2013年11月1日金曜日

終わったのに休めない

今週の日曜日から今日まで,東京で国際会議 IWSDA'13 (The Sixth International Workshop on Signal Design and Its Applications in Communications) が開かれた.この会議は,通信のための符号系列設計の基礎理論,信号設計およびこれらの応用に関する会議で,2001年に第1回が中国は四川省の成都で開かれて以来,今回で6回目となっている。2回目が日本の下関で開かれてからは隔年での開催となっていて,僕は1回目から一応皆勤賞になっている。

会議の規模はあまり大きくはなく,今回はアジアを中心に8ヶ国から70名あまりが参加。 シングルセッションで全員が全プレゼンテーションを聞くことができるところが売り。この分野の重鎮も学生もざっくばらんに議論と交流を深め,和気あいあいとした雰囲気の中で楽しめるところが特徴。ちなみに,発表された論文はすべて IEEE Xplore に掲載されるほか,電子情報通信学会の英文論文誌で小特集も組まれることが予定されている。

4年前に福岡で開かれたときに続き,僕はプログラム委員長(Program Co-Chair)を務めさせてもらった。福岡のときは,現地のお世話は九州や山口県の方々がやってくれていたが,今回は東京開催ということで,現地担当も一部引き受けなければならず,なかなか負担が大きかった。

ま,人に仕事をうまいこと振れればいいのだけれど,なかなかその辺が苦手なもんで,かなり自分で仕事を抱え込み,関係各位にはご迷惑をおかけしたなぁ,と思っている。

実際,会議の開催中には,僕が判断しないと事が進まなかったりすることもあり,常にいろいろなことに気を配らなくちゃいけなくて,かなり疲れた。でも,懐かしい面々との再会があったり,新しい出会いがあったり,研究の面でもそれなりの収穫があったりと,個人的にはすごく有意義だったと思う。

次回は,2015年にインドのバンガロールで開かれることが内定している。インド…初めてだなぁ。
しかも,すでに僕は次回の実行委員会にも加わることがほぼ内定している次第…やっぱインド,行くんだよなぁ。

個人的には今年一番のビッグイベントだったので,これで大仕事が一つ終わった感がある。この週末はゆっくり休みたいところだが,高校の同窓会があるので,明日早朝の便で札幌へ行き,日曜の夕方にトンボ帰りしてこなくちゃいけない。

世間じゃ,月曜日も休みらしいが,ウチの学校は学校公開があり,通常授業
僕も朝イチから専攻科の授業がある。

う~ん,ゆっくり休みたいなぁ…すでに今月の土日は全部予定が入っている辺りが悩ましい。

会議の残務処理もあるんだけどね。

ううむ…


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