうなることやら....今日はかなり疲労もたまっているので,この辺でペンディングにします。つまらん内容ですんません。

2009年5月12日火曜日

NOという力

今日は少しまじめな話を。
みなさんは自分ができないこと,わからないことに対して,素直にNO!と言えますか?これはすごく単純なことがですが,すごく難しいことです。ものごとに対してすごくまじめで熱心だったり,あることに対する自負心やプライドがすごく高かったり,あるいは,周囲の眼をとても気にする人にとっては本当に難しいことです。
かくいう僕も十分できているかというと,「100%」No!と言えます,とはなかなか言い難い。例えば,自分自身現在,学校の中でも外でもかなりの仕事を抱えています。それぞれ単発では引き受けることが可能でも,すべてが同時に自分の身に降りかかってくると,定められた時間内に求められた成果を出せないこともあります。成果を出せないと,自分が困るだけではなく,関係する人たち全員に迷惑や不利益を与えることになってしまう。社会的に責任のある仕事になればなるほど,その重要性は高まります。
学校生活でも同じ。学生に我々が何かを教えて,「OK?」と聞いて,学生が「Yes」と言えば,我々はそれをある程度信用するしかないわけです。ただ,それを信用してそのまま研究指導や学習指導を続けてしまい,後になって,実はぜんぜん理解していないことが分かると,それまでにかけた時間と労力がすべてゼロになってしまいかねない。これは,貴重な時間をドブに捨てたに等しく,実際上も精神的にも非常に苦痛になります。
だから,学生には,本当に理解したときだけYes!と言って欲しい。分からないときは分からないとはっきり言って欲しいわけです。
逆に我々教える側も,神様や仙人じゃないんだから,学生のリクエストや質問に対して100%十分な対応ができるとは限らない。そういう時ははっきりとNo!と言えなくてはいけないと思っています。ですから,学生に対しても自分が自信のないことははっきり「よくわからん」ということがあります。特に新しい研究を進めているとそんなことにはよく出くわすし,よくわからんことを一所懸命学生と一緒になって考えて前へ進むことが研究そのものだとも思います。学校は学ぶ場であり,前の見えないことを考えて研究する場でもあります。
そこで「分からない」ということは決して恥ずかしいことではない。学校では教育サービスを受ける側も提供する側も互いに情報交換しながら学んでいるのだと思います。学生に物事を教えながら我々自身が学ぶことも多いんです。だから,我々教員もわからないことを「わからない」と素直に言うことは,程度にもよるけれど,決して恥ずかしいことではないと思う。「できないことははっきりできないと言う」ことはとても重要だと思います。もちろん個人としてだけではなく,学校や会社など,組織全体としてもそういうことを公式に表明することはきわめて重要だと思う。一瞬の不利益を避けて取り繕ったがために,後で大きな損失につながることにもなりかねないと思います。
なんで今日,こういう話をしたかというと,今朝のある新聞記事を読んで,こういうことを連想してしまったことと,今日会議でこういう話題に関することを議論したからです。その新聞記事が何か,会議の議題が何かについてはここでは特に書きませんが,自分の守備範囲をしっかり把握して,できることとできないこと,わかることとわからないことを理解し,それを外部に対しはっきり表明すること。これは円滑なコミュニケーションを取りながら共同で何かを進めていく上で,また社会的な責任を果たす上でとても重要なことだと思うわけです。
えー,十分長くなりましたが,これ以上長くなっても困るので,この辺で終わります。

追伸:専攻科生のH君,ブックマークどうもありがとう!

2009年5月10日日曜日

だんだら

 えー,昨夜の舎監は滞りなく終了しまして,今朝,再びチャリンコにて自宅へと戻りました。今日は朝から日差しが強かったですね。気持ちよかったけれど。
さて,学校から自宅へ帰る途中,高幡不動尊の前を通るんですが,今日,「新撰組まつり」だっていうことをすっかり忘れていました。お不動さんの前がすごい人だかりで交通整理をしていた。ちょうどパレードが出発する時間と重なったようです。午前10時すぎのことです。しかし,お祭りの中に一緒に入ってしまえばいいんでしょうが,一歩引いて観察すると,異様な光景ですよね。昨年度の土方歳三コンテストで優勝したおじさんともすれ違いましたよ。ええ,ひのチャンネルで見て顔を知ってましたから。今年は土方の140回忌ですかぁ。って,そういう言い方すんのか???

2009年5月9日土曜日

ICE gets in his EYES.

 いきなり,ダジャレかよってタイトルですが,そのココロは後ほど。
さて,今日は初モノづくしでした。
初モノ,その1。上のムスメが来年から小学校へ上がるんですが,今日は学校公開に行ってきました。校内には何度か入ったことがあるけど,授業を見るのは初めて。ちょうど1年生の算数をやっていました。僕も幼稚園の頃小学校を見に行って,算数の授業で見学なのに手あげたりなんかして授業荒らしをしたらしいですが......時間割を見るともう少し早く来たら,5年生の算数で「小数の割り算」が見られたらしい。今の小学校の先生は小数とか分数の割り算の意味,正しく説明できるのかなぁ。見たかったなぁ。いや,見学者が授業を荒らすつもりはないですけどね :-P
初モノ,その2。小学校を出て,駅前まで散歩して,駅ビルの31アイスクリームユニセフ支援のフリースクープを初体験しました。ユニセフのマンスリーサポートに参加していて,いつもイベントの案内は読むんだけど,都合がつかなかったり,朝の始動が遅かったりでなかなかチャンスに恵まれませんでした。今日は終了の5分前11:55に何とか募金を終えて家族4人でシングルコーン4個ゲットしました(募金額は....まぁ,いいだろ)。少し歩いた後だったので子供たちも大喜び。しばらくすると下のムスコが「ふいてぇー!」見てみると,まつ毛にアイスが.....どう食ったらそうなるのよ??茶道や酒では目でも楽しむって言っても,それとはちゃうだろ。全く,直球勝負なムスコです。
初モノ,その3。今日は寮の宿直舎監で夕方から出勤です。これが今年度初。で,写真は今日の寮メシ。ちなみに,僕は目では味わってません(少なくとも直球な意味では...)。
初モノ,その4。夕方の出勤は電車ではなく,チャリンコを利用。これも今年初です。夏場はたまにチャリンコ通勤をします。距離にして約18キロ。所要時間は45分くらいでしょうか?今日は,信号運も悪かったし,今年初ということで体も重くて50分はかかったかな?行きも帰りも最後が上りで,そこが唯一最大の難所だったりします。
以上,今日はここまで4つの初モノを体験。今日の舎監が無事終わりますように。まだ宿直で救急車とか呼んだことないので,そういう初体験はできれば避けたいですなぁ...

2009年5月8日金曜日

流行病

昨日,連休明けで再び授業がスタートしました。ウチのクラスも全員朝から無事に集合して,学校生活のリスタートが切れました(ちらほら遅刻者がいたけど)。ちまたではインフルエンザがまだまだ流行しているみたいだし(某力士とか),新型もいつ来日されるか予断を許さない状況のようですので,まだまだ警戒が必要です。この時期は学生のみならず大人の間でも五月病という大病が流行する危険性もあるので,十分注意しなければ。とにかく気持ちを新たにしてがんばりましょう。
さて,本校では6月の第1週に前期中間試験があります。五月病に気をつけましょうと言っておきながら,あと3週間もすれば試験になってしまいます。1年生にとっては入学後初の定期試験ということで,不安もあるでしょうが,計画的に準備して乗り切って欲しいと思います。学校のスケジュールというのは意外と早く過ぎていくところがあるので注意が必要ですね。
ということで,今日は主にクラスの学生向けのコメントでした。

2009年5月6日水曜日

3枚のお札

 今日は,札幌からエアドゥ・ANAのコードシェア便に乗って東京に帰ってきました。最近どうもボヤきが多いですが,今日も今日とてボヤきです。というか,今日はいくら考えてもわからない疑問。
チケットレスでクレジットカード決済済みだったので,エアドゥのカウンターで道民割引用の「道民カード」とクレジットカードを提示してチェックインしました。すると,搭乗券ではなく「搭乗案内書」というQRコードが印刷された紙(写真右の薄緑のもの)を渡されました。搭乗口でQRコードをかざせばよいので,これは便利と,ここまでは良かった。
続いて保安検査所を通過しようとすると,先ほどのQRコードをリーダーにかざせという。何で?今までそんなことをしたことがない。ICカードで事前チェックインして,チケットなどを持っていないときはこの時点でICカードや携帯をかざして,搭乗券代わりのレシートをもらうことはある。今回はそうではなく,先ほどもらった「搭乗案内書」がすでにあり,そこには,氏名,日付,便名,搭乗区間,搭乗時刻,搭乗口,座席番号などの情報がすべて書かれてある。通常,セキュリティチェックでは,たとえば搭乗券を持っている場合だとその搭乗券を係員に見せさえすればよいわけです。何でここでQRコードをかざさねばならないのか?その理由を係員に尋ねたが「そういうことになっている」の一点張りなので,しかたないので,かざしました。すると,「搭乗口案内」なるレシート(写真中央の白い紙)が印刷されてきた。そこには,氏名,日付,便名,搭乗区間,搭乗時刻,搭乗口,座席番号が書かれていた....っていうかそんなん最初からわかってるじゃん!さっきもらった「搭乗案内書」以上の情報は何も書かれていない。何のためにQRコードかざしたの?何のために余分な紙を出力してんの?
疑問は尽きなかったが,時間もないので搭乗口へ。すると搭乗口では,再度,最初にもらった「搭乗案内書」をリーダーにかざして機内へと向かう。ピッとかざすと,またまた別の紙が.....今度は「搭乗券」と書かれたピンクの紙(写真左)。これには氏名,日付,便名,搭乗区間,座席番号が印字されている。またしても新しい情報はゼロ。というか情報量減ってるし。
さて,搭乗口でピッとやるのは理解できる。しかし,セキュリティチェックでQRコードをかざす必要はあるのか?仮に全員がきちんとチェックを通ったかを航空会社側が把握するため,と考えたとしても,新たな紙っぺらを印字する必要は全くない。さらには,搭乗口でもう1枚印刷する必要も全くない。仮にチェックインカウンターで搭乗券を1枚発行しておけば,それ1枚で済むはずのものが3枚になっている。しかも,3枚の内容はほとんど同じ。・チケットを持っていれば1枚で済み,チケットレスにすると紙が3枚になる...ってこれって本末転倒じゃ??
エアドゥの搭乗システムはANAと共通で,最初の「搭乗案内書」もANAのものだった。ANAのホームページを見てみると,環境省からエコ・ファースト企業に選ばれた,などとあるのですが,果たして.....
現代にもまだまだわからない謎がたくさんあるものです。

2009年5月4日月曜日

無料かよ

 今日は,滝野すずらん丘陵公園にやってきました。ここは25年前くらいに開園した国営公園ですが,6~7年くらい前からは子供用の遊具なども充実しているので,帰省の際には,ウチの子どもたちはよく遊びに連れてきています。今日は昼くらいに到着したら駐車場がほぼ満車で,長蛇の列。よくよく見ると今日は無料入園日とあるじゃないですか。知らなかったあぁ!天気も快晴に近く,一番悪い日に来てしまったような....でも,30分くらい待ちで何とかなり,入園できました。子供用のふわふわドームだとか滑り台のある「子供の谷」は子供連れでいっぱい。子供たちはドームでびよーんびよーんと跳ねたり,滑り台を何往復もしたりと楽しんでいました。

2009年5月3日日曜日

追悼

忌野清志郎さんが亡くなった。58歳。あまりにも若すぎます。昨年一度復帰して,また闘病生活に戻ったと聞いた時から悪い予感はしていたけれど.....あの数々の名曲たち,あの声,あの風貌,あの言語感覚...ソウルフルでグルーヴィで,我が国の音楽シーンにおいてまさにワン・アンド・オンリーな存在であったことは疑う余地のないことだと思います。もう一度,「君が僕を知っている」なんかをChaboと二人で歌うところが聞きたかった。自分より年齢がずっと上の存在であるからして,いつかはこういう日が来てもおかしくはないのだけれど,もう少し,僕らに刺激を与えてほしかった,と心から思います。でもいまーの氏が過去の人になることはないんじゃないだろうか?彼をリスペクトする若いミュージシャンたちがこれから新しい刺激の連鎖をつないでいってくれると思う。そこにはいまーの氏のソウルが生き続けていることだろうと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。僕たちはいつまでも君を知っている。

2009年5月2日土曜日

開拓の村

 今日は実家から近い北海道開拓の村にやって来ました。写真は旧開拓使札幌本庁舎を復元した建物。今更ながらに思いますが,こんなケバい色使いだったんですねえ。ここは北海道の開拓当時の建物なんかが復元されているテーマパーク(?言うなれば...)です。僕が小学生くらいの頃,スキーで森を歩いていたら,突然昔の交番とか,駅舎みたいな建物が現われて「何だこれは!?」って思った記憶があります。当時はまだ建設・造成中だったんでしょうが,周囲に囲いなんかもほとんどなかったんですかね?よく記憶にないんだけれど,とにかくすごく驚いた記憶があります。森で雪遊びをしていたら,建設中の敷地内に迷い込めたっていうのは,ある意味おおらかというか....それとも本当は入っちゃいけないところに入っていたんだろうか?今となってはよくわかりません。今日は連休中ということで昔のおもちゃ作りとか大道芸の実演なんかがあって,子供もそれなりに楽しんだようでした。

2009年5月1日金曜日

動物園

 今日は,子供を連れて札幌市の円山動物園に来ました。札幌は今が桜の季節です。ごらんのように満開。北海道では梅も桜もこの時期にほぼ一緒に咲きます。動物園周辺の公園では,学生や会社員が花見をしています。こっちではジンギスカンが基本ですね。懐かしいですなぁ。さて,動物園では,生後5ヶ月のホッキョクグマの赤ちゃんが人気ということで見てきました。それと,ゼニガタアザラシの赤ちゃんも4月21日に生まれたばかりということで,非常にタイムリー(下の動画)。子供のころから何度も来ている動物園だけれど,今回は見ごたえがありましたねぇ。
しかし,動物の赤ちゃんというのはすごいですね。生まれてすぐに普通に動きまわってますもんね。サイズはともかく,人間の赤ちゃんがいかに未熟な状態で生まれてきているのか,ということに改めて気付かされます。人間社会がいかに甘やかされているか,ってことかもしれません。野生動物の世界は食うか食われるかですからね。
あ,それで今日は僕の誕生日でした。何歳になったかは勝手にプロフィールを見ていただくとして.....それはともかく,昨日,専攻科生のM君から思わぬバースデイプレゼントをいただきまして,これに添えられていたバースデーカード(上の写真)がウチの子供たちにもバカ受けでした。ありがとう,M君!