2010年2月22日月曜日

生涯現役

今日は午前中,ビザ申請の関係でオーストラリア大使館に行ってきました。ビザが下りるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。
さて,午後は,電気通信大学へ。韓太舜先生のシャノン賞受賞記念ワークショップ「情報数理の遥かな地平」に参加してきました。今回のワークショップの講師は,有本卓先生,甘利俊一先生,長岡先生と韓先生ご自身という4名。長岡先生が唯一,定年前ですが,4人の講演とも,記念講演とはいいつつ,新ネタを仕込む,あるいは仕込もうという意志がひしひしと感じられる熱い講演でしたね。いやいや,見習わねばなりませんよ。忙しい,忙しい,っつって言い訳しててはいけませんね。
聴衆も多彩な顔ぶれでした。この時期,入試などもあるので,来られない方も多かったと思いますが,情報理論関連の研究者を中心に,電通大の関係者,OBなど,たくさんの方が参加していました。懇親会では,僕自身もいつもの顔ぶれに加えて,本当に久しぶりの方々にも会うことができ,貴重な時間を過ごすことができました。
シャノン賞は情報理論界のノーベル賞とでも言っても過言ではないと思いますが,韓先生の受賞をみなさんが自分のことのように本当に心から喜び,祝っているんですよね。僕もその一人。祭りはまだ終わる気配はなく,6月にオースティンで開かれる国際会議ISIT2010での記念講演Shannon Lectureまで続きそうです。僕はオーストラリアから参戦するつもりです。

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