2012年3月30日金曜日

さまざまな再会

今日は僕にとってメルボルンでのさまざまな再会を果たす日。

まずは,午前中,メルボルン大学へ。懐かしのキャンパスに戻って来た。


在外での滞在中,お世話になった Udaya さんと研究打合せ。最近の研究成果と共著で書いた論文についてディスカッション,それと科研費申請でのコラボや,来年東京で開催予定の国際会議に関することなど研究のことがメインだったが,今回のウチの学校の交流プログラムや原発のことなど多岐にわたり,1 時間半くらい話ができた。

Udaya さんは昼,学生と約束があるということだったので,それから僕は,大学近くのコーヒーショップ Seven Seeds でランチ。久々にここのコーヒーを楽しんだ。もちろん,ロング・ブラック。


ランチの後,午後は Brunswick にある Thunder Road Brewing へ。ここのマサコさんとは去年の夏,赤坂の Biervanaビールのフードマッチングを試して以来の再会。マスターブルワーのハービーとは,昨年のちょうど今頃,僕が帰国前にここを訪れて以来,1 年ぶりの再会だった。当時はまだ醸造所がオープン前で,ここで醸造したビールではなく,バララット大学のラボで試験醸造したビールしか呑ませてもらえなかった。今回は実際に稼働している設備やラボの見学と,現在醸造している 3 種類のビールを試飲。


右から Full Steam Pale Lager,Brunswick Bitter,そして試験的に醸造した Shamrock Dark Lager の 3 種。特に僕がいた当時は単に No.2 としか呼ばれていなかったエール,Brunswick Bitter の出来が傑出していた。ボディがしっかりしていて,アロマも華やか。ヴィクトリア州産の原料だけを使った純粋なローカルビール。昨年呑んだときよりも,ずいぶん improve されていて,実際に現地でも大人気だそうで,なんだか僕も妙にうれしい。

その後,夜は Young & Jackson でディナー。今日第1位が発表された The Critics' Choice Australia's Best Beers の中から 3 種のビールが味わえる Beer and Beef Menu で Porterhouse をオーダー。ビールは何が出てくるかおまかせだが,サーブされた順に次の通り。まずは Critics' Choice の第 2 位,Stone & Wood の Pacific Ale。オーストラリア産のホップ Galaxy を使ったパッションフルーツのような香りがするフルーティで爽やかなエール。次は第 1 位,Feral の Hop Hog。柑橘系の香りと強い苦みが特徴のアメリカンスタイルの IPA。今日の食事にはこれが一番マッチしていた。オーストラリアのビールの中では僕のお気に入りの一つでもある。そして,食後に出てきた最後のビールは,第 4 位に選ばれた Holgate の Temptress。カカオとバニラビーンズを使ったチョコレートポーターで,単独で呑んでも,デザートと一緒にいただいても楽しめる。

Hop Hog が出てきたときにホール担当のお姉さんと Feral Brewery についていろいろ話をしていたら,Critics' Choice のベスト 100 が掲載された本をもらった。


この本は 4/1 から店頭に並ぶということだったので,最終日に本屋を物色しようと思っていたが,タダでもらえたとは本当にラッキー。満足感が 2 レベルくらい上がった。

懐かしい人達との再会や懐かしいスポットへの再訪。そしてそれぞれで新しい発見もあった。すごく有意義な一日だった。

学生たちもそれぞれトラブルなく,自由行動を楽しんだらしく,何より。

さては,明日はどんな一日になるだろうか?

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