2013年10月1日火曜日

非都民

今日は都民の日だったそうじゃないですか。
ちまたの小学校あたりは一斉休業だったらしいですよ。

あれ?ウチの子供たちは,今朝,眠い眼をこすりながら普段通り登校してったなぁ?
土曜日が運動会で昨日振替休日だったから,連休になるのを避けたかな?
(それもおかしな話だが…)

まさか,日野市民が都民と見なされてないなんてことは…

というわけで,都民の日,ググってみると、少し事情がわかってきた。
もともとは都内の小中高校は休みで,一部,大学などでも休みだったとこがあるらしい。
ところが,2002年に公立学校が週5日制になってからは,授業時間を確保するために休みを撤回する学校が増えているってことだ。

なるほど,週休2日の代償として都民が享受すべきノベルティが人身御供に出された格好だ。

ちっ,またこれか。

授業時間を確保することがそんなに重要かね?
少々,少なかろうが,やることやってりゃいいじゃないのよ。

そもそも、子供たちには
  • 長い間机に座ってたって意味がない
  • 手を動かしなさい
  • 時間じゃなくて量をやりなさい
みたいなことをのたまう割には,教育機関自らが時間にこだわっているという矛盾。

まぁ,今や,大学を含むどの学校でも第三者評価とかいうのに晒されて,授業時間の確保だとか,半期15週の確保なんてのが至上命題みたいになっているから,さもありなん,という気がしないでもない。

しかし,この第三者評価とか客観的外部評価とかいうやつ,聞こえは良さそうだが,多分にイケない問題を内包している。なんせ,客観的評価を受けるために,学校側は評価者がわかりやすいような,いかにも評価者に訴えかけるような膨大な客観的資料を自前で準備する。 このことが首を真綿で締めるように,教職員にじわじわとダメージを与え,結果的には教育力を低下させているように見えるんだよな。少なくとも現場からはね。このことが教育サービスを受ける学生や保護者の側にも伝わってるんと違うかね。

そもそも本当に客観的かどうかもアヤシイ。
ビールのジャッジングの方がはるかに客観的。
なんせ,誰が評価しても結果がぶれないほどの客観性と公平性が求められる。
教育機関の第三者評価自体は別に否定はしないけれども(ホントだよ :-P),そこで行なわれている教育の手法,内容や効果をこそ,冷徹に客観的かつ公平に官能評価するようでなければならないし,それができる人材に評価をゆだねなければ意味がないんじゃないかと,時々思うわけ。

おっと,話が拡散しました。

で,何の話だったかっていうと,都民の日。要は

都民の日くらい休ませれ!

ってことでした。休日を撤回するなら,都民の日だけでなく,国民の祝日もやめちゃえばいいだろ?
誰かの誕生日で休んでる場合じゃないだろ?

なんか,危ない感じになってきたので,本日はこれにて終了。


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