29年前の昨日,12月8日,ジョン・レノンが亡くなりました。まぁ,日本時間なら今日ってことになるね。ボクは当時小学校6年生でした。その頃はビートルズにも特に思い入れはなかったので,新聞記事で読んで知った程度。しかし,衝撃は受けました。しかし,その衝撃は思い入れが強ければ強いほど大きいだろう。僕自身も,今年,忌野氏やトノバンの死についてここで書いたけれど,病気や自殺よりもジョンの場合はやっぱり衝撃が大きい。射殺だもんね。
ボクが学生時代,英会話学校に通っていたころ,仲の良かった英会話講師にゴードン君という人がいます。彼は映画マニアで音楽マニア。そしてビールマニア。ボクがベルギービールを知ったのは,何を隠そう,彼の彼女がベルギー人だったことに由来する。英会話学校では自由会話のクラスがあって,ある曜日はCDを聴きながら音楽について語り倒すという企画クラスがありました。最初はゴードンがCDを持ってきたのだが,そのうちに僕も持ってきたりして,最初は受講者が5~6人いたんだけど,だんだんマニアックになって最後は僕とゴードンだけになったっけ。Steely DanとかTom PettyとかGreatful Deadとか聴いたなぁ。こうやって列挙すると別にマニアックじゃないけどな。音楽ではなく,それに伴うトークがマニアックだったんだな,きっと。Walter Beckerのソロアルバムは聴いたことなかったけど,彼のこのクラスで聴いて,その足でタワーレコードに買いに行ったもんなぁ。ブルガリアのクラリネット奏者 Ivo Papazovを教えてくれたのも彼だった。
あぁ,そんなことはどうでもいいや。そのゴードン。彼はジョンが死んだとき,ライブのチケットを買うために並んでいたそうだ。何のチケットかって? ジョンのライブのチケットだったそうだ。ジョンが当時ライブを予定していたかどうかは知らないし,この話はゴードンの作り話の可能性も高いのだが,彼にしてもそれだけ衝撃を受けたということを伝えたかったのだろうと思います。
今,ゴードン,どこで何してんだろうなぁ。まぁ,このブログ読むようなことはないと思うけどなぁ。
Gordon, if you find this blog and you remember me, please let me know where and what you were doing when John was shot on Dec. 8, 1980. I'd like to know whether what you told me was truth or not.
東京都八王子市にある東京高専情報工学科の小嶋です。 1年間の在外生活ですっかりOZモードになってしまった体内時計と日本式ライフスタイルとの間であえぐ様子を,とくとご覧ください。
2009年12月9日水曜日
2009年12月7日月曜日
家事オヤジ
今日はヨメが友達と食事をして帰ってくるというので,ボクが子供を保育園に迎えに行き,夕食の支度です。今日は,昨日スーパーで買ってきた「かすべ」の煮付と小松菜の煮びたし,それになめこの味噌汁です。和食ですなぁ。ボクが作ると,どうしてもそれだけでは済まず,居酒屋風メニューが追加される。今日は鶏皮せんべい。鶏皮を油をひかずにフライパンでじっくり弱火で焼き,カリカリにします。子どもも大好き。
かすべは子供たちも食べましたね。骨離れがいいし,身もつるんとしてて食べやすいし。軟骨魚なので,ボクは骨もコリコリといただきました。小松菜の煮びたしは上の娘の大好物。これだと青菜を食べてくれるから,我が家では頻度が高い。
居酒屋で思い出したが,先週,「吉田類の酒場放浪記」でウチの隣の駅,京王線「南平」駅前のやきとり屋「よっちゃん」が出ていた。今日,帰りの電車の中で,向かいに座っていた高尾山帰りと思われるおばちゃん4人衆が,南平に着いたところで,「こないだやってたでしょ」「ここ、ここ」「よっちゃん、よっちゃん」「そうそう」などと話していた (^^; 地元の名店か?? 酒場放浪記見てんのか?? まぁ,いいや。そんなに言うなら一度攻略せねばなるまい。ちょっと子連れでは行きづらいけどね。
かすべは子供たちも食べましたね。骨離れがいいし,身もつるんとしてて食べやすいし。軟骨魚なので,ボクは骨もコリコリといただきました。小松菜の煮びたしは上の娘の大好物。これだと青菜を食べてくれるから,我が家では頻度が高い。
居酒屋で思い出したが,先週,「吉田類の酒場放浪記」でウチの隣の駅,京王線「南平」駅前のやきとり屋「よっちゃん」が出ていた。今日,帰りの電車の中で,向かいに座っていた高尾山帰りと思われるおばちゃん4人衆が,南平に着いたところで,「こないだやってたでしょ」「ここ、ここ」「よっちゃん、よっちゃん」「そうそう」などと話していた (^^; 地元の名店か?? 酒場放浪記見てんのか?? まぁ,いいや。そんなに言うなら一度攻略せねばなるまい。ちょっと子連れでは行きづらいけどね。
2009年12月5日土曜日
2009年12月4日金曜日
アリベデルチ山口

ブルワリー。山口は意外にも地ビール王国だったりするわけ。とりわけ,山口市内にある鳴滝ブルワリーはモンドセレクションで入賞していたりするし,なんと言っても湯田温泉から路線バス1本で行ける! というわけで,座長をしたセッションが終わった15分後にはブルワリー目指してバスに乗っていました。湯田温泉通バス停から山口駅を経由して約35分,鳴滝バス停で下車し,さらに坂を上ること10分のところにそのブルワリーはありました。山を切り開いたようなところに南フランスを思わせる庭園と建物(写真上)が......ブルワリー併設のレストランは「サン・レミ・ド・プロヴァンス」というらしいですわ。フランス??
メニューを見ると,パスタとかピザとか書いてあるな....プロヴァンス??? ビールはピルスナー(チェコorドイツ起源),ヴァ

さて,食事と酒を楽しんだ後,まだしばらく時間があったので,山口駅までバスで戻り,歩いて行ける距離にあるサビエル記念聖堂へ行きました(写真中)。ここは別にザビエルが立てたわけではなく,ザビエルが山口を訪

というわけで,今年2度目の山口訪問も無事に終わりました。次はいつ来るかわからないけど。サビエル聖堂から山口駅への帰り道,商店街でゆるキャラ発見(写真下)。「しんまちくん」って.....何がモチーフか今イチ伝わってこないし.....
とにもかくにも,さよなら山口,ありがとう山口。
無事終了?
SITA2009の3日目です。てか,もう日が明けてしまったけど。今日(木曜日のつもりです)は僕とウチの学生の発表がありました。僕のトークはまぁ,小ネタだったので良いとして,ウチの学生の発表は....専門的に近い人が多かったせいか,質問もたくさん出まして,まぁ,本人には教育的だったんじゃないですかね?? 研究発表をしたという意味でも,このシンポジウムの雰囲気を味わったという意味でも,いい経験になったことと思います。質問対応という意味では,もう少し打たれ強いと思ってたんだけどなぁ... >> T
今日は懇親会もあり,そこでもいろいろな人と話ができて良かったですね。今回,僕の発表は符号系列生成に関する内容,学生が話した内容は通信方式に関する内容だったわけですが,今,自分が一番力を入れようと思っていることは,系列を情報ハイディングの分野に応用するという研究です。電子透かしとかステガノグラフィとか。ちょうどSITAに来る前,情報ハイディング研究会に出席して,ここでも,一般講演やワークショップで電子透かしの話なんかを聞いて,いろいろな情報を仕入れるととともに,自分自身の考えを整理することができて,この一週間は非常に充実していました。この一週間に仕入れたことと自分が考えたことは整理して学生にも伝えようと思いますね。来週か再来週に研究室でセミナーをやりますかね。いつもは学生にしゃべらせるけど,次回は僕がしゃべりますか。
自分のトークが終わったら,シンポジウムが終わりのような気がしているけれど,明日の最終日,最終セッションで座長をするんだった.....まだ,発表論文に目を通してないや。ぶっつけ本番でもいいかな?だめかな?
今日は懇親会もあり,そこでもいろいろな人と話ができて良かったですね。今回,僕の発表は符号系列生成に関する内容,学生が話した内容は通信方式に関する内容だったわけですが,今,自分が一番力を入れようと思っていることは,系列を情報ハイディングの分野に応用するという研究です。電子透かしとかステガノグラフィとか。ちょうどSITAに来る前,情報ハイディング研究会に出席して,ここでも,一般講演やワークショップで電子透かしの話なんかを聞いて,いろいろな情報を仕入れるととともに,自分自身の考えを整理することができて,この一週間は非常に充実していました。この一週間に仕入れたことと自分が考えたことは整理して学生にも伝えようと思いますね。来週か再来週に研究室でセミナーをやりますかね。いつもは学生にしゃべらせるけど,次回は僕がしゃべりますか。
自分のトークが終わったら,シンポジウムが終わりのような気がしているけれど,明日の最終日,最終セッションで座長をするんだった.....まだ,発表論文に目を通してないや。ぶっつけ本番でもいいかな?だめかな?
2009年12月2日水曜日
月とダダ
ボクの好きなロックバンドにエレファントカシマシというのがあります。彼らのデビューが1988年。ちょうどボクが大学に入った年で。彼らの音を初めて聴いたのは,大学に入る前,ちょうど入試のころだと記憶しています。彼らの音楽の特徴は低音がしっかり主張したロックンロールにヴォーカル宮本浩次(ひろじ。「こうじ」と読む同
姓同名のミュージシャンもいて紛らわしい。)のがなり声,そして彼が紡ぐ独特の詞と言えましょう。ダダイズムの影響を色濃くたたえた,ときおり厭世的とも言える詞。その言葉の洪水はデビューアルバムから2枚目,3枚目のアルバムとエスカレートしていき,4枚目の『生活』はその極北と言えましょう。収録曲は,「凡人」「偶成」「遁生」など。およそロックの曲名とは思えない。このアルバムは,賛否両論ありましたが,ボクは大好きで,「偶成」なんて聞きながら泣きましたからね。あんな経験なかなかないね。20世紀の名曲です。まぁ,当時はまったく売れなかったわけで,当時から20年来聴き続けている身としては,今そこそこ売れているのが信じ難くはあるわけだけれど,音楽性も微妙に変化してきたしね。
宮本浩次は太宰治の影響を受けていることはたびたび口にしているけれど,中原中也あたりの影響もあるのだと思いま
す。記憶違いだったら困るが,何かで彼自身もそんなことを言っていたのではなかったろうか?確かに,エレカシの曲にも月をモチーフにしたものが多い。「月と歩いた」とか「月の夜」とか「月夜の散歩」とか...中也の詩にも月がたびたび出てきます。意識はしていないのだろうけれども,イメージの源流にはあるのかなぁ?という気がしますね。
で,なんでこんな話をしているかというと,湯田温泉は中也の出身地。街中には彼の歌碑もいくつか立っているし(写真上),SITA2009会場のホテルかめ福から歩いてすぐのところに中原中也記念館というのがあります(写真中)。僕自身も中也の詩には興味があるので,今日の午後,シンポジウムを抜け出して散歩がてら行ってきました。中では,彼の短歌や詩を堪能
できるだけではなく,彼の兄弟や子供の死といったパーソナルな出来事が作品に与えた影響などもわかりやすく解説されていました。ゆっくり見ていたら 1時間半以上かかりました。発表用のスライド作ることなんてすっかり忘れていました (^^;
さて,ここ湯田温泉は白狐が見つけた湯ということで,白狐がマスコットキャラになっています。一番下の写真は駅前にある巨大な白狐です。中也記念館の2階には湯田温泉の歴史に関する展示もあり,そこには白狐が発見した説と,坊さんが見つけた説があるってことでしたが,まぁ,これらも含めて諸説あるそうです。てか,全部作り話じゃん?って疑惑はあるわけですが,そこに触れるのはご法度ですね。ロマンだもんね。
宮本浩次は太宰治の影響を受けていることはたびたび口にしているけれど,中原中也あたりの影響もあるのだと思いま

で,なんでこんな話をしているかというと,湯田温泉は中也の出身地。街中には彼の歌碑もいくつか立っているし(写真上),SITA2009会場のホテルかめ福から歩いてすぐのところに中原中也記念館というのがあります(写真中)。僕自身も中也の詩には興味があるので,今日の午後,シンポジウムを抜け出して散歩がてら行ってきました。中では,彼の短歌や詩を堪能

さて,ここ湯田温泉は白狐が見つけた湯ということで,白狐がマスコットキャラになっています。一番下の写真は駅前にある巨大な白狐です。中也記念館の2階には湯田温泉の歴史に関する展示もあり,そこには白狐が発見した説と,坊さんが見つけた説があるってことでしたが,まぁ,これらも含めて諸説あるそうです。てか,全部作り話じゃん?って疑惑はあるわけですが,そこに触れるのはご法度ですね。ロマンだもんね。
2009年12月1日火曜日
師は風呂

午前中は情報理論研究専門委員会,午後は,情報理論研究会で若手のための講演会でした。若手って言っても,ホントの若手は少なくて,ボク前後の若手もどきが多いと思っていたら,講演者からも「若手と思いたい人」とかいうツッコミが...(^^;
なにはともあれ,今日から4日間,ここ湯田温泉でSITA2009が開催されます。シンポジウムのプログラムを見たら,ウチのヨメと入社同期の人の名前が。僕も会ったことあるので,ひょっとしたら来てるのかも,と思ったら,本人は来ていないようでした。残念。途中抜けてぶらぶら散歩でもしようと思うけど,発表の準備もしなくちゃ...あぁ,風呂にも入らねば...
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