2009年10月6日火曜日

天才

昨日の夜,NHK-BS2で「東京JAZZ2009 vol.1」の再放送を見ました。放送しているのを知らなくて,先週,たまたまテレビをつけて vol.2 を見た。vol.2 では上原ひろみのぶっとんだ演奏を見て,他の日も見なくちゃなぁ,と思っていました。vol.1は見逃したんですが,再放送があるっていうので,昨夜見たというわけ。いやぁ,これを見逃したらかなり後悔するところだった。上原ひろみ×矢野顕子,神保彰×リー・リトナー,ジョンスコ,ジョージ・クリントンにスカパラですよぉ。いやぁ,よかった。
いやぁ,しかしやっぱり上原ひろみだ。今回は矢野顕子とのセッションだったが,強烈な2つの個性が真っ向からぶつかる瞬間を目撃した,っていう感じですね。正確には録画だし,さらには再放送だから,その瞬間は見てないわけだけどさ。一つ一つの音が立っているっていうか,踊っている。技術に裏づけされたカッコよさがあるよね。弾いているときの表情もいいよなぁ。この人は,なんていうか,天才特有の「ポワーン感」を持ってますよね。何かうまく表現できないけれど,天然とは一味違う「ポワーン感」。浮遊感と鋭さが共存するような感じのさ。.....「ポワーン感」ってポアンカレに似てるな....どうでもいいか。
神保彰バンド(+リー・リトナー)もよかった。僕が高校生の頃はフュージョン全盛だったから,この手の音楽を浴びるように聴いていた時期もありましたね。というわけで,どの演奏も非常に堪能しました。高画質で録画しとけばよかったなぁ.....もっかい再放送しないかなぁ??
夜遅かったが,何か元気をもらいましたね。さて,今日の午後は僕も授業だ。

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