今日は,札幌からエアドゥ・ANAのコードシェア便に乗って東京に帰ってきました。最近どうもボヤきが多いですが,今日も今日とてボヤきです。というか,今日はいくら考えてもわからない疑問。
チケットレスでクレジットカード決済済みだったので,エアドゥのカウンターで道民割引用の「道民カード」とクレジットカードを提示してチェックインしました。すると,搭乗券ではなく「搭乗案内書」というQRコードが印刷された紙(写真右の薄緑のもの)を渡されました。搭乗口でQRコードをかざせばよいので,これは便利と,ここまでは良かった。
続いて保安検査所を通過しようとすると,先ほどのQRコードをリーダーにかざせという。何で?今までそんなことをしたことがない。ICカードで事前チェックインして,チケットなどを持っていないときはこの時点でICカードや携帯をかざして,搭乗券代わりのレシートをもらうことはある。今回はそうではなく,先ほどもらった「搭乗案内書」がすでにあり,そこには,氏名,日付,便名,搭乗区間,搭乗時刻,搭乗口,座席番号などの情報がすべて書かれてある。通常,セキュリティチェックでは,たとえば搭乗券を持っている場合だとその搭乗券を係員に見せさえすればよいわけです。何でここでQRコードをかざさねばならないのか?その理由を係員に尋ねたが「そういうことになっている」の一点張りなので,しかたないので,かざしました。すると,「搭乗口案内」なるレシート(写真中央の白い紙)が印刷されてきた。そこには,氏名,日付,便名,搭乗区間,搭乗時刻,搭乗口,座席番号が書かれていた....っていうかそんなん最初からわかってるじゃん!さっきもらった「搭乗案内書」以上の情報は何も書かれていない。何のためにQRコードかざしたの?何のために余分な紙を出力してんの?
疑問は尽きなかったが,時間もないので搭乗口へ。すると搭乗口では,再度,最初にもらった「搭乗案内書」をリーダーにかざして機内へと向かう。ピッとかざすと,またまた別の紙が.....今度は「搭乗券」と書かれたピンクの紙(写真左)。これには氏名,日付,便名,搭乗区間,座席番号が印字されている。またしても新しい情報はゼロ。というか情報量減ってるし。
さて,搭乗口でピッとやるのは理解できる。しかし,セキュリティチェックでQRコードをかざす必要はあるのか?仮に全員がきちんとチェックを通ったかを航空会社側が把握するため,と考えたとしても,新たな紙っぺらを印字する必要は全くない。さらには,搭乗口でもう1枚印刷する必要も全くない。仮にチェックインカウンターで搭乗券を1枚発行しておけば,それ1枚で済むはずのものが3枚になっている。しかも,3枚の内容はほとんど同じ。・チケットを持っていれば1枚で済み,チケットレスにすると紙が3枚になる...ってこれって本末転倒じゃ??
エアドゥの搭乗システムはANAと共通で,最初の「搭乗案内書」もANAのものだった。ANAのホームページを見てみると,環境省からエコ・ファースト企業に選ばれた,などとあるのですが,果たして.....
現代にもまだまだわからない謎がたくさんあるものです。
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