2017年6月22日木曜日

国境の壁

学校というところにはホントにいろんな仕事がある。

僕は担任業務の他にもグローバル化推進室というところの委員をしていて、主にフィンランドとの学生交流に携わっている。ウチの学校は2000年くらいからフィンランドの大学と学生交流をしていて、こっちから向こうに数ヶ月派遣される学生もいるし、向こうからも毎年2、3人の学生を半年くらい受け入れている。

昨日はこの秋から半年間やって来る3名のフィンランド人留学生の入国許可申請のため、立川にある入国管理局の出張所へ行って来た。

こんなの教員の仕事じゃないよね?という気がしないこともないんだけど、ウチのガッコは中小企業みたいなところで、国際交流専門の事務職員が雇えるほど豊かじゃないから、仕方ないといえば仕方ない。
#ホントはそういう人材にいて欲しいんだけれども(これはまた今度書こう。)

ぶっちゃけ事前に用意した書類を提出して受付証をもらうだけだし、去年行った時はものの10分か15分で用が足りたので、今回もそんなもんだろう、とタカをくくっていた。

あいにく昨日は大雨だったので、傘さして、愛用している日本野鳥の会仕様の長靴履いて行って来たわけだ。

そしたら、立川出張所、外国人でごった返してる。

番号札引いたら、何と36人待ち


おいおい、聞いてないよ。

窓口は二つなんで、仮に1件5分で処理したって1時間半はかかる計算。

勘弁してよ。

さらに悪いことには、ココ、申請だけでなく相談も受け付けてるから、長いヤツはホンットに長くかかる。しかも、見てると窓口で書類作り始めるヤツもいるじゃない。そりゃ反則だよ。ドルフィンキックだよ(?)。

申請用紙はウェブからエクセルとかPDFで落とせるんだけど、確かに説明がわかりづらい。書類の書き方とか、必要な書類とか、代理申請とか、我々日本人でも少し不安になる。だから、窓口で聞きたいこと多いんだろうな。

コレ、アレだ。税務署の行列にちょっと似てる。

というわけで、個人的には、外国人に罪はない。日本のお役所の体質が悪い、と結論付けて諦めることにした

窓口の小役人にキレても意味ないし。というわけで、ココでグチることにした次第。

結局、3時間近く待たされた挙句、僕の用は5分もかからず終了。なんだかなぁ。

それから学校に戻ったけれど、精神的にも肉体的にも結構ヘビーだったので、事実上、昨日の業務はこれにて終了的な感じ。疲れたのぉ。

だけど、何も雑音が入ってこない3時間が手に入ったので、依頼されていた論文の査読はサクサク進んだ。まぁ、そこら辺をポジティブに考えることにしよう。

でないば、やってられるか。


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