2009年7月9日木曜日

ライブ告知

今日,1年生の「工学基礎演習」という授業で「情報リテラシー」の講義をしました。1年生5クラスで同時に同じ授業を行うということで,1年担任団で情報工学科の僕が教材(スライド)を作って,各担当の先生に各クラスで一斉にやってもらったというわけ。別に僕は情報工学科といってもリテラシーの専門家ではないけど。
「工学基礎演習」というのは,普段は物理とか化学の問題演習をしているんですが,今年から1年に1度,この「情報リテラシー」をやろうということで準備をしてきたわけです。ホント,いろんな仕事してる。で,「情報リテラシー」ってなんやねん?と。実は僕もよく把握していなかった。ただ,一般的には,コンピュータやネットを使った「読み書きソロバン」のことを指すみたいです。しかし,今回の授業は情報倫理とかエチケットとか,コンピュータやネットを安全に利用するための心構えとかルール,そういうものをまとめて話すことになりました。最初に簡単なクイズを解いてもらって,その回答を解説するという形式で授業を進めました。いろいろ自分の体験談なんかを交えながら。
まぁ,どうですかね。学生はどう思ったんだろ。アンケートで感想なんかを書いてもらうことになったので,反応が楽しみです。真面目に書いてね。思ったことをね。
こういう授業は話術が要求されるよね。だって,スライド観てるだけってつまらんもんね。ポイントポイントで笑いもとらないと。いや,学校の先生って大変だわ。って人ごとかよ!
僕は学校の先生って落語家みたいなもんだと思うんですよね。いや,学校の先生にもいろいろ仕事があるけど,授業をするときって意味ではね。一所懸命ネタを考えて,高いところ(教壇)に上って話をするわけでしょ?古典も話せば新作も語る。客席(教室)の反応を見ながら,アドリブも利かせる。あ,落語っていうより単なるお笑い???でも,きちんと古典を話せなくちゃいけないって意味では落語だと思うんですよね。僕は授業のときは白衣を着るので,これが衣装だし,夏になると暑いのでセンスとタオルを持っていくので,これもなんか落語家っぽい。
今,ウチの学校は授業参観週間というのをやっていて,今週と来週は,先生どうしがお互いの授業を見に行くという取組をやっています。いつ誰の授業をアポなしで見に行ってもかまわないというものです。えー,このページを見ている先生がどのくらいいるのかはわかりませんが(あんまりいないかな?),次の僕のライブは来週火曜の朝イチです。情報工学科4年の「情報数学2」で,ガロア拡大体の応用として,線形帰還シフトレジスタを用いた乱数(M系列)生成の話をします。数学の授業で工学的な応用の話を丸々1時間かけてするなんてのは高専ならではですね。ぜひおいでませ。
あ,月曜の3・4限にも小規模ライブがありました。これは専攻科対象の受講者4人の路上ライブみたいなものです。もし気が向いたらどうぞ ;)

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