2009年12月9日水曜日

29年前の昨日

29年前の昨日,12月8日,ジョン・レノンが亡くなりました。まぁ,日本時間なら今日ってことになるね。ボクは当時小学校6年生でした。その頃はビートルズにも特に思い入れはなかったので,新聞記事で読んで知った程度。しかし,衝撃は受けました。しかし,その衝撃は思い入れが強ければ強いほど大きいだろう。僕自身も,今年,忌野氏やトノバンの死についてここで書いたけれど,病気や自殺よりもジョンの場合はやっぱり衝撃が大きい。射殺だもんね。
ボクが学生時代,英会話学校に通っていたころ,仲の良かった英会話講師にゴードン君という人がいます。彼は映画マニアで音楽マニア。そしてビールマニア。ボクがベルギービールを知ったのは,何を隠そう,彼の彼女がベルギー人だったことに由来する。英会話学校では自由会話のクラスがあって,ある曜日はCDを聴きながら音楽について語り倒すという企画クラスがありました。最初はゴードンがCDを持ってきたのだが,そのうちに僕も持ってきたりして,最初は受講者が5~6人いたんだけど,だんだんマニアックになって最後は僕とゴードンだけになったっけ。Steely DanとかTom PettyとかGreatful Deadとか聴いたなぁ。こうやって列挙すると別にマニアックじゃないけどな。音楽ではなく,それに伴うトークがマニアックだったんだな,きっと。Walter Beckerのソロアルバムは聴いたことなかったけど,彼のこのクラスで聴いて,その足でタワーレコードに買いに行ったもんなぁ。ブルガリアのクラリネット奏者 Ivo Papazovを教えてくれたのも彼だった。
あぁ,そんなことはどうでもいいや。そのゴードン。彼はジョンが死んだとき,ライブのチケットを買うために並んでいたそうだ。何のチケットかって? ジョンのライブのチケットだったそうだ。ジョンが当時ライブを予定していたかどうかは知らないし,この話はゴードンの作り話の可能性も高いのだが,彼にしてもそれだけ衝撃を受けたということを伝えたかったのだろうと思います。
今,ゴードン,どこで何してんだろうなぁ。まぁ,このブログ読むようなことはないと思うけどなぁ。
Gordon, if you find this blog and you remember me, please let me know where and what you were doing when John was shot on Dec. 8, 1980. I'd like to know whether what you told me was truth or not.

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