今日は,帰省先の札幌から戻った後,暮れに亡くなったある方の通夜に参列して来た。
初めてお話しさせていただいたのは15年余り前,1998年だと思うので,僕が電通大で助手をやって2年目の頃。師弟関係でも同僚であったわけでもないので,他の多くの方々に比べれば,僕は直接の結びつきは薄かった方だけれども,酒席では度々ご一緒させていただいた。今回のことは,とにかく,あまり予期していなかったので,ショックが大きかった。
ちょうど,僕の一回り上の申年生まれ。
あまりに若過ぎる。
あまりに早過ぎる。
実は,今取り組んでいる研究テーマの関係で,話を聞いてもらいたいという思いもあったりして,自分でそういうタイミングを活かせなかった後悔も少しある。タイミングって大事だな,ということと,一日一日を無駄にはできない,ということについて,当たり前だけれども,改めて考えさせられた。
あのバイオリンの音色や低音で豪快に響く笑い声を聞いたり,的確かつ手厳しいコメントをいただけないのかと考えると,ホントに淋しい。
最後にお会いしたのは,たぶん神谷町のあの居酒屋だと思うけれど,いつのことだったか正確に思い出せない。
こんな僕ですが,敢えて親しみを込めて呼ばせていただきます。
白木さん,もっと聞きたいことも話したいこともありました。
旨いクラフトビールを紹介する約束はついに果たせませんでした。
ごめんなさい。
僕に何ができるわけでもありませんが,天からあの低い声で叱られないように精進します。
心より,ご冥福をお祈りいたします。
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