2017年6月16日金曜日

宿命


仕事柄,4色ボールペンを酷使している。

もちろん,メモを取ったり,の普段使いもそうなのだが,学生のレポートや試験を採点したり,論文の査読したり,学生の原稿をチェックしたり,ということで,特に「赤」の出番が突出して多い。赤ばかり減るので,特に色にこだわらないときはを優先的に使ってバランスを取ったりもしている。

色によって使用頻度が全っ然違うし,経済性を考えても本体はできるだけ長持ちさせて,替芯をストックしておいて使い続けている。

これがたまに問題になる。


今使っているのはトンボのReporter Smartというボールペン。
以前はトンボの違うモデルを使っていたのだが,去年の春からこれにしている。

理由はいくつかある。

こんなボールペン,モデルチェンジしたってそんなに仕様は変わらないじゃないのよ,と思うだろうが,そうでもない。実はモデルチェンジされると長さが微妙に変わり,これに伴って「芯の長さ」が変わる

実は今使っているトンボさんのモデルで,僕個人が使っているものはここ10数年で3代目か4代目になるんだけれど,このどれにおいても芯の長さが微妙に変わる。芯が短くなるなら前のモデルに対応したものをハサミで切ったりして再利用できるんだが,長くなってしまうとどうしようもない

僕みたいに一度に替芯を10本とか20本とか買ってストックしておくと,それよりも長くなってしまった場合にはどうしようもなくなり,棚の肥やしにするしかない。経済性を考えたことがかえってアダになるというわけ。

ということで,昨年から今のモデルに鞍替えしたというわけだ。

トンボさん,何とかしてくださいよ。

で,今のモデル。インクがちょっと特殊で「低粘性スマートインク」とかいうやつになっている。テンネンじゃないよ。テイネン性。普通の油性インクに比べて粘度が低く書きやすい上,発色もいいとかいうもの。確かにスラスラ書けて快適なんだが,大きな問題が一つ。

インクの減りが早い。

今までだと,芯を替えるにしても年間に2回か多くて3回くらい。
しかし,去年の春に15本オーダーした赤芯のインクが昨日ですべて無くなった
インクの減り率4倍くらいだよ。

まじか。

というわけで,今朝急いで20本発注しました。

これで来年の秋くらいまでは何とかなるだろ。

もうちょっと燃費(とは言わないかもしれないが)が向上するようにトンボさんには開発努力を期待

だけど,モデルチェンジしても芯の長さは変えないでね

特に,長くはしないでね。おねがいしまーす。

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