2013年12月22日日曜日

はじめての僕デス

昨日は,日本地ビール協会ビアテイスターセミナーで講師をさせていただきました。
初登板。デビュー戦というわけでした。


自分がこのセミナーを受講していた頃は講師をするなんてことは考えもしなかったですけどね。
まわるまわるよ,時代はまわりましたね。

10時半から,昼休憩1時間半をはさんで,講習会が終わったのが18時(その後,受講者の方々は19時まで認定試験)。午前午後合わせて正味6時間の長丁場。
一応,本業でも(どっちが本業かってツッコミはなし!)授業はやっているわけだけれども,一日6時間しゃべりっぱ,ってのはなかなかない。
さすがに終わったら,喉はからっからでくたびれていましたね。

セミナーで僕が口から話したことは,協会のセミナーとして公に受講者に対して伝える情報になるわけで,いい加減なことは口にできない。
だから,基本,僕の先生でもある田村先生がこれまでのセミナーで話されたことの受け売り以上にはならないわけです。
スライドも受け継いだものをそのまま使っているし,もちろん勝手なこともできないので,ふだん学校でやっている授業とはちょっと雰囲気が違う。
一応,自分なりのアドリブもほんのちょっとははさんだりしたけれども,できることなら,もう少し自分なりのみたいなものをだせればなぁ,という思いも残ったりしました。

受講生は20名くらい。彼らにはどう見えたのかなぁ?
やっぱりちょっと気になるよね。

長丁場だし,それなりの準備はしていきました。で,準備していったことについては,それなりにうまくできたと思うんだけれども,やっぱり難しいのは質問対応
どんな質問がくるかわからないし,すべての質問にとっさに答えるのはかなり困難。
テキトーに答えて嘘を伝えてしまうわけにもいかないので,ここはホントに難しいですね。
自分の足りないところを改めて認識しましたよ。

てか,これって,ウチの学生たちに研究発表させるときにいつも言ってることかもね。
ま,言うたら,同じような立場に置かれてたわけだね。
というわけで,学生諸君よ,質問対応は重要だよ。ホントに。

何とか無事に終えることができて,ホッとはしているけれども,
準備したことのうち,これは言い忘れたなぁ,とか,ここはもっとうまくやれたかなぁ,とか反省点はいろいろ残りました。
次はもっと精度を上げたいし,できれば,自分なりのを出したり,オリジナルの小噺なんかも交えながらできればいいかなぁ,なんてことを思ったりしています。

次があれば…ですけど…てか,次はあるみたいなんですけどね。
とは言え,初登板で6時間全部任されたといえども,まだまだ見習い期間中
これって究極のOJTですねぇ。

受講してくださった方々が,楽しくビールについて,官能評価について学んでくれたのであればいいなぁ,と思っています。

いやいや,精進,精進…

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