2009年6月19日金曜日

衰弱

やられました。完っ璧に風邪ひきました。何が悪かったかな?出張で夜更かししすぎ??そんなの日常茶飯事だしなぁ。やっぱ疲れてんのかな?
しかし,こんなときに限って宿直舎監です。宿直は今日が今年のラストです。明日は日直ということで一日学校にへばりつきです。こういうときは仕事がはかどるんだけど,この体調じゃなぁ…
さて,今週,前期中間試験の成績一覧が担任に配布されまして,ウチのクラスの学生たちの最初の成績を見てみると......まぁ,よくできた学生は置いといて.....心配なのが多いこと多いこと。それで,夕方Gatesさんと話し合いまして,来週から成績アップ大作戦を開始することになりました。具体的には,物理,数学,英語(Listening)の成績が悪い学生には,科目教員のところに参じて直接アドバイスをもらい,科目教員から確認のサインをもらってくる,というのが一つ。特に心配な学生数名については,毎日の学習計画表を立てさせて,実績を自己チェックし,週1回,チェックシートを担任に提出,というのをやってみようと思っています。学生の自主性をある程度はもたせつつ,勉強する癖をつけさせて,さらに状況を担任が把握する,というのを一気にやってしまおうという,まぁ,ある意味苦肉の策なんですが.....
えー,自覚のある学生諸君,来週をお楽しみに。あとは君らのやる気の問題です。
さて,今日は無理しないで,点呼取ったら早く寝よ。

2009年6月18日木曜日

業務連絡

業務連絡,業務連絡。
第4回信号設計とその通信への応用に関する国際ワークショップ(IWSDA'09)の論文投稿〆切は明日6月19日でしたが,諸般の事情により2週間延期して,7月3日とすることが決まりました。系列設計,符号理論,情報通信,信号処理などの研究者の皆様,ぜひ積極的なご投稿&ご参加をお願いいたします。会議は福岡港に面した福岡国際会議場で10月19日から23日まで開催されます。10月21日の夕方には,オプションで歌舞伎公演をご覧いただくことも計画しております。会議参加登録時に申し出ていただければ,チケットの確保をしたいと思います。また,本国際会議に投稿された論文を中心として,電子情報通信学会英文論文誌(EA)で,2010年後半に「信号設計とその通信への応用」特集号を企画する予定です。この分野の世界中の研究者と交流を深め,研究を発展させる良い機会と考えます。〆切まで2週間と迫っておりますが,ご検討くださいますよう,お願いいたします。
以上,業務連絡でした。

2009年6月17日水曜日

目的達成

 今日は午前中,宇部高専の畑村先生と吉田先生を訪問。畑村先生が授業で取り組んでいるプレゼンテーションの話や,吉田先生が中心となって進めている宇部高専のGPの話などを伺いました。SPHERE TOKYOの説明もして,お互いにいろいろと関連のある部分がありそうで,大変参考になりました。学生に英語でプレゼンをさせているとQ&Aセッションでどう発言を増やそうかというのがテーマの一つになるんですが,畑村先生とのやり取りを通して,一つヒントをつかみましたよ。ありがとうございます。また,吉田先生との話では,ウチの学校でも始めようとしている海外インターンシップに関する話が聞けたことが収穫でした。ウチの某先生にも教えてあげなくちゃ。
宇部高専を後にしたのが10時過ぎ,昼に再び山口大の松藤先生らと合流することになっていたので,それまでの時間,宇部高専のもう少し東にある常盤公園を散策することにしました。ちょうど,あじさいと菖蒲が見ごろで,なかなか良かったですね。 この公園は花もあれば,大きな湖もあれば,そこかしこに白鳥やペリカンがいるわ,遊園地も併設されているは,と何でもありの大きな公園でしたが,個人的に惹かれたのは,彫刻の森。箱根とか札幌にもありますけど,ここのはちょっと違う。なんというのか,工業的.....廃物の鉄骨みたいなサビサビの鉄板や棒を使ったオブジェみたいのが芝生の上に林立している。これはなかなか珍しかったですねぇ。こういうの, 嫌いじゃないよ。
昼食を松藤先生,松元先生,戒田先生と一緒にとって,午後は,IWSDA'09の打合せ&実作業。会議の大まかなタイムテーブルや参加料,予算,オプショナルイベントで歌舞伎講演を見たり,海の中道公園へのエクスカーションを計画したり,というようなこともトントンと決まり,大体作業の先が見えてきました。そうそう大事なこととしては,今週末に迫った論文投稿〆切を2週間延ばすことも決定。明日東京に帰ったら公式アナウンスをリリースしようと思います。 みなさん,論文出してよー。お願い!

2009年6月16日火曜日

感動のエール

 今日で研究会も終わり。最終日は今年NECから東大に移られた山西健司さんの講演でした。山西さんには学生時代から数回お会いしたことがありますが,電通大の助手時代にゼミに来ていただいたとき以来お会いする機会がなかったので,おおよそ10年弱ぶり,ということになるのではないかと思います。何かヘンな質問をしてしまって後悔していますが.....
さて,研究会が開かれた九大の西新プラザというところは,福岡の百道地区といわれる界隈にあり,ロビーからヤホードームが見られたりします。また,近くには,「サザエさん発案の地」なるモニュメントも....なかなか奥が深いです。
 研究会終了後,数名で昼食を取り,その後,地下鉄に乗って,あるところへ向かいました。あるところというのは,地下鉄七隈線「別府」駅(「べっぷ」ではなく「べふ」)近くにあるブルーマスターさんです。店頭で試飲ができるということで行ってまいりました。
お店はこじんまりとしていて,小さいテーブルがあるのと,後は店頭販売のカウンターがあるだけという感じ。ただ,テーブルからは,煮沸釜など,ブルワリーの内部をつぶさに見ることができます。中にはオーナーの加藤さんの姿が。
さて,まず最初に頼んだのは,特徴がありそうな2品。「かぼす&ハニー」と「ヒーリングタイム」。前者はかぼすの果汁と蜂蜜,後者はコーヒー豆を使ったビールです。かぼすの方は,かぼすの苦味と酸味が強く聞いていて,今日のような暑い日に合うさっぱり系のビールでした。ヒーリングタイムは,コーヒーのふくよかな香りもさることながら,独特の酸味が利いていました。加藤さんと話をするチャンスがあったので伺ってみると豆の特徴によって酸味が出ることもあるのだとか。
さて,この2品を飲み干した後,お店と同じ名前を持つこちらの看板商品,「ブルーマスター」(写真)に挑戦。バラの花のような華やかなホップの香りと,しっかりとした苦味が特徴的な逸品でした。これはうまい。副原料を使った特徴的なビールも良いけれど,ボクとしては,シンプルな原料で特徴的な味わいを出しているビールに惹かれるので,これは好きですねぇ。いわゆるイングリッシュ・ペールエールというスタイルで,僕の好きなスタイルではあるけれど,これだけしっかりした味わいのものはなかなかないっスよ。最近,いろんなブルワリーが特徴的なエールを出しているので,敵は多いですが,かなりいい方に入るんじゃないでしょうか? 秋にまた福岡に来るので,絶対にまた訪れようと思います。
店を出てから気がついた。どうせブログに載せるのなら,加藤さんと一緒に写真を撮ってくればよかった!戻るのもナンなので,10月に来たときに忘れないようにしようと思います。加藤さん,よろしくお願いしますね。
この後,宇部へ移動して,夜は山口大学の松藤先生,松元先生と近畿大学の戒田先生と打ち合わせを兼ねて食事。IWSDA'09の打合せが実はこの場で済んでしまったような気も.....まぁ,この夜の打合せを受けて,明日はメールを書いたり資料を作ったり,実務作業をすることになりそうですね。結局,ホテルへ戻ったのは夜の12時近かったです。毎日なかなかヘビーだ.....

2009年6月15日月曜日

北か南か

 今日は研究会2日目。若干,昨日の酒が残っているか....でも,講演の内容が濃かったんで,アルコール分はすぐに脳から抜けた感じです。今日は朝から夕方まで6時間近くにわたる長丁場だったので,さすがに疲れたけれど,心地よい疲れですなぁ。
終了後はまた懇親会。今日は中洲のちょっといいお店で海鮮料理です。「河太郎」という店でしたが,うまいイカが食えると統数研の池田さんのたっての希望だったとか。で,確かにイカはうまかった。イカといえば,僕の場合,どうしても函館の活イカ!って思ってしまいますが,北で食っても南で食っても,活きのいいのはうまいですね。透明感も甲乙つけがたい。食い物は北でも南でも東京から離れると旨いですねぇ。.....いや,東京にも美味いものはあるけどね(根拠のないフォローだ…)。

当時の面影は…

えー,昨晩アップしようと思った話を諸般の事情によりアップできなかったので,一日遅れで書きます。








今日(14日)から水曜日まで,4日間の日程で福岡と宇部に出張です。今日は早朝に家を出て,午前中のうちに博多に着きました。今日から3日間,九州大学西新プラザで「log P の情報学」という研究集会があり,それに出席します。久々に純粋な研究の香りを堪能できそうです。仕事に疲れた脳をリセットしたいと思います。研究会は13:30からで,少し時間があるため,ホテルにアーリーチェックインして,博多の少し北,松本清張の「点と線」の舞台となった香椎駅近辺を散策しようと思い,電車で出かけました。
香椎のあたりは小説の面影はもうない,という話でしたが,確かにその通りでした。上の4枚の写真は,左からJR香椎駅とその前の路地,西鉄香椎駅とその前の路地を写したものです。右上の写真に写っているタバコ屋は東映の劇場版で果物屋だったところだとか。どちらの駅舎も新しくなって昭和の匂いはしませんね。残念ながら。ちなみに右下の写真の道(ラーメン屋と釣具屋の間の道)を少し行って右に折れ,道なりに歩いて行くと香椎海岸に出ることができます。










上の4枚の写真は,西鉄香椎駅から海岸までの道すがらの風景,最後の写真が香椎海岸です。左上の写真のように駅から少し歩くと,もうほとんど更地になっています。これから何か建つんだろうか??立っているのは比較的新しめのビルなんかが多いんですが,右上の写真に写っている「香椎中央商店街」は昭和の香りプンプンでいい味を出していました。左下は海岸に出る途中で渡る「御島橋」。よく見ると昭和11年3月と銘打たれています。小説の当時,昭和30年代にもこの橋はあったと思われますね。まぁ,今はほとんど橋という印象ではありませんが...香椎海岸もかなり整備が進んでいて,リゾート地風な風情ですね。海岸沿いに大きなマンションが建っていたりして,殺風景なイメージとは程遠い感じです。










香椎海岸から西鉄香椎駅に戻って,西鉄電車で市内へ戻りました。上の写真のように西鉄電車はちょっと昭和の香りです。最後の写真は,昼に食べた「めんちゃんこ」です。もつ鍋に麺が入った,時間のない旅行者にはもってこいの代物ですね。
午後からの研究会は,本当に頭のリセットになりました。普通の人には log P って何??って感じでしょうが,確率の対数をとったもの,対数尤度と呼ばれるものですね。これは,統計学や情報理論,学習理論なんかで非常に大きな役割を果たすものです。この研究会は,物理学者,数学者,数理工学者(と言っていい??),統計学者,情報理論の研究者などが集まって,好きなことを話すという,ヒジョーに魅力的な内容で,はるばる来てよかったと思わせるものでした。ボクは現在の研究テーマである系列とか通信の世界に入る前は,神経回路とか学習をやっていたので,懐かしい方々にも久々に再会できました。
終了後は懇親会。最後は,京大の田中さん,名工大の和田山さん,統数研の池田さん,和歌山大の葛岡さんと12時近くまで中洲で飲んでました。これが昨日のうちにアップできなかった理由です。あしからず。

2009年6月13日土曜日

70年代の匂い

 今日は城西大学エクステンションプログラムというので,キネマ旬報創刊90周年記念特別セミナーとして「愛のコリーダ」が誕生したいきさつをプロデューサーである若松孝二氏が語る講座があり,参加してきました。本当は受講料2500円で,もちろん,この程度の出費は当たり前なのだが,映画検定合格者は無料で受講可能ということで,これまたウレシイ。時間ぎりぎりに言った割に最前列が取れましたv 
トークでは,藤竜也と松田暎子のキャスティングに関する話や,渋谷の高利貸しからトイチで金を借りて制作を開始した話など,プロデューサー若松孝二の本音が聞けてなかなか面白かったです。
大島渚監督作品は反体制的なものが多く,すごく好きなんですが,一つ挙げるとすれば,やはりこの作品になります。まぁ,いろいろと曰くつきな作品であることは皆様ご存じのとおりです。昨年公開された若松監督自身の『実録「連合赤軍」』もまたすばらしい作品でした。この講座に参加するにあたって,2本の作品に思いを馳せてみると,ちょっと気になることがあったので,質問してみました。
その質問とは,次のようなもの。昨年の「連赤」は現代の役者で現代に撮影されているにも関わらず,70年代の空気感が手に取るようにわかるという意味で臨場感あふれるものでした。対照的に「愛のコリーダ」は,昭和11年に実在した阿部定事件を題材にしているにも関わらず,この映画が撮影・公開された70年代の匂いや空気感がプンプン漂ってくる作品なわけです。時代の「香り」じゃないんだな。「匂い」という言葉がやっぱり似合う。生き物としての人間の匂い,生のエネルギー,ふつふつと沸騰して今にも爆発しそうな「くすぶり」にも似た空気,そんな感じが漂っているわけ。これが,製作者側が意図して漂わせたものなのか,意図せずとも必然的にこうなってしまったのか,あるいは,映画を見る側の錯覚としてそのような感覚を覚えているだけなのか,どれなんだろう?と。
若松監督の回答は,必ずしも的を得たものではなかったけれど,昭和11年は226事件があり,一方,この映画が公開された頃には70年代の学生運動があったりと時代の奔流の中で若者のエネルギーが爆発するような空気があって,それは必然的に作品の中に影を落としているように思えるわけですね。意図したといえば意図したんだろうし,このあたりの物語を紡げば,必然的にそういう空気が漂うのは当たり前といえば当たり前なのかもしれません。愚問だったか。
しかし,70年代の匂い,というのはやはり人間の汗のにおい,肉体の匂い,動物としての人間の匂い,生のエネルギーというのがボクのイメージなんですよね。しかもこの作品で描いているのはある意味究極の愛の形,感情のエネルギーの暴発とも言える。ボクは人間様も哺乳類の一種であるにすぎない,という考え方をすることがよくあるわけですが,そういう意味では,「愛のコリーダ」は人間の動物としての根源的なテーマを可視化したもの,とも言えると思うわけですよ。一方,「連赤」の方はというと,イデオロギーというものを持ってしまった人間と,人間どうしの間に働くある種の物理的相互作用が化学反応を起こすことによる悲劇を描いているようにも思えるわけです。そういう意味でも対照的な感じがしますね。そういえば,大島には「マックス・モン・アムール」なんて作品もありますね。それもある種の愛の形。
昨年,「連赤」公開時のトークショーでも若松監督の話を聞いているわけだが(写真はその時にいただいたご署名),今回は,すごくおだやかで,好好爺という印象で登壇され,なんかいつもと雰囲気が違うなぁ,という感じでした。ただし,話が赤軍や足立正生の話に及び始めると,なんとなくトークが熱を帯びてきてボルテージが上がって,いつもの若松監督の迫力が出てきたようで,さすがでした。この後10年で5作は撮りたいというのにも改めて敬服。とにかく次の作品(芋虫),次の次の作品(山口二矢の話?)も楽しみです。
ボクが大学に入ったのは80年代も終わりで,シラケ世代どころか,バブルの全盛期でした。それでも,ボクは高校の自治委員長だったというだけで,入学した途端にその筋の学生からも事務部(学生部など)からもマークされていたフシがある。大学1年の時,大学祭の実行委員会に入って活動してたんだけど,某先輩に「小嶋,こえー」とか言われた記憶があります。こちとら,高3の時,最初の委員会をサボって欠席裁判で委員長にさせられただけなのに…そういう意味では当時の大学は今よりも少し(かなり)怖かったのかも知れません。学祭の実行委員会はセクトじゃなかったですよ,少なくとも僕のいた当時は。というか,セクトとかノンセクトなんて用語が出てくること自体怖いか。すいません,不穏な話でした。