4ヶ月も放置してしまいました。スイマセン。
で、今日は宣伝を一つ(こういう時しか書かないってツッコミはなしで)。
7月16日、新宿御苑駅前の Highbury さんで、「第0回 乾杯!科学とビール」なるイベントをやります。これは、ビールを楽しみながら、アカデミックな科学のトークを楽しもうというもの。トークの内容はビールに関係のないものも関係あるものもあり。実は、僕もスピーカーの一人として登場します。というか、主催者の一人だったりする。
スピーカーはボクのほか、北海道医療大学の安彦善裕先生、彼はボクと同じビアジャッジでもあります。それとサッポロビールの子会社、ジャパン・プレミアム・ブリューのマスターブリュワーである新井健司さんです。この3人が同時に専門の話をするなんて機会は、他ではまずないだろうなぁ。
詳細はイベントの Facebook ページをご覧ください。下のQRコードからもアクセスできます。
で、今日はこのイベントの裏話をお話ししたいと思います。
イギリス発祥の Pint of Science というイベントがあります。その名の通り、パイントでビールを飲みながら、科学の話を聞こうというもので、毎年、5月の終わりに世界100ヶ所以上のバーやパブなどで同時に行なわれるというもの。世界で参加しているのは21ヶ国。アジアではタイ、シンガポール、オーストラリアの3ヶ国だけ(オーストラリアはアジアっつうと微妙だけど。)。日本はこれだけクラフトビール が話題になっている割には、これまで一切行なわれてこなかったというわけです。
だったら、自分たちでやってしまおうよ、とビールと科学の両方に造詣が深いという自覚がある我々が立ち上がったというわけでした。その後、いろいろあって、イギリスの本部と連絡を取ることになり、向こうの担当者とSkype会議をしたりもしました。
そうすると、いろいろなことがわかってきました。実は、このイベントを Pint of Science の旗印の下で開催するためにはいくつか条件があるというわけ。たとえば、一定額を本部に支払わなければならなかったりとか、イベントの実施にあたり、本部と協定書(Agreement)を交わさなければならなかったりとか。
で、その後、実際に本部から協定書の案が送られてきた。これが20ページ以上ある文書で、全部目を通すだけで一苦労。で、実際に協定を結ぶとなると、それなりの利益を出してイベントを成功させる見通しがないと厳しいよねぇ、ということになった。
ということで、実際に今年 Pint of Science を日本で実施することは断念して、まずは、自分たち流でイベントを起こしてみて、どの程度のことができ、どの程度のお客さんにきていただくことができて、どの程度の利益が上がるのか?ということをお試しでやってみようと、そう考えたわけです。だから、今回のイベントは第1回のPint of Scienceを目指しているという意味で「第0回」としているというわけ。
正直、僕らの周りのビール好きには、IT関係の人材が多かったり、お医者さんとか、ボクの同業者なんかもいたりする。こういう人たちにそれなりにアピールするんじゃないかぁ?っていう計算もそれなりにありました。もちろん、それ以外でも、単にビールが大好き!という人に加え、ちょっとアカデミックな雰囲気を味わってみたいという人など、どうせならいろ〜んな人に来て欲しい。それから、ちょっとココが重要なんだが、例えば、イベントのスポンサーになってもいいよ!という企業や団体の方とか、協定書を結ぶに当たって相談に乗ってくれる法律事務所の方とか、そんな方がお客さんで来てくれるとうれしいなぁ、とか、都合のイイコトを考えていたりするわけです (^^;;;;;
とまぁ、この辺はイベントを主催するこちらの腹のうち、というわけだけれど、イベントそのものは、誰が来てくれても楽しめるものにしていきたいと思っているし、自分のトークもいつも以上に工夫を凝らしたものにしようと今、アイディアを練っているところです。
ちなみに僕の話は、ウチの研究室でここ2年くらい取り組んでいるTone Codeという技術に関する内容。携帯電話やWiFiは電波をつかってメッセージを伝えるけれど、電波の代わりに音、例えば、サイレンとか音声アナウンス、音楽なんかにメッセージを乗せておくってしまおうという技術に関する話です。技術的にはまだまだ発展の余地があるものだけれど、実際に会場では音楽を聞いてもらったり、映像を流したりして楽しんでもらおうと思っています。
2番目のスピーカーの安彦先生はビールと健康にまつわる話で、お酒を飲む人なら誰しも聞いてみたい内容、それにThat's Hopシリーズなどで知られるジャパン・プレミアム・ブリューの新井さんから開発の裏話みたいなものを聞けるかもしれません。
美味しいビールを片手に、ちょっと贅沢な午後を過ごしてみませんか?
皆様のお越しをお待ちしております!
で、今日は宣伝を一つ(こういう時しか書かないってツッコミはなしで)。
7月16日、新宿御苑駅前の Highbury さんで、「第0回 乾杯!科学とビール」なるイベントをやります。これは、ビールを楽しみながら、アカデミックな科学のトークを楽しもうというもの。トークの内容はビールに関係のないものも関係あるものもあり。実は、僕もスピーカーの一人として登場します。というか、主催者の一人だったりする。
スピーカーはボクのほか、北海道医療大学の安彦善裕先生、彼はボクと同じビアジャッジでもあります。それとサッポロビールの子会社、ジャパン・プレミアム・ブリューのマスターブリュワーである新井健司さんです。この3人が同時に専門の話をするなんて機会は、他ではまずないだろうなぁ。
詳細はイベントの Facebook ページをご覧ください。下のQRコードからもアクセスできます。
で、今日はこのイベントの裏話をお話ししたいと思います。
イギリス発祥の Pint of Science というイベントがあります。その名の通り、パイントでビールを飲みながら、科学の話を聞こうというもので、毎年、5月の終わりに世界100ヶ所以上のバーやパブなどで同時に行なわれるというもの。世界で参加しているのは21ヶ国。アジアではタイ、シンガポール、オーストラリアの3ヶ国だけ(オーストラリアはアジアっつうと微妙だけど。)。日本はこれだけクラフトビール が話題になっている割には、これまで一切行なわれてこなかったというわけです。
だったら、自分たちでやってしまおうよ、とビールと科学の両方に造詣が深いという自覚がある我々が立ち上がったというわけでした。その後、いろいろあって、イギリスの本部と連絡を取ることになり、向こうの担当者とSkype会議をしたりもしました。
そうすると、いろいろなことがわかってきました。実は、このイベントを Pint of Science の旗印の下で開催するためにはいくつか条件があるというわけ。たとえば、一定額を本部に支払わなければならなかったりとか、イベントの実施にあたり、本部と協定書(Agreement)を交わさなければならなかったりとか。
で、その後、実際に本部から協定書の案が送られてきた。これが20ページ以上ある文書で、全部目を通すだけで一苦労。で、実際に協定を結ぶとなると、それなりの利益を出してイベントを成功させる見通しがないと厳しいよねぇ、ということになった。
ということで、実際に今年 Pint of Science を日本で実施することは断念して、まずは、自分たち流でイベントを起こしてみて、どの程度のことができ、どの程度のお客さんにきていただくことができて、どの程度の利益が上がるのか?ということをお試しでやってみようと、そう考えたわけです。だから、今回のイベントは第1回のPint of Scienceを目指しているという意味で「第0回」としているというわけ。
正直、僕らの周りのビール好きには、IT関係の人材が多かったり、お医者さんとか、ボクの同業者なんかもいたりする。こういう人たちにそれなりにアピールするんじゃないかぁ?っていう計算もそれなりにありました。もちろん、それ以外でも、単にビールが大好き!という人に加え、ちょっとアカデミックな雰囲気を味わってみたいという人など、どうせならいろ〜んな人に来て欲しい。それから、ちょっとココが重要なんだが、例えば、イベントのスポンサーになってもいいよ!という企業や団体の方とか、協定書を結ぶに当たって相談に乗ってくれる法律事務所の方とか、そんな方がお客さんで来てくれるとうれしいなぁ、とか、都合のイイコトを考えていたりするわけです (^^;;;;;
とまぁ、この辺はイベントを主催するこちらの腹のうち、というわけだけれど、イベントそのものは、誰が来てくれても楽しめるものにしていきたいと思っているし、自分のトークもいつも以上に工夫を凝らしたものにしようと今、アイディアを練っているところです。
ちなみに僕の話は、ウチの研究室でここ2年くらい取り組んでいるTone Codeという技術に関する内容。携帯電話やWiFiは電波をつかってメッセージを伝えるけれど、電波の代わりに音、例えば、サイレンとか音声アナウンス、音楽なんかにメッセージを乗せておくってしまおうという技術に関する話です。技術的にはまだまだ発展の余地があるものだけれど、実際に会場では音楽を聞いてもらったり、映像を流したりして楽しんでもらおうと思っています。
2番目のスピーカーの安彦先生はビールと健康にまつわる話で、お酒を飲む人なら誰しも聞いてみたい内容、それにThat's Hopシリーズなどで知られるジャパン・プレミアム・ブリューの新井さんから開発の裏話みたいなものを聞けるかもしれません。
美味しいビールを片手に、ちょっと贅沢な午後を過ごしてみませんか?
皆様のお越しをお待ちしております!
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