年度末は最後の成績をつける時期でもある。この時期になると,いつも思うことがある。
試験に遅刻したり,稀だけれども試験を無断欠席したり,あるいはレポートなど提出物の〆切を過ぎたりする学生がよく
すみません…
と謝る。
よくよく考えるとこれって不思議だよねぇ。謝られたって,そもそも我々教員は特に困ってもいないし,迷惑も被っていない。
困るのはどっちかってと,学生本人だろう。僕らじゃない。謝られても,ねぇ??
まぁ,提出物が〆切に間に合わない学生なんかの場合は,催促をしたり,試験をサボって単位を落としそうな学生がいたら,進級が可能かどうかを担任に確認したり,そういう仕事は確かに増えるが,これは我々の通常任務の一部で,果たさなくてはならない義務だ。
試験の出来が悪くて,補習や追試をすることもある。私立なんかだと有料になるケースもあるが,ウチの場合はもちろん無償。その程度のサービスも任務のうちだし,学生指導の一環と考えている。
それに謝っている学生は,
私のために追加指導させてしまうことになり,
先生の負担を増やしてしまってすみません
ということで謝っているわけじゃ,たぶんないだろう。
そうなんだよ,不思議なんだ。
なぜ,謝る?
ま,完っ全に開き直って,再試験受けたり,レポートの催促してもらうのが学生の権利だとか主張される(そんな学生がいないことを願う…)よりはマシだが,やっぱり謝られる筋合いはない。
謝る前に,言うこととか,やることがあるだろう?
下げる頭は肝心な時のためにとっておいて,行動すべきことをすれ!(←北海道弁)
さて,今年は何人,頭を下げてくるかな?
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