東京都八王子市にある東京高専情報工学科の小嶋です。 1年間の在外生活ですっかりOZモードになってしまった体内時計と日本式ライフスタイルとの間であえぐ様子を,とくとご覧ください。
2009年6月6日土曜日
ビアテイスター
今日は,昨日準備したイベントの本番初日です。そのイベントとは,日本地ビール協会主催のジャパン・ビア・フェスティバル。150銘柄近い国内外のビールが集結するテイスティングイベントで,今年の東京は,今日明日と恵比寿ガーデンホールで行われます。
今朝はまず,地下駐車場からビールの運び込み,冷却用の氷の運び込みを行いました。今日使用する氷だけで総量1.1トン!11キロの段ボール入りの氷塊が100個です。その後,ビアサーバーの組み立てや設置を行ってスタンバイ。ボランティア用のネームタグを受け取ると,名前の上に「ビアテイスター」の文字が・・・・先週受験した資格試験とはこの資格だったわけですが,受かったのかな?ドッキリだったりして :-P
ボランティアもしっかり試飲します。開場前に出展ビールをいくつかテイスティング。本日最初の試飲は個人的にもごひいきの茨城県にある木内酒造の常陸野ネストビールのホワイトエール(左写真)です。コリアンダーとかオレンジピールを使っていてさわやかなタイプの上面発酵ビールの名作です。左下(5枚目)の写真は,出展者ブースから見た入場を待つ人の列。すげー人だ。いつもなら僕もあっち側だったわけだけど。
本日の僕のミッションは,協会ブースでの出店ビールのサービングです。醸造会社からのスタッフが来場せず,ビールだけが届いている銘柄があるので,そういうのをこのブースで提供します。ビアテイスターが6人くらい(ボクを含めて)グループリーダーになってチームを組み,1グループで4~5銘柄のサービングを行いました。僕のグループは4名で,担当したビールは全部北海道の銘柄。大沼ビールのアルトとインディア・ペールエール(IPA),わかさいも本舗が醸造している赤鬼レッドエールと金鬼ペールエールです。わかさいもの赤鬼レッドエールは,イギリス発祥のブラウンエールというモルトの香りが高いタイプのビールで,今年のジャパン・アジア・ビアカップの入賞ビールです。これは,現地で生を飲んだことがありますが,確かにうまい。ホップの香りや苦みはそれほど強くないんですが,モルトの甘味が支配的で,まったりコクもあり,口や鼻に余韻が残ります。他の3銘柄も全部飲んだ経験があるので,お客さんに味を説明されても答えられたし,違いも説明できたので,それなりに役に立ったんじゃないかな?ちなみに,わかさいもの鬼伝説ビールは,去年北海道サミットが行われた洞爺湖畔で醸造されていたり,大沼はちょうど先週放映されたBS朝日「うたの旅人」で「千の風になって」作曲の舞台となったところだったりと,そんなエピソードも紹介できたので,お客さんとのトークもふくらみましたね。
14:00開場で,18:30に終了。そのあと1時間くらいで後片付けをして,初日の打ち上げにも参加しました。打ち上げでは木内酒造の木内社長とも話ができました。明日は諸般の事情で欠席。次は9月に横浜で行われます。7月に大阪でも行われるんだけど,ちょうど大阪出張の前の週だし,わざわざ大阪まで...って感じなのでそこは(当然?)欠席です。
自宅に帰ると日本地ビール協会から角封筒で何かが届いていました。開けてみると,ビアテイスターの認定証が・・・結果は3週間くらいで,って聞いてたけど,早かったなぁ。今日のネームタグはドッキリじゃなかったわけだ。とにかく,まぁ,合格してよかった。受験料高いしね。何年かしたら上位資格にもチャレンジしたいですね。まだちょい修行が足りないけど。
余韻に浸りつつ,テレビでサッカーの日本―ウズベキスタン戦を観戦。レフェリーによる過度のホームアドバンテージに酔いも冷め気味でしたが,良い一日を振りかえりながら就寝zzz
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