2009年5月23日土曜日

マスカレード

 今日も宿直です。今年度2回目。ウチの寮はティーンエイジャーを100人単位で預かるという立場上,夜点呼があるわけですね。こんなこというと学校外の人には刑務所みたいな印象を与えるかもしれませんが,どちらかというと安全面からの配慮,誤解を恐れずに言うと,学生が元気に生活しているかどうか,ぶっちゃけ,ちゃんと生きているかどうかの確認という意味合いもあると思います。特にこういうインフルエンザなんかが流行っている状況下では,学生の状態を確認するために必要ですね。
休日の前夜は,宿直舎監室に学生が各自時間になると点呼を取ってもらいに来ることになっています。ということは非常に至近距離で100人以上の学生と接触するということになるので,こっちもマスクはマスト,ん?マストはマスク...いや,いいのか,マスクはマストですね。
何やら,巷ではマスクが品薄とか。ボクも持ってなかったんですが,舎監室にストックがあってセーフ!
しかし,新聞でも誰かが書いてましたが,ちょっと日本人のマスク着用率は異常な気がしますね。新聞紙上のオピニオンによれば,これは日本人的社会性の反映だとか。つまり,他人にうつすと怖いという強迫観念が連鎖して起こっている現象のようにも捉えられるわけですね。ある種の社会的パニック現象というかね。そんなに神経質にならなくてもよいように思いますけどね。こういうときは状況をやや斜めに見る人の方が精神的にタフでいられるような気がしますね。
こんなご時世に立食パーティーなんかあると,みなさんマスクして集うんでしょうか?ある意味,仮面舞踏会??
....うーん,こういうこと書くと,社会の風当たりは強くなるんだろうか?ま,ボク自身は戦時中なら,間違いなく非国民と呼ばれるタイプの人間だと思うので,別にいいですけどね。
しかし,今やフツーの夏風邪ひいても,紛らわしいとか言って非国民扱いされそうな勢い。こういう世相は怖いですね。ホント,パニック状態。みなさん,もう少し冷静になりましょうよ。職業上必要な場合や必要以上に他人と接近する場合以外はマスクなくてもいいんじゃないでしょうか??

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